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料理上達の伸びしろを可視化する、伸びしろチェックシートをつくりました
こんにちは。クックパッドで「たべドリ」というサービスをつくっている、すどうといいます。
いちいちレシピを見なくても、あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。
上達に必要な3要素
料理に限らずなんですが、あらためて上達に欠かせない要素ってなんだろ?と考えてみると、次の3つが浮かんできました。
好きなモノ・コトをやる
伸びしろを可視化する
視覚的に達成感を得る
1つ目が特に大事で、とにかく好きなことをやるのが一番だなぁと思います。好きこそものの上手なれというやつですね。
2つ目も大事で、いずれできるようになりたいけど、いまできていないコトというのは、その人にとっての伸びしろなわけです。伸びしろがどれだけあるかが目に見える状態になっていると、上達のための計画を立てたりする上で役に立ちます。
3つ目は、モチベーションを維持したり、自信を持つために重要です。シールをひとつずつ貼っていくとかで全然いいんですが、これも目に見えるようになってると良い。
というわけで今回は、料理の伸びしろチェックシートというものをつくりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1644894118083-dxraK0XNRX.png?width=800)
使い方
シートは書き込み式なんですが、試しにやってみますね。
自分は無類のねぎ好きなので、まずは好きな食材の欄にねぎと書きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1644893768528-l2VFAQCfYV.png?width=800)
次に、普段どんなふうにネギを食べているかを思い出して、該当する欄に料理名を書き込んでいきます。例えば最近「ねぎのみそあえをつくったな〜」と思ったら、和風 ✕ あえるの欄に、みそあえと書きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1644894215069-e61M1H7skW.png?width=800)
ちなみに、つくったみそあえはこんなやつです。ねぎを焼いて、ごま油と味噌と砂糖を合わせたタレで和えました。
![](https://assets.st-note.com/img/1644895503379-dFHqUeM9c0.png?width=800)
以下同じ要領で、思いつくところをバシバシ埋めていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1644895942141-lorHNbL6h3.png?width=800)
照り焼きはぶりの照り焼きなんですが、自分的にはぶりの旨味が染みたねぎの方を食べたくてつくってたりします😅
![](https://assets.st-note.com/img/1644896278658-hVjQpHGcaC.png?width=800)
ねぎ塩あえはこんなやつ。刻んだねぎをごま油と鶏ガラとかで味つけして、ゆでた砂肝とあえました。
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こがしネギソテーというのはこんなのです。ネギを炒めて、焼いた豚ロースにのっけて食べる。ガーリック&ペッパーな味なので、洋風かなと。
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スマホのカメラロールを見ていたらこんなのもありました。あおねぎたっぷりのチヂミ的なやつです。
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煮るのはなんかあったかな?と思ったら、ねぎ以外にも具材がいっぱい入った中華煮がありました。鶏ガラで味付けして、最後に片栗粉でとろみつけたやつです。
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さて、このへんで「もう思いつかない!」となったわけですが、このあいている空白地帯が自分にとっての伸びしろです。
![](https://assets.st-note.com/img/1644897604545-pkSmnNwT8E.png?width=800)
いや、伸びしろというより、楽しみしろと言ったほうがいいかもしれません。だって、大好きなねぎを楽しむ余白がまだまだこれだけあるわけですから!
伸びしろを埋めよう
伸びしろが可視化されたら、次にねぎを買ってきたときに、この空白地帯を埋めに行くわけです。
例えば、空欄になっている、ねぎの洋風の和え物ってどんなものがあるだろう?とググってみたりするわけですね。
ちなみに、たべドリのコンテンツを覗いてみると、長ねぎのピクルスというのがありました!
![](https://assets.st-note.com/img/1644898068217-rMOcps3aGt.png?width=800)
ほかには、洋風 ✕ 煮るとして、長ねぎのオイル煮が。
![](https://assets.st-note.com/img/1644898238598-ifGlgmy18y.png?width=800)
中華 ✕ 炒めるとしては、ふわふわな卵炒めがありました。これ、トマトでやったことあるけど、確かにねぎでやっても美味しそう!
![](https://assets.st-note.com/img/1644898384941-ZyrDpGqBps.png?width=800)
最後に洋風 ✕ 揚げるとして、シンプルなフライが。
![](https://assets.st-note.com/img/1644898474108-uiT9iNxMpP.png?width=800)
いや〜こんな感じで伸びしろがまだまだあるなんて、ねぎ好きとしてのワクワクがもう止まりません!和洋中 ✕ 5つの調理法 = 15品のレパートリーがあれば、どんな献立にも対応できるしね!
スキをきっかけに上達しよう
好きこそものの上手なれと書きましたが、大好きなねぎをおいしく食べるためなら、面倒くさそうなフライだってやってみようかなと思えるわけです。
そうやって、好きなものをきっかけに「フライって意外と簡単だな!」という気づきを得ればしめたもの。どんどん料理が上達していきます。
「料理できるようになりたい!」と思って一念発起し入門本を買ってはみたものの、載っていたおいしそうなレシピを2〜3品つくって満足しちゃった人、少なくないんじゃないかと思います。
そんなときにこのシートがあれば、
好きなものを軸に上達できる
伸びしろ楽しみしろが見えてワクワクできるどんどん埋めて達成感が味わえる
ので、続けられるんじゃないかな〜と思い、つくってみました。
---✂️--- おしらせ ---✂️---
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