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読書感想┊︎「アサーション」を知って驚いたこと

アサーティブとは

自分も相手も大切にした自己表現のこと。
自分の自己用減の権利を活用して自ら自分を表現し、同時に相手の自己表現の権利と自由を尊重しようとする考え方。

書籍の紹介

本書では自己表現の種類を大きく三つに分類しています。
「非主張的自己表現」「攻撃的自己表現」「アサーティブな自己表現」
この三つです。
自分の言いたいことを言うのが苦手なわたしはごりごりの「非主張的自己表現」です🥹
結構ぐさぐさ刺さる部分もありましたが、勉強になりました!

読んでいて驚いたことが2つありまして。
ひとつめは、アサーションは日頃のものごとの見方や考え方から出発する。
ふたつめは、怒りの感情についての解説。

このページではひとつめの事柄について書いていきます。
ふたつめの怒りについてはこちらのnoteにまとめています✍🏻

アサーションは日頃から

わたしは、コミュニケーションが上手くいかない時のお助けツールがアサーションであると思っていました🧐
だから日頃のものの見方や考え方から出発する、というのが驚きだった。

本書の中には、日頃のアサーション度を確認するための8つの質問が設けられていますり
そのひとつ、「人を傷つけてはならない」という問いがわたし的には印象的でした。

この問いに対して3つの回答を用意します。
回答Aでは、5段階評価でどのくらい強く「人を傷つけてはならない」と思っているか答えます。
回答Bでは、それは誰の考えか。自分 or 知人 or 常識
回答cでは、どうしてそう考えるのか。自分の経験 or 他者の体験を見聞きして or 多くの人から教えられて

わたしは「人を傷つけてはならない」と割と強く思っています。
それは学校などの世間で、常識として身に付けたものあり、人を傷つけたら怒られる・嫌われる・謝罪を求められる・めんどくさい事態になる、などの経験に基づくものでもあります。
わたし自身の考えとは言いきれない部分があるんだな〜と知って驚きました。

そして以外であったのが、「人を傷つけてはならない」と親から習った印象深い出来事が全く思いつかないこと。
わたしは親に対して、「どうしてこんなにも、自分が人を傷つける可能性に鈍感なんだろう?」と疑問を強く持っていました。
「人を傷つけてはないない」という概念がない、もしくは概念が弱い人間なのだ、と思うと腑に落ちる。

こんなふうにどう違うのかが具体的に理解できると、不要に傷つくなどの感情損失が減りそうです。
今までは「どうしてこんなひどいことができるの?」と自分がひどいと思う行為をされていることに深く傷つくだけだった。
「相手はひどいことしていると思っていないんだ」という解釈に立てれば、「そういうことをされるとわたしは傷つくのでやめてほしい」と伝えよう、という視点に立てる気がする。
そうすると落ち着いた状態での対話に繋げることができそうだし、「アサーションは日頃から」というのに納得できます。

そして「人を傷つけてはならない」に対してわたし自身はどう考えるのかをアップデートしてみたいと思いました!
これもnoteに書けたらいいな…!



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