ストレス解消法迷子のあなたへ
わたしはストレスを溜め込んでしまうタイプで、中高生の頃からストレス解消法に悩んできました。
最近、ストレスと上手く付き合えるようになってきたな～と思います！
役だった知識、ストレス対処を難しくさせていた固定概念などをお話します～！
ストレスとは
ストレスとは、ストレッサー×ストレス反応の組み合わせのことを言うのだそうです。
この二つは必ず対になっています。
ストレッサーという言葉を聞いたことがある人は多いんじゃないでしょうか。
ストレッサーとは、ストレスの原因となる出来事や人物のことをいいます。
我々はストレッサーとぶつかり、ストレスを感じるとストレスに対処するための行動を取ります。これをストレス反応と呼びます。
ストレス反応は四つのカテゴリーで捉えることができます。
①「認知」その出来事の捉え方、頭に浮かぶイマージ
②「気分・感情」その出来事により刺激される感情、心に浮かぶ様々な感情
③「身体反応」生理現象（汗が出る、体がこわばる、心臓がぎゅっとなる…）
④「行動」ストレッサーに対しとった振る舞い（固まる、濁す、戦う…）
②「気分・感情」と③「身体反応」は自然と出るものなのでコントロールできません。
ストレス対処（コーピング）で①「認知」と④「行動」にアプローチしますが、「認知」と「行動」が変われば「気分・感情」「身体反応」にも変化が出てきます。
マッチング
ストレスを感じたときは、自分がどのような反応をしているか、上記の①～④をポイントに確認します。
そこから「このストレスにはこの対処法」というように、いろいろ試しながらマッチングしていく作業が必要になります。
寂しい時に、人と話したら気が楽になる場合と、好きな映画を観たら癒される場合があるように、ストレスごとに自分が求めているものって違うみたいです。
ストレス対処方はひとつだと思っていた
わたしはストレス対処方はひとりひとつなのだと思っていました！
一時期、悩みすぎて会う人みんなにストレス解消法は何ですか？と聞いて回っていました。
「こっそりコンビニスイーツを食べる」
「飲みに行く」
「寝たらスッキリ」
みんななにか一つを答えるので、ひとりひとつだと思っていたんです。
でもストレスごとにマッチングが必要だと知って、絶対に助かるたったひとつの方法を求めているから難しいのだと、ものすごく納得しました。
コーピングリストを作ろう
色々試してみるとは言っても、いざストレスが溜まったら、なにしたらいいかわからなくなると思います。
なのでコーピングリストを作っておくと役立ちます。
コーピングリストとは、ストレスを癒す効果がありそうなことを箇条書きにしたリストです。
そこからいろいろ試していって、その時のストレスに合うものを見つけていきます。
コーピングリストはあまりお金がかからず気軽にできるものをなるべく沢山用意します。
例えば
・好きな映画をみる
・靴下を履き替える
・紅茶を飲む
・散歩する
・「大丈夫だよ」と自分に声をかける
いろいろ試しているうちに、自分の傾向が掴めてきます！
こういう寂しさの時はこの映画を観たらいいんだ！とか、感情的な時に知識を入れると自責の材料にして悪循環だからやめたほうがいいな～とか。
ご褒美を用意するよりも、甘いドリンクを飲みながら仕事するほうがストレスがたまらないとか！
大きなストレスを感じても、受け止められる自己の器が自然と広がっていきます。
ストレス解消法迷子の方はぜひお試しあれ～！