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#高校生の本棚

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高校生のぼくが出会った、素敵な本を紹介します。メインは小説かな。
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【村上春樹】走るときについて語るときに僕の語ること

【村上春樹】走るときについて語るときに僕の語ること

久しぶりに図書館に行って、本を手に取った。

それが、村上春樹の「走るときについて語るときに僕の語ること」

何日か前、マラソンの元日本記録保持者の大迫傑が、インスタで紹介していた。現役の陸上部員であるぼくは、否応なしに読んでみたくなり、思わず図書館に足を運んでしまったのである。

村上春樹に関しては、以前「ノルウェイの森」だけ読んだことがある。

高校生のぼくからすれば、その作風はいわゆる「文学

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【高校生の本棚】夏休み

【高校生の本棚】夏休み

こんにちは。ダイです。
さっそくですが、高校生1回目の夏休みが、そろそろ終わろうとしています。待て待て、早いって。

サラリーマンの父親からは羨ましがられる1カ月以上の夏休みも、いざ過ごしてみるとあっという間に過ぎ去るんですよね~。不思議でしょうがない。

もちろん高校生の夏休みですから、いわゆる「青春」っぽいことをしてみたいわけですが、これが意外と難しい。友達と予定が合わなければ、何かをするお金

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【高校生の本棚】羊と鋼の森

【高校生の本棚】羊と鋼の森

さて、前回に引き続き「#高校生の本棚」ということで。高校生のぼくが太鼓判を押す、とある小説を紹介します!

そして今回ももちろん、僕が好きな、起伏は少ないけど読んでいて幸せになるような、そんな小説です。

それがこちら。「鋼と羊の森」。

「鋼と羊の森」ーちょっと不思議なタイトルですよね。
タイトルからどんな内容が想像できますか?お時間のある方は、ちょっと思い浮かべてみてください。

鋼。そして羊

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【高校生の本棚】彼女のこんだて帖

【高校生の本棚】彼女のこんだて帖

さて。今日は短編小説を紹介します。
それがこちらの、「彼女のこんだて帖」

とりあえず言いたいことは、心が温まる、ほっこりとした幸せな短編集だということ。

どの短編にも共通して、「ちょっとした悩み」を抱えた主人公がでてきます。そんな主人公たちが、他愛もない料理を通じて、日々の些細な幸せに気づいていく。そんなストーリーです。

読んでいると、思わず顔がほころんでしまう。一話読み終えるごとに、ちょっ

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