見出し画像

【高校生の本棚】夏休み

こんにちは。ダイです。
さっそくですが、高校生1回目の夏休みが、そろそろ終わろうとしています。待て待て、早いって。

サラリーマンの父親からは羨ましがられる1カ月以上の夏休みも、いざ過ごしてみるとあっという間に過ぎ去るんですよね~。不思議でしょうがない。

もちろん高校生の夏休みですから、いわゆる「青春」っぽいことをしてみたいわけですが、これが意外と難しい。友達と予定が合わなければ、何かをするお金もない。夏祭りでもと思うのですが、コロナとの折り合いもあるわけです。高校生って、意外と大変なんですね。

そんなわけで、せめて「ザ・高校生の夏休み」みたいな小説を読んで、雰囲気だけ味わおうと思い手に取ったのが、こちら。

中村航さんの「夏祭り」です。

「表紙の絵が、いかにも青春っぽい!」と思って読んでみたのですが、なんとビックリ。表紙の2人は、もろ社会人でした(笑)

正直ぼくは、「高校生の甘酸っぱくて初々しい、ひと夏の恋物語が読みてぇ~」と思っていたわけですから、ぶっちゃけ期待外れだったわけです。

ですが、最後まで読んでみると、これもこれで意外とアリだな。と思えるような、読む価値は十分にあるといえるストーリーでした。

ちょっと頼りない「ぼく」と、その配偶者で、ちょっと変わってるけど愛される「ユキ」。もう一組のカップルも含めた4人の大人が巻き起こす、ドタバタなひと夏の物語。クスっと笑える要素の多いストーリーですが、読み終えた後はほっこりすること間違いなし!この夏は映画館で「夏祭り」を見るしかない!大ヒット上映中。
…とまあ、映画のcm風に紹介するなら、こんな感じです。

もうすぐ8月も終わるようです。

「まだ夏を満喫できてない!」

…という方がいれば、中村航さんの「夏祭り」を手に取ってみるのもアリかもしれません。

さて。今度は「高校生の甘酸っぱくて初々しい、ひと夏の恋物語」が読みたいな。
それでは、また。

よろしければサポートお願いします! なお、預かりましたお金は全額、ぼくの彼女を喜ばせるために使われます。