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【翻訳】メキシコ大統領、"NATOのウクライナにおける不道徳な代理戦争 "を非難

red. PSt 2022年6月14日

メキシコの大統領は、NATOのウクライナへの干渉を非難し、それを『不道徳なこと』だと批判した。

「どうしたら、"ほら、武器のためにたくさんお金を送ってあげる"などと言えるのだろうか。ウクライナでの戦争は避けられなかったのだろうか? もちろん避けることは可能だ、とアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は語った。

ロペス・オブラドール大統領は、その理由については明らかにしていないものの、このような大問題を解決するための手段を講じることは、非常に重要なことであると述べている。

  • ウクライナ東部のドネツク州とルハンシク州の何らかの形の独立

  • ウクライナ政府は、NATOに加盟しないことを約束すること

  • クリミアがロシアの一部になったことをウクライナが認めること

ウクライナ軍の見通しはますます暗くなっており、同じ3つの要素を含む交渉による戦争終結の方向に向かっているようだが、おそらく、3月にイスタンブールで交渉を終えていれば得られたであろうものよりもウクライナにとって悪い解決策となる。

ロペス・オブラドール氏は、次のように述べた。「米国とNATOの政策は、『私は武器を提供し、あなたは死者を提供する』と言っているのと同じだ」。「不道徳極まりない」。

これは、ロペス・オブラドールがますます米国から独立しつつあることを示す2度目の出来事である。先週は、バイデンがキューバ、ニカラグア、ベネズエラを排除したことに抗議し、米国の米州首脳会議への出席を拒否した。

メキシコは、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する国連決議に賛成したが、それとは別にロペス・オブラドール氏はこう公言している。「私たちの立場は中立です」。

ロペス・オブラドール氏はモレナ党のメンバーである。ロシアのウクライナ侵攻の1カ月後、「メキシコ・ロシア友好委員会」を立ち上げたメキシコの議員グループの中にモレーナのメンバー6人がいて、3月にビクトール・コロネリ・ロシア大使が演説した際に拍手喝采を送った。



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