セネカ太郎

ストア哲学を実践する妻子持ち中間管理職サラリーマン。趣味は筋トレ、文章を読むこと書くこ…

セネカ太郎

ストア哲学を実践する妻子持ち中間管理職サラリーマン。趣味は筋トレ、文章を読むこと書くこと。偶然出会ったストア哲学の有用性を広めるために執筆してます。

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大きくなった問題に対処するより事前に避けたり予防する方が簡単

あなたは普段、やっかいな問題や危険に好き好んで近づいていくタイプですか? まぁ、こう聞けば普通は出来る限り危険や厄介ごとには近づこうとは思わない、と答えるのではないかと思います。 もちろんあなたは実際にそうしているでしょうし、そのおかげで何度も何度も起きるはずだったトラブルや不幸を避けてきたはずです。 例えば、日常生活で不意に言われた失礼な言動に対して、あなたは理性の力でぐっとこらえて言わなくてもいいことを言わずに済ませていることでしょう。 またある時は見ず知らずの人に

    • 家計管理と倹約は自分次第のこと、収入と投資は自分次第でないこと

      今回は私が大好きなテーマのひとつであるお金についてです。ストア哲学、シンプルな生活、家計管理の3つは、全部自分次第のことなので私のライフスタイルそのものです。 家計管理をはじめてこの方15年以上。今では人並み以上に資産を持つことが出来ていますが、そのほとんどが自分次第の家計管理に集中した結果です。 ストア哲学では富は「好ましい無関係」とされ、良い物ではあるが幸福に直接的に関係ないものとして扱われます。どんな状況であっても自分の意志で心の平穏を実現し、幸福であることがストア

      • note開始約1週間で今日の注目記事に選ばれてた件

        今日は完全な雑記。 昨日から仕事中に急にnoteの通知がたくさんきてて何事かと思った。 丁度前日に記念すべき10記事目を投稿したばかりだった。 6/10に初投稿してからほぼ毎日投稿し続けて約1週間の8記事目が注目記事に選ばれたらしい。 なんだその機能???と、初心者の自分にはよくわからなかった。 意味は少し違うけど「俺またなんかやっちゃいました?」状態。 で、今日の注目記事とやらには確かに投稿日時点で1つのスキすら付いてなかった鳴かず飛ばずの自分が書いた記事の姿が

        • 物に執着せず自由に生きるためのミニマリズムと樽の中のミニマリスト

          今回は必要最低限の物だけで暮らし、心地よさや精神的豊かさを手に入れようというミニマリズムとそれを実践するミニマリストについて書いていきます。 このテーマはストア哲学と同じくらい好きです。 ストア哲学を知るずっと前から実践してきたライフスタイルで、なんといってもストア哲学と抜群に相性のいいライフスタイルです。 なぜ相性がいいかはこの記事を読んでもらえるとわかります。 ちなみに私と妻は昔から最終的にスーツケースひとつで生活できるようになるのが目標です。 私は倹約や家計管理

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        大きくなった問題に対処するより事前に避けたり予防する方が簡単

          絶対成長するから安心して書き続ける

          いつもはお気に入りのシステム手帳にお気に入りのボールペンで書いている手書きノートを、noteに書いてみる。 これは自分の努力についての雑感。 なんでも最初が一番きついある程度人生経験を積めばわかることだが、なんでも最初が一番きつい。 新しい職場、クラス、習い事、活動、筋トレなんでもそう。 自転車の漕ぎ出しが一番キツくて不安定なのと一緒で、車輪が回り始めるときが一番力がいる。 そんで回り出した車輪はどんどん安定していって、外部からの干渉に強くなる。 これはジャイロ効果と

          絶対成長するから安心して書き続ける

          人間関係の問題を魔法のように即座に解決することはできるのか

          今回はストア哲学をいかに人間関係に活かすかについてです。 エピクテトスの「語録」をもとにストーリー形式で書いていきます。 参考文献は日本語訳された語録ですが、非常に読み進めにくく難解な言い回しが出てくるので、できるだけ簡単に読みやすくするために勝手な解釈や編集や改変をしています。私は哲学の専門家ではなく、現実にストア哲学を役立てようとするただの実践者ですのでご了承ください。 ストア哲学があなたに約束するもの ある日、高名なエピクテトスのもとに一人の男が彼に相談にやってきた

          人間関係の問題を魔法のように即座に解決することはできるのか

          今の自分にできることだけに集中しよう

          人事を尽くして天命を待つ そんじゃストア哲学の代表作、エピクテトスの「語録」について現実に応用できそうなところからまとめますか。 語録は素晴らしい日本語訳をされてても、まあ読みづらくて、何回も同じ行を行ったり来たりしてるといつの間にか寝落ちできる睡眠導入剤です。 この「語録」、実はエピクテトスの書いた著作じゃなくて、弟子のアリアノスがエピクテトスの言ってたことをまとめた本なんですよ。 孔子様語録である論語みたいですね。 アリアノス曰く、 👨<この本は師匠の言ってたこと

          今の自分にできることだけに集中しよう

          noteでの方針。とにかく記事の質を高め続ける。

          これは完全に自分だけに向けての記事。 人の目を意識するためにここに書いた。 なんで外の世界に向けて記事を書く必要があるのか?今、noteで記事を書く一番大きな理由はただなんとなく楽しいから。遊びの要素が強い。 好きなストア哲学について普段人に話す機会なんてないのが、誰かに見られるかもと思うだけでなんとなくそれだけで楽しい。 まぁ、哲学やってるなんて現代日本じゃ職業でもなければ割と変人扱いされるのはわかってるし、だから匿名でnote書いてるんだけど。 とはいえnoteで

          noteでの方針。とにかく記事の質を高め続ける。

          失敗しても自分を責めない、罰しない。起きた事実だけを受け入れよう。

          自己批判は心の平穏を乱す 人間である以上、大なり小なり失敗と無縁でいることはできません。 もし、何事においても一切失敗しないと豪語する人がいたら、単に失敗を失敗と捉えられていないだけか、忘れているだけの可能性が高いです。 で、何か失敗したとき、私たち人間ははとかく自分を責めてしまいます。 あのときこうしていれば、していなければ、なんであんな事を、などもやもやと失敗を寝る前に考え始めると眠れなくなったり、奇声を上げたくなったり。 人間であればそんなこともごく自然な反応の

          失敗しても自分を責めない、罰しない。起きた事実だけを受け入れよう。

          運の悪さも自己責任と片付けられてしまうこの世の中で

          現代日本ではSNSを中心におかしな自己責任論が幅を利かせているように思うので、ストア哲学の視点から少し考えてみたいと思います。 ※この記事では特定の誰かの発言について述べていません。特定の誰かを批判する意思もありません。 自己責任の本来の意味自己責任とは辞書では となっています。 あくまで自分の行動の結果、自分の過失についての責任となってますね。 まぁ、当たり前ですが自分次第でない事の責任については触れられてないわけです。 現代のおかしな自己責任論 では、対して現代

          運の悪さも自己責任と片付けられてしまうこの世の中で

          自分にコントロールできないことは放っておけ。過去も他人も変えられない。

          自分次第のこと、そうでないこと自分にコントロールできることと、コントロールできないこと、あなたにとってどっちが大切ですか? こう聞かれたら、「自分にコントロールできること」と答える人がほとんどじゃないでしょうか。その理由を問えば、 「なぜって、自分にコントロールできることは自分の行動次第で変えられることができるけど、自分にコントロールできないことは自分の行動は関係ないわけだから、気にしても仕方ないし」 と答えるのではないでしょうか。 はい、そのとおり。 今、自分が気にす

          自分にコントロールできないことは放っておけ。過去も他人も変えられない。

          ストア哲学の歴史と現在

          たぶん、未来永劫全人類にとって役に立つストア哲学ですが、一度現在に至るまでの歴史と著名なストア哲学者についてまとめておこうと思います。 そもそもストア哲学とは ストア哲学は、古代ギリシャで生まれた哲学体系で、個人の内面的な幸福と道徳的な生き方を重視した哲学です。 この哲学は、現代の自己啓発やリーダーシップ(有名なのは7つの習慣など)にも大きな影響を与えていて、特にエピクテトス、セネカ、マルクス・アウレリウスといった哲学者たちの教えが有名ですね。 本記事では、そんなストア

          ストア哲学の歴史と現在

          ストア哲学を現実に役立てる方法

          どうも、ストレスの多い現実をストア哲学でなんとか乗り切ろうと日々試行錯誤しているセネカ太郎です。 2児の父でサラリーマンの私のような属性に限らず、現代日本に生きる上で完全ストレスフリーな人ってほぼいないと思います。 みんなそれぞれ自分なりのストレス対処法みたいなのがあると思うんですよね。 人によって十人十色あると思いますが、私がおすすめするのはストア哲学です。 ストア哲学と聞いても何それ?という日本人が大多数なのはわかっています。 私はたまたま学生時代に知識だけはあった

          ストア哲学を現実に役立てる方法