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失敗はできるうちにたくさんしておく

あなたにとっての失敗ってなんですか?

仕事上のミス?後悔した選択?日々起きうる間違い?
あなたにも私にも失敗は日々起きていると思います。

それに対してあなたはどう向き合っていますか?
できれば失敗なんてしたくない、と思うのが普通だと思います。

もちろん、失敗なんてないならない方がいいに決まっています。
でもこれまで、一度も失敗せずにあなたはここまでこられましたか?

仕事でも家庭でも勉学でも、失敗をたくさん経験したからこそ成長してきませんでしたか?

そもそも、本番での失敗が大きすぎる職業、たとえば外科医や飛行機パイロットなどが日々研鑽を積んでいるのは間違いありませんが、彼らですらヒューマンエラーが原因での失敗は完全には避けられないのです。

(具体的には1978年のユナイテッド航空173便の墜落事故。パイロットが着陸装置の問題に気を取られすぎ、燃料切れという別の問題に気づけず10名が死亡した)

失敗はできるうちに


失敗は大なり小なり誰でもしているものです。
失敗を未然に防ぐこと、経験を通して失敗を減らす努力はもちろん重要です。

とは言え、私たちが人間である以上どんな場合も失敗は完全には避けられません。

さきほどの飛行機事故のように、絶対に失敗できない場面ももちろんあります。

だからこそ、失敗できるうちにたくさん失敗を経験し、本当に重要な局面での失敗を可能な限り減らす努力をすべきです。

もちろんわざわざ本番で失敗する必要はなく、練習という形での失敗が理想です。

また多くの社会人にとって失敗できるうち、とは多くの場合は新人から中堅と言われるまでの間くらいでしょう。

私も今の職業の新人時代はありとあらゆる失敗を経験してきました。
失敗したときは本当に恥ずかしいし、情けない気持ちになりました。

でも、早めに色々失敗してよかったと思います。
おかげで失敗を未然に防ぐ仕組みもたくさん作れました。

中間管理職である私が新人時代のようなミスを今でも連発していたら、上司からも部下からも信頼を失ってしまいます。

これまでたくさん失敗した経験があるからこそそんな失敗は未然に防げるし、部下の失敗にも余裕を持って対応できます。

失敗への向き合い方


とはいえ、私はこれからも経験したことのない失敗をすると思います。
人間である以上、それはどれだけ努力しても起きうるのが現実です。

私もあなたも不完全な人間だからこそ、失敗に対しては、起きた事実だけを受け入れ、自分を責めないという向き合い方をしましょう。

自分を責めたり、失敗を何度も思い出したり、自分で自分を罰しても良いことは何もありません。

失敗はあくまで起きた事実。そこにどんな意味を持たせるかは私たち次第です。

日頃から失敗を防ぐ努力をし、失敗が起きたときはその事実だけを受け入れ、今後も失敗が起きない仕組みを作る。

今後数えきれない失敗を経験をするであろう自分に対して、今の私自身が言える失敗への向き合い方はこれだけです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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