カルチョスキー

カルチョを中心に、欧州サッカーをよく見ています。最近はバレーボールも。

カルチョスキー

カルチョを中心に、欧州サッカーをよく見ています。最近はバレーボールも。

マガジン

  • どうする 🏐 S-V.LEAGUE !?

    2024-25シーズンからスタートする新しいバレーボール・トップリーグ S-V.LEAGUE。その中身はツッコミどころ満載!?本当に大丈夫!?気になったことをメモ感覚で書いていきます。

  • 知りたい!世界のバレーボール 🏐

    有名なイタリア・セリエAから超マニアックリーグまで、興味の赴くままに世界のバレーボールを覗いていきます。

最近の記事

(S-)V.League 定点観測 (23-24男子・観客動員ランキング)

V.LEAGUE 最終シーズンが終わり、バレーボール界はオリンピックに向けた代表シーズンに入っています。それなりに盛り上がっていて良きですね。各国リーグも落ち着いてきているので、そろそろ23-24シーズンの総括をしようかなと思います。 前回は男女まとめて発表しましたが、今回は男子のみ。女子はアメリカのリーグPVFがまだ終わっていないので、そちらが終わり次第ということで。 また集計対象国も拡大してみました。前回は、日本・イタリア・韓国・トルコの4カ国でしたが、今回はこれにプ

    • 新Vリーグ、チーム撤退問題はなぜ起きたか?

      (2024/1/29) トヨタ自動車サンホークスのホームタウンを勘違いして書いておりましたので、当該箇所の修正を行いました。 恐れていたことが起きてしまいそうです。SVリーグ構想の成功には下部リーグの充実が欠かせないと別の記事で書きましたが、うまくいっていないようです。チームはどんどん増やしていくべきなのに減ってしまうかもしれないとは… 今回はこの問題がなぜ起きたのかを考えてみたいと思います。 複数チームの資本が同じであることが問題ではないまず前提として、海外の強豪クラ

      • Vリーグはメディア事業の赤字を恐れるなかれ

        #Vリーグに物申す。このタグへの反応を見ていると、メディア事業(主にVTVイージースポーツ)に対する不満がかなり多いと感じます。そこで今回はバレーボールはメディア事業をどうすべきかという話。 メディア事業方針を刷新「売るんじゃなく、配る」新規顧客の獲得もそうだし、リーグ財政の安定のためにも、まずメディア事業の方針を見直し、大金をかけてコンテンツを作りそれをタダで配ることで、盛大に赤字を垂れ流す(⁉️)方針を提案したいと思います。 「国内バレーにコンテンツバリューはない」と

        • SVリーグ改革がモヤる理由

          この記事(を含めわたしのすべての note)の内容はあくまで「私見」ですし、一般レベルに漏れてくる情報のみで構成していますので、内容が正しくない場合があります この note で何度も取り上げているバレーボール・SVリーグ。私も結構批判をしていますが(少なくとも私の周りでは)あまり評判がよくありません。 ただ、改革内容自体はスポーツビジネスとして至極まっとうな内容なのです。どうもしっくりこないのはなぜなんでしょうか。今回はそこを考えてみます。 困っているのはチームではな

        (S-)V.League 定点観測 (23-24男子・観客動員ランキング)

        マガジン

        • 知りたい!世界のバレーボール 🏐
          5本
        • どうする 🏐 S-V.LEAGUE !?
          11本

        記事

          石川祐希・髙橋藍の日本復帰は? ビッグネームの日本行きの噂が増えている理由

          最近イタリア・セリエA所属のビッグネームに、日本移籍の噂が絶えません。S-V.League化による外国人選手枠の拡大の影響はもちろんあるでしょうが、加えてイタリアの国内事情が大きく関わっているかもしれません。 それは、カルチョ(イタリアサッカー)界隈で話題になっている、いわゆる「コンテ法(成長令)」の廃止。バレーボール界にどんな影響がありそうか、考えてみました。 コンテ法(成長令)とはイタリア国外から優秀な人材をイタリア国内に連れてくると、所得税が大幅減免されるという法律

          石川祐希・髙橋藍の日本復帰は? ビッグネームの日本行きの噂が増えている理由

          (S-)V.League 定点観測 (-1.0)

          S-V.LEAGUE 開幕に向けて動き出した日本バレーボール界。大川副会長は観客動員数をかなり重視しているようなので、これからどう変化していくのか、定点観測していきたいと思います。といってもまだ S-V.LEAGUE 開幕前なので、今回は第 -1.0 回 2023年12月31日終了時点です(次回2023-24シーズン終了時が第0回かな?)。 世界最高峰リーグを目指す S-V.LEAGUE としては世界の中での立ち位置が重要です。そこで、トルコ、イタリア、韓国、日本の4カ国を

          (S-)V.League 定点観測 (-1.0)

          S-V.League 外国人枠増やして大丈夫?(3)

          前回・前々回のつづきです。おそらく最終回。 このシリーズでは、どうやったら外国人枠を増やしつつ日本人選手の出場機会を確保できるかを考えています。前回は スモールチーム化 + クラブ数増加 により理論上は解決可能だが、実現可能性は低い(速効性がない)という議論をしました。これを踏まえ、今回はより現実的な解決を考えていきます。 各チームがBチームを作ればいいおそらく一番手軽に問題を解決する方法はリーグに所属するチームがBチームを作って毎週試合をするリーグを新しくつくることじゃ

          S-V.League 外国人枠増やして大丈夫?(3)

          S-V.League 外国人枠増やして大丈夫?(2)

          前回のつづきです。お読みでない方はぜひ。 今回はどうやったら外国人枠を増やしてリーグレベルを上げつつ、日本人選手の出場機会を確保できるかを考えてみたいと思います。が、その前に、まずは現行Vリーグを振り返ってみましょう。若手選手の出場機会は十分だったでしょうか? そもそも、今までのVリーグは十分だったのか?個人的には全く十分ではなかったと感じます。ろくに試合に出れず、天皇・皇后杯や黒鷲旗、サマーリーグ要員としてキャリアを終えてしまった選手がどれだけいたか、考えるだけでも少し

          S-V.League 外国人枠増やして大丈夫?(2)

          S-V.League 外国人枠増やして大丈夫?(1)

          来年開幕予定のバレーボール S-V.League、少し情報が出てきました。個人的にはもっと情報発信してほしいと思うのですが… 例えば、SVライセンス申請の締め切りは11/30だったので、申請があったチームのリストぐらいは速報でその日のうちに出せるはずです。発表まで2週間以上かかっています。ファンはヤキモキしていましたよ?このあたり、まだまだ体質・考え方が古いと思わざるを得ません。またSVライセンスの下位にあたるVライセンスの申請クラブリストは発表されていません。今回のリーグ

          S-V.League 外国人枠増やして大丈夫?(1)

          S-V.League ホームアリーナ大丈夫?

          少しずつ形が見えてきた S-V.League。今回はアリーナの話。 S-Vのホームアリーナ要件は厳しいぞ?「5000人アリーナ」は大げさで、実は「3000」です。 「5000」は、2030-31シーズンからの基準なので、時間的猶予がそれなりにあります。もちろん5000人アリーナ確保に向けて今から動きだすことは大事ですが、当面は3000が目標になります。ちなみに売上高も6億は先の話で、当面は4億です。 でも、3000も結構きついよ? 調べてみると、3000を超えていない

          S-V.League ホームアリーナ大丈夫?

          2024年1月開幕!米国女子プロバレーPVF

          以前の記事でLOVBを調べていた時に知った、もう一つのアメリカ・プロバレーボールリーグ、Pro Volleyball Federation (PVF) について調べてみました。 PVFとは合言葉は「リアル(ホンモノ)」 やたらと REAL を強調していますね。アメリカではプロバレーボールのリーグが今までなく、試みも出ては消え、という感じだったので「今度こそホンモノだぞ」という意気込みなのかなと思いました。 完全プロリーグをアピール 4箇条の宣言のようなものがあるのです

          2024年1月開幕!米国女子プロバレーPVF

          バレーボールの新プロリーグ・LOVBとは

          LOVB って何?日本では来季から S-V.League が発足しますが、アメリカでも新リーグ発足に向けた動きがあるようです。その名も League One Volleyball (LOVB)。実は2年前から動いているようなのですが、全然知らなかった…あまり情報がないので調べてみることにしました。 読み方は「ラブ」 愛を意味する Love と同じ発音とのこと。 24-25シーズンから パリオリンピック直後の2024年11月にプレシーズンマッチをスタートさせるようです。

          バレーボールの新プロリーグ・LOVBとは

          バレーボールS-V.LEAGUE、2リーグ制にしたら?

          S-V.LEAGUE、どうなってるの?24-25シーズンからスタート予定の国内バレーボールの新リーグ構想、S-V.LEAGUEの全貌が見えてきません。もう1年切っているのに、この不透明感、ヤバくないですか? 問題は実業団スポーツからスポーツビジネスへの転換 話が進まない原因として漏れ聞こえてくるのは、実業団スポーツとしての運営体制を維持したいチームの親企業と、親企業に依存しないスポーツビジネスモデルへの転換を促したいリーグ機構の対立です。 バレーボールを長年実業団スポー

          バレーボールS-V.LEAGUE、2リーグ制にしたら?

          V1男子 23-24 入退団まとめ(随時更新)

          自分用メモです。内定選手は含めてません。 (2023.6.19)移籍希望選手リスト追加 (2023.6.22)秦耕介 宮浦健人 情報更新 (2023.6.30)秦耕介 移籍希望リスト追加 (2023.7.1)柳田将洋 (2023.7.9)渡邉晃瑠 移籍希望選手リストリベロ 山本 智大 堺 → セッター 深津 旭弘 堺 → 東京【確定】 久保下 航平 アイシン → 前田 一誠 名古屋 → 田代 真輝 北海道YS → 福元 浩太郎 三重 → ミドルブロッカー

          V1男子 23-24 入退団まとめ(随時更新)

          V1女子 23-24 入退団まとめ(随時更新)

          (2023.6.18)今季は結構出入りが激しいので自分メモ的にまとめています (2023.6.19)移籍希望選手リスト追加 (2023.6.22)更新(森田) (2023.6.26)更新(古市) (2023.6.27)更新(長野・鍋谷) (2023.6.28)更新(小川・サンティアゴ) (2023.6.30)更新(池谷) 移籍希望選手リストリベロ 井上 琴絵 NEC → 畠山 初音 GSS → 森田 茉莉 PFU → 姫路(2023.6.22) 池谷 優佳 久光 →

          V1女子 23-24 入退団まとめ(随時更新)