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景気が上がっても下がっても稼ぐ方法

景気が上がっても、下がっても稼ぐにはどうすれば良いのか?相場に答えはないが、景気上がったら買い、下がったらから売り、などの手法的な話ではなく、本質的な最近の学びを記録しておきます。

投資学習の背景

MBA(ビジネススクール)では、

・マクロ経済
・会計
・ファイナンス
・ベンチャーファイナンス
・ビジネス統計

などを勉強しました。

しかし、

・トレードのチャート分析
・ETF
・コモディティ(金、オイル、ガス・・ etc)
・先物 etc

など、一般的に個人投資の概要は学びますが「詳細」に関しては勉強しませんでした。(ファイナンス専門のMBAでは学習するのかもしれません)

そこで、個人での学びを深めるために、複数人のYoutuber書籍を改めて、「統合的・総合的」に学びを深めています。

あえて総合的・統合的と記載したのは、誰かの手法1つに固執し、その手法を習得するよりは、「投資の全体像を把握」し、どうもこれが良さそうだと判断した場合に、特別な手法に特化するためです。

キャッシュを失いたくないので、3ヶ月と深めに時間をかけ見回り、学習しました。参考にしたのは下記の方々です。

投資で参考にしたYoutuber

つばめ投資顧問:栫井さん
米系ヘッジファンド:高橋ダンさん
元米国投資銀行:じっちゃま
与沢翼さん

それぞれの得意手法があり、また、ユニークな話が多く有意義な知恵でした。まだまだじっくり時間をかけて投資勉強を継続していきます。

長期投資と分散投資

投資での学びは多数あるのですが、最終的な結論は、自分としては下記に集約されました。各人の年齢・趣向・性格で変化すると思います。

上記は高橋ダンさんの考え方。結局は「長期投資と分散投資が基本」になるわけですが、どのように分散していくべきなのかというのがこの図が一番しっくりします。

投資の方針

投資のための余剰資金(軍資金)の確保が大前提。そのためには、最低限の生活費把握とコスト削減です。コスト削減はコチラに記載ました。

まずは、

・家計の把握
・コスト(出費)の圧縮
・により、余剰資金を増やす
・これをしながら、年収を上げる(副業する)

これに特化し投資財源構築。これは、本多静六師匠も同じ主張です。この本はマジで必読書。師匠は大学教諭で給料をため、節約、副業、天引きにより投資財源を確保。のちに、山林(不動産)に投資して財を成した。現代でも通じる貴重なセオリー。

財源が整ったあと、10%と、90%に分割する。

・10%は短期投資(チャートでのテクニカル分析で波に乗る)
・90%は長期投資で下記の図の割合で変化させる


90%の内、40-60%を株などに投資。残りを国債、コモディティとに分割する。緑の株投資は、個別の株などではなく、40-60%の中で、別々のETFに投資をすべきとのこと。S&P500や、その他分散の効くETFが良いようだ。(中田あっちゃんはSBI バンガードS&P500を推していた。好みで複数のETFへ分散すると良いだろう)

更に、ETF分散だけでなく、時間的な分散もする。つまり、いきなり買わないで、ドルコスト平均など定期的な積み立てが重要。

緑色の部分を「ETF(個別株ではなく、投資信託内で分散済)にして、時間分散まですれば、相当のリスクヘッジになろう。

極め付けはこのあと。少しわかりにくいかもしれないが大事な話だ。

コモディティ投資は「原油投資」や「ガス投資」ではなく「金投資」をすることでデフィフェンスもいれるべきとのこと。

株+債権+金の、入れ替えローテーションを実施することで、ETF一発よりもパフォーマンスが上がることが立証されているようだ。この動画でファクトを見て欲しい

つまり、株が上がるとポートフォリオ内で緑の割合が増えていく。仮に60%を超えて80%になったら、株が増えすぎのため、オーバーした20%程度を頃合いを見て売却し、金投資に変える。

株が上がっていると、金価格は下がっているはず(金の方が利率が悪い)ので、割安での購入可能。(一定数は金があると良いですね)

逆に、金の価格が上がる場合、つまりボラティリティが高く、株がリスキーな時は、ポートフォリオ内で金の割合が増えるので、金を売って、割安時に株式を拾う。

要するに、景気が上がっていたら、株を売り、景気が下がったら、金を売り、と、どっちに転んでも儲けるポートフォリオを組み、リスクをヘッジするという考え方を習得した。

どちらも、天井で売り、割安時に仕込んでポートフォリオ分散に可変したいワケだが、それの見極めが難しい。それが今後の課題だ。

10%は短期投資

90%の投資は長期の分散投資。そして、分散の中身も分散。時間的にも分散。と、とにかく分散することはわかった。

一方、全体の内、10%は短期の波に乗ろうとのこと。(by 高橋ダン)

テクニカル分析は、上手くいけば良いが、初心者には難しそうだが、勉強はしておくと良いだろう。

配当で3%ー4%などの個別株をリスク高く持つよりは、短期でのパフォーマンスの方が良いのでは?というのが高橋氏の動画で主張があったので記載しておく。

自分は短期は自信がないので、個別株だが、高配当銘柄ではなく、成長株、マザーズ系、自分の推し企業への投資でも良いかなと思う。

ただ、長期投資や高配当は聞こえが良いが、トレードは美人投票であり、ファンダメンタルでは動かず、一瞬のトレード的なテクニカル指標で動く側面が多く、そういう波があるのもまた真なり。

ということで、テクニカルもデータアナリティクスだと思って示唆を深めていきたい。何より理系的には波は楽しい。

ETFよりも株のパフォーマンス?

米国株・日本株投資分析で、栫井先生は重要な示唆を提示してくれており、ETFよりも、パフォーマンスを上げられるように、株価、財務分析をして、長期で価値が上がる株を、一円でも安く買う手法を提示している。

年齢や趣向、性格によっては、「緑色の部分を分散ETFだけ」ではなく、個別株を選定していくのも良いだろう。

何にせよ、100%全てをETF投資するのはリスキーとわかった。リーマンやコロナショックが来て、全敗すると、結構ダメージがでかい、その転ばぬ先の杖が金投資というのは大事な教えだ。

また、生活費は別の財布に分けているので、赤色の部分に現金(生活費の3−6ヶ月分)は、絶対に確保しておきたい。ポートフォリオ化というのが実に奥深い。

分散しすぎて、何を買っているのか分からなくなりそうだが、スプレッドシートで管理をして、日々注視していく気概がないと、プロトレーダーには負けてしまうだろう。その研究熱心さと努力は資産構築には必須だ。

アセットを作って生きるには、努力・精進・研究と様々な、時間と鍛錬が必要だ。お金や資産形成に関してもコツコツ記載して勉強を深めていきたい。

デイトレだけでなく、投資のマインドセットにはこの本がとても役に立った。投資は人を取引している。との記載があり、実に奥深い。Amazon評価がものすごく高いわけだ。

まとめ

MBAでも習わない個人投資の技術、上がっても下がっても稼ぐためには、濃厚なポートフォリオ、内容的分散、時間的分散、さらには、知識と経験が必要だと痛感した。

素人が無知のまま参入するとやられる。ビビりすぎて、何もしないと、経験は得られない。人生は実によくできていて、リスクないところにゲインはない。とはいえ、ローリスクでハイゲインを得るためには勉強を続けていきたいと改めて実感したのであります。

資産を増やそうと思わない人は、淡々と会社員でキャッシュを稼ぐ、キャリアを構築していく、というのも、それはそれで賢い戦略だと思う。大企業で高報酬、高待遇(福利厚生)を継続するのは、資産構築にとても良いと思う。

人生色々、自分の頭で考えるための材料になれば幸いです。こういうファイナンシャルインテリジェンスを学生時代に教えて欲しかったなーと思う。

主にお金を軸にして記載したが、体が資本とはよくいったもので、健康は第一条件なので、まずは健康を意識して、予防することから始めていくのが良いと思う。まずは寝よう↓1時間早く寝るだけで、予防効果がある。


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