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note祭り、Netflix「アクセル・フォーリー」!

ネトフリにて、7月3日から「ビバリーヒルズコップ、アクセル・フォーリー」が配信スタート!



いや〜、アクセル役のエディ・マーフィーが元気で嬉しかったですよ! 他にも、当時のトリオメンバーだったビリー・ローズウッド&ジョン・タガート!

Twitter Xにて、声優の井上和彦さんが「ローズウッド、吹き替えよろしくね」とポストされていたので、「あれっ? ローズウッドの声は安原義人さんじゃないの?」と思ってたら、安原さんは意外にもラスボスであるケビン・ベーコンの吹き替え。ご本人、どんな気持ちでアテレコしたんだろ。



元々、エディの声が山寺宏一さんの時には、ローズウッドが和彦さんらしいので……。私は子供の頃から、エディ・マーフィーは下条アトムさんが一番好きだったから〜!

タガートを吹き替えていた小林清志さんが亡くなられたので、年月を感じられずにはいられない……。



80年代、コントステージから登場したスター。


エディ・マーフィーは……、お若い方々はそんなに馴染みがないかもしれませんね。元々はコメディアンとして、19歳からずば抜けたトーク力を持ってワンマンステージを経て、ハリウッド俳優へのし上がってきた実力派です。

私が小学生の頃、この「ビバヒルシリーズ」を筆頭に「48時間」「ゴールデンチャイルド」など、アメリカ映画の黄金期にヒット作品を爆裂させていました。「1億ドル稼げるドル箱」と呼ばれていたり、まさに「黒人スターのレジェンド」。

1984年にはグラミーの最優秀アルバム賞を受けていて、ウィル・スミスの前世代というイメージかな。

90年代に入って人気が影を落とした数年もあったんですが、彼は特殊メイクを使用した「白人にもアジア人にもなれる」俳優として復活。そしてついに2007年の「ドリームガールズ」では、ヒューマンシリアス演技と得意とする強烈なキャラクターとして、ゴールデングローブ助演男優賞を獲得!

同時にアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされていて、アクセル・フォーリーという役柄自体が、「100人の偉大な映画キャラクター」の歴史に名前を連ねている。

2016年、ハリウッド映画功労賞を受賞。




そんなアクセルも、エディと共についに63歳!! なんだか昔大暴れしていた地元のお兄ちゃんが、戻ってきてくれたみたいで嬉しかったです。


2020年第25回クリティクス・チョイス・アワードで、「映画業界の歴史上、最も商業的に成功を収めたアフリカ系アメリカ人であり、業界で最も興行成績を上げる5本の指に入る人物[2]」として生涯功労賞を受賞した[1]。なお、マーフィはこの5年ほど半引退状態だったというが、今後も映画出演の意思はあると表明している。

Wikipediaより


続編は、何も考えずに楽しめば良い。


Netflix版のストーリーでは、まあ最近のハリウッドあるあるなんだけど、アクセルにいつの間にか、32歳の独身一人娘が登場。しかも大手弁護士事務所のやり手キャリア。

奥さんについてはほぼ描写がなく、平成後期になってから増えた「年老いた主人公と、両親の離婚からギクシャクしているエリートの娘」。これはクリント・イーストウッドの「目撃者」以来、特にハリウッドに浸透したシステムです。

ちなみに、毎回父娘関係に大きく関わってくるのが「娘の彼氏」で、やっぱりヒロインが最終的に人質になる展開上、男同士のバディが不可欠になってくる。そうすると、ど〜しても若い青年役が必要なんですね。


イーストウッドの時には、若き日のオスカー俳優エド・ハリス! インテリジェンスに溢れていてカッコ良かったなあ……今もだけど。

正直、物語は相変わらずのシンプルな刑事ドラマで、そんなに特出した出来じゃないけど、今回は「エディの、還暦のお祝い」だから。シンプルに楽しめば良いんじゃないかな。


ミス・ゴールデングローブに選ばれた娘さんと。


ケビン・ベーコンも、「フットルース」でブレイクして、若い時にはかっこいい二枚目ばっかりだった。相変わらず青い目が素敵でした。


今回の相棒、ジョセフ・ゴードン=レヴィット!


さてさて、今回のアクセル・フォーリー刑事のバディは……。ローズウッドもすっかり高齢になって太っちゃったし、どうするのかと思いきや!


大好きな俳優さんで、ずっと作品を追いかけております。


あれっ!? ちょっとお久しぶりに映画に戻ってきた、私が大好きなジョセフ・ゴードン=レヴィットではないか〜!!!!

彼は「インセプション」「ダークナイトライジング」に重要人物として登場した、クリストファー・ノーラン監督のお気に入り俳優。


幼き日の吹き替えは、保志総一朗!


子役から大活躍していて、コロンビア大学に入学してから、歴史文学探究の学業優先で休職していた秀才なんですよ。フランス語にも堪能で、奥さんは一般の実業家。

「風立ちぬ」のジブリアニメでは、主役堀越二郎の吹き替え担当をしてます。彼はね〜、口数が少なくて不器用なんだけど、聡明で多方向からの視点を持つ役柄が得意なんですよ。バットマンのパートナーとなるロビンとか。

たくさんの女性との間に十人の子供を持つエディとは対照的に、現在の奥さんは初婚。地味目なキャラクターなのに、ずっと忘れられない人物を得意とする俳優。


子役としてデビューし、『(500)日のサマー』『インセプション』『ダークナイト ライジング』といった話題作に立て続けに出演する人気俳優となったが、未だにメディアとの距離のとり方に戸惑いを感じているようだ。
職業柄、新作のPRでひんぱんにインタビューを受ける立場にあるが、プライベートやゴシップ的な側面ばかりに興味を示されることにうんざりしているのだとか。しかしながら、「ハリウッドではそうしたことを容認して映画をセールスしてきた長い歴史があり、(業界に身を置く)自分も多かれ少なかれ責任はある」と告白。映画の現場が好きで、映画製作の過程にこの上ない魅力を感じていることから、それに付随する厄介ごとも我慢に値すると語っている。 

GQ2013年の記事より


今回は、アクセルの娘ジェーンの元カレで、精神分析のエキスパートで銃の名手という美味しいキャスティング。実際に、理論家でありながらも実戦慣れしている刑事っぷりには痺れました!!!!

井浦新さんに、とっても外見も話し方も似てる……。



第一から第九シーズン全部、ディスクで持ってるCSI NY!!



大きく変わった「バディ刑事」ジャンル。


あ〜こうやって書いてみると、私も大人になってあらゆる科学解析の海外警察ドラマを見まくって、ハリウッド刑事ドラマとの付き合い方が全く変わったんですね。



エディ全盛期の頃は「刑事スタスキー&ハッチ」や「ジョン&パンチ」「刑事コジャック」など、どちらかというと貧困地区の生まれから警察学校の叩き上げで、経験や情報屋との交流から、事件解決に持っていく主人公が多かった。

ところが平成後半になり「科学捜査ジャンル」が欧米で大人気シリーズになってからは、「一流大学卒業」「湾岸戦争の英雄」「医学部卒のエリート」「弁護士資格」「ハッキングの達人」「男女数、半々のバランス」という刑事像が普通に。

この二、三年は、同性愛の登場人物もナチュラルに描写されていますしね。主役がPTSD持ちだったり、自閉症設定も多い。



私が心から愛する、「ファイブオー」と「モースシリーズ」、どちらも八年間以上ヒットし続けた化け物ドラマです! 極上の脚本が素晴らしい!!


欧米の警察システムが「対テロ」に特別強化されてきた。それだけ世界も大きく変動したし、911や湾岸戦争を経て欧米も激動の40年間を経てきたんだと思います。



ジョセフの役がとっても素敵なので、もう数回見返します!!(笑)


なんだか、大好きなジョセフとの嬉しい再会ですっかり舞い上がってしまいましたが(笑)力を抜いて笑いたい時にオススメの作品なので、お休みの気楽な時間にご覧ください。


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