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電車に揺られながら書いた独白②・ブラック企業を「引き寄せ」てしまった本当の理由

会社の通勤電車に揺られながら、

ただスマホでひたすら書き連ねた独白です。

今回は「ブラック企業を『引き寄せ』てしまった本当の理由」。

夢にまでしゃしゃり出てくる同僚たち


俺がブラック企業に勤めていた時の初夢が、

「人間関係がうまくいってない会社の上司同僚に鞭打たれ、こき使われる」
という悪夢だった。

過酷な業務を叩きつけてくる悪魔のような連中が、
夢にまでしゃしゃり出てきており、
俺は精神的に参っていた。

それが初夢だった年は、
確かに仕事で辛かったのだけど、
その悪夢を乗り越えた年でもあった。

「地獄」という表現すら生ぬるい職場

今思い返しても、今生きていること自体が、とても奇跡としか言いようがない。

今振り返っても、それくらい凄まじい会社にいたという認識でいる。

周りの同僚はファンタジーの世界に出てくるような
ゾンビやグールのように顔色が悪く、
まるでオーク(人喰い鬼)を見てるかのような体格の社員もいる。

俺がちょっと会社の他のシマを見れば、
おっかない顔をしたおっさんが部下を大声で怒鳴り、叱りつける。

いつも誰かしら喧嘩腰で部下を叱るのが日常茶飯事。
叱られた側はビクビクしながら日々の仕事に取り組んでいる。

俺の上司は大声で叱りつけるようなタイプでなかったが
上司との関係性は全くうまくいっていなかったので、

怒られてる連中を見るたびに
「明日は我が身」と思っていつも怯えていた。

後で知ったことだが、俺がいた会社は
大企業の子会社であるけれども、
パワハラが常態化している会社だったのである。

IT企業ではあるが古い体質の会社で、設備や資材も古かった。
保守用のWindowsOSが、いまだにWindows98だったのは我が目を疑った。

見た目も雰囲気も暗い職場で、
上がらないモチベーションを懸命に上げながら、
俺は毎日いつ終わるともわからない業務に取り組んでいた。

朝が8時半と早いので17時ごろの終業が義務化されてるのだが、
「21時が定時」と揶揄されるくらい、日々の業務は長く険しい。

隔週金曜日は翌日の始発で帰ったのも珍しくない。

俺は生き地獄に投げ込まれたものだと思っていたが、
もはや「地獄」という表現すら生ぬるいかもしれない。

自分が見聞きして感じてることは、自分にしかわからない


俺が激務で辛かったブラック企業で働いてた時に、
その時のことを親類や周りの人間に
どれだけ辛さ、理不尽さを伝えたところで、
理解してもらえなかった。

自分の身の回りで起きてることや、
自分がどう感じてるかなんて、
周りの人間の理解に及ぶべくもない。

自分が何をどう感じてるかなんて、自分にしかわかんないのだ。

だから、ずっと独りで戦っているという気持ちがあった。

人が悪縁を引き寄せる、本当の理由


「人は生きている以上、因縁から逃れることはできない。
 悪い縁は人間らしい発想、すなわち死への恐れが呼び起こす。
 人間どうせ死ぬなら自分さえよきゃそれでいいという発想が悪縁を生み出す。」

俺に形而上学を教えてくれるスピリチュアルの先生が、そのようなことを言っていた。

これは、俺がブラック企業にいた時にどかどかやってきた。

悪い因果を呼び込んだのは、「自分の中にある思い」である。

その人が自己中だと、傾向としてはそうなりやすい。

確かに恋愛とかで相手に依存する性格だとそうなるよな、
依存したがる相手を引き寄せるってよく聞くし。

俺もその当時に出会ってきた人たちは特にひどく、
言い方は悪いが「自分のビジネスのために他人を利用する」
のを厭わない人が多かった。

なぜそんな人たちに俺は出会ってきたのか?

原因は単純に俺がそうだったから。俺が自己中だったから。

建前は「この国をよくする」って、
起業家の先生に同調して吠えていたのだけども、

「仕事がつら過ぎて会社辞めたいので金儲けをしたかった」

これが本音で動いていたからだ。
だから出会ってきた人間一人一人に、ことごとく愛情を感じなかったのだ。


目の前にあることは何があっても自分が招いた結果


俺はブラック企業に苦しむ自分を改善したくて色々試した中で、
スピリチュアルヒーリングによって悪い因が退治されたと認識している。

つまり、心の中にある無数の切り傷が解消されたということ。

原因が自分の中にあって、ブラック企業で
働かざるを得ないという結果を生み出してるなら、
原因である自分のことをどうにかするしかない。

会社に通う途中の駅で体調崩して会社休んだことや
朝起きて会社の仕事のこと、周りの連中との人間関係の気まずさを考えて
急に頭が痛くなって休んだこともあった。

この世の中に当時の俺みたいに、
どれだけブラック企業や仕事における人間関係といったものに
頭を悩ませてる人がいるか、俺にはわからない。

わからないけど言えることは一つだけある。

「まじで鬱だの適応障害だのになる前に休んでおいた方がいい。

プライベートでも理解者に恵まれずあなた一人しかいないのなら、
周りの同僚上司で信頼できる人間がいなければ尚更。

なぜブラック企業に放り込まれたのか?
その謎解きも必要だし。

自分の心の癒しが必要です。
いくべきは心療内科ではない。
メンターと仰ぐコンサルでもない。

薬を飲んでも会社復帰したら同じ現実がまた降りかかってくる。

その心の傷がどうやってできたのか知ることができれば、
ブラック企業に放り込まれたという結果を叩き出した原因がわかるでしょう。」

って言いたいかな、目の前に昔の自分みたいな人がいるなら。

「自分が現実を作る」

というのはそうなんだけど、
何も知らないうちは言われてもさっぱりわからないし、
学校とか会社じゃ誰もそんなこと教えてくれないからね。

#我慢に代わる私の選択肢

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