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Love Myself で生きる


「Love Myself」



みなさん、こんにちは。

ところでみなさんは、「Love Myself」をなさっておりますでしょうか? 

こんなふうに言うと、自己陶酔やうぬぼれ、ナルシスト? みたいな、否定的な解釈が生まれることもあるのかもしれませんが、もちろんそうではありませんよ。


その前に、「愛」という言葉を、みなさんはどう感じるでしょうか?


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さて、ぼくをご存知の方はもうわかっていらっしゃるかもしれませんが、ぼくのことのご存知ない方のためにあらかじめ注を打ちますね。

ぼくは宗教や新たなビジネスの勧誘をしようとしているわけではありませんからね(笑) 大真面目に、「愛」の話がしたいと思っているだけです。そのあたり、どうかご承知おきいただき、引き続きお読みいただけたら幸いです◯

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さて、本題!


「愛」をどう感じるかに、正解も不正解もありませんから、思う存分感じてみていただきたいです。

もし、「愛」を思い浮かべた時に、ご自身のことではなく、他者である誰かに対する「愛」が浮かんだ方はどれほどいらっしゃるでしょうか??

つまり、I Love 「You」 ですね。Youは、Herかもしれないし、Himかもしれない。もしくはもっと特定のものかもしれませんが、いずれにせよ、他者の方に意識のベクトルが向いてはいませんか??

もちろん、それでもいいんです。何にも悪くないです。誰かを愛せることってほんとうに素晴らしいことですもの。でも、誰かを愛するために必要な、自分自身への意識が、おろそかになってはいないだろうか、というシンプルな問いかけをみなさんにしてみたいです。


ちょーっと感じてみてください。


かくいうぼくは最近、「愛」を感じてみたときに、ベクトルが完全に外(他者)を向いていることに気がつきました。今思えば、そのことに気がつくことができてほんとうによかったです。


「自分自身を愛すること」、つまり「Love Myself」は、ずいぶん昔から、ほんとうにいろいろなところで言われていることですけれど、結構難しいなあという感覚が強かったです。

なにせ、自分自身の欠点や短所なんて嫌でもよくわかってますし、誰かを悲しませたり、怒らせたり、不快な気持ちにさせたりしたら、そんなことをした自分自身を愛するだなんて無理だ!って軽々と投げ出してきましたからね。

そんなつもりないのに!という自己嫌悪や罪悪感、劣等感のループは、若い頃に散々味わってきました。でも、どうしてそうなるのかいまいちよくわかりませんでした。

そこで、ぼくの暮らしの中に登場したのが、「無条件の愛」です。





無条件の愛



愛されるための条件、愛するための条件って、果たしてあると思いますか?
もちろん、それを設ければ、百人百様で無限にあるのかもしれません。

かっこよくなければ愛されない。かわいく、キレイでなければ愛されない。
お金持ちじゃなきゃ愛せない。良い人じゃなきゃ、優しくなきゃとか、挙げればキリがなさそうですね。

いずれにせよ、そんな条件って、ぼくたちひとりひとりが勝手に設けている、という自覚はありますでしょうか?

国や政治や社会や親や友達、恋人などの誰かが設けた条件の中に飛び込んで、それを鵜呑みにしたり、その流れに乗ったりしていると、自分が勝手に設けているだなんて、決して思えないかもしれません。

でも、ぼくたちが生きる上で、本来はそんな拘束力を持つ他者なんて誰一人いないはずなんです。

繰り返しになりますが、今ぼくがお伝えしているのは、
「愛されるための条件」、「愛するための条件」についてですからね。他のことに切り替えて、別の話題を持ち込まないようにご注意ください(笑)

ぼくたちが、意識や思考でもって強い拘束力を発揮できるのは、自分自身にだけだと思います。正直、神様でも不可能です。神様はなにせ個人の自由を尊重されますからね。

ですから、ぼくたちは、ひとりで勝手にさまざまな条件を設けている可能性が相当に高いんです。その人それぞれの経験や価値観などもまた、条件を設けることに大きな力を貸してるかもしれません。

まずはご自身で、「愛されるための条件」や「愛するための条件」を設けていないか、よくよく感じ取ってみてください。思ったよりいっぱいあるかたもいらっしゃるかもしれませんね。


ぼくはここに「Love Myself」への大きなハードルがあるように感じています。少々極端かもしれませんが、どちらの条件もまったく存在しないと仮定してみてください。


「愛されるための条件」も「愛するための条件」もない!


そうすると、ぼくたちの前には急に「無条件の愛」が浮上します。


たとえ、中年太りが始まっていようと、白髪が増えようと、服のセンスがなかろうと、容姿がいかなるものであろうと、学歴がなくても、働いていなくても、ぼくたちは簡単に自分自身を愛することができるんです。

どんな自己嫌悪も、劣等感も、罪悪感、トラウマも、それは自分を愛せない条件にはなりません。


「Love Myself」、ただ自分自身を愛してみるのはいかがでしょうか?


いかなる自分でもただ愛するんです。愛にスタートもゴールもありませんが、人生の最後を迎えるまで自分自身を愛し抜くことは、知識や教養、秘技なんてまったく必要ありません。

なぜなら、自然や動物のことを無条件に愛している人はたくさんいますし、
同じように、赤ちゃんのことを無条件に愛している人もたくさんいるからです。

知識、教養、秘技の必要がないことがおわかりになるかと思います。

好きな芸能人、アイドルを無条件に愛している人もいらっしゃるでしょうね。リアルじゃなくても、漫画やアニメのような二次元のものであろうと、なんでもいいんです。


ぼくたちは、誰もが等しく愛を持っています。
それゆえに、愛せるんです。


そんな愛をイメージするなら自分自身の内側にあります。ヤカンなどにたっぷり入った水のように、必ず愛は存在しているはずです。その注ぎ口が大きかったり小さかったり、変形していたり、その個性はさまざまですから、愛の出方などに個人差があるかもしれませんが、どんな生命にも愛はたっぷり詰まってます。


「Love Myself」、きっと今すぐにできるはずです。


自分で自分を心地よく穏やかに喜ばせることで、限りなく愛とともに日常を過ごせるでしょう。

そんなことしたって意味がない、何の得になるんだと思われる方も、毎日の食事のように、例えば朝昼晩の「Love Myself」をなさってみてください。どんなことが起きても、無条件にただ自分自身を愛するんです。


ここらへんで、みなさんの中に浮かんでいるであろうことについてお答えしますね。

ぼくが感じるに、自己陶酔、うぬぼれなど、否定的な見方をされている自己愛は、「無条件の愛」にのっとっていないと思います。むしろ、かなり限定的な条件が付いている愛のはずです。

自分や自分の周りだけ良ければいいという独善的な愛もまた、無条件の愛ではありませんから、批判の対象になったり、敵がいたりするのでしょう。でも、それだってほんとうは良くも悪くも、どちらでもないんですよ。良し悪しのジャッジメントはぼくたちそれぞれが勝手にやってるものですからね。

そのあたりは、毎日の新聞やニュースなどをよくよく感じ取っていただければ、よきお手本として、さまざまな方が、そのお役目をまっとうなさっていることがわかるはずです。無条件に自分自身を愛することができれば、そういう方がたとえ世の中に多く存在していたとしても、その方々をも無条件に愛することができるようになるかもしれませんよ。

愛すること、愛されることに、条件などないのですから。
愛と自由は間違いなくセットです。

世界はさまざまな愛で満ち溢れていると思います。素晴らしい人、素晴らしい環境、素晴らしい組織、ほんとうにたくさんの愛があるはずです。ただそのほとんどが自分以外の誰か、自分の外側に向かってのびる愛のエネルギーのベクトルです。

「Love Myself」は、自分自身という内側に向かう愛のエネルギーです。まずはぼくたち自身が、無条件に自分自身を愛することから始めるのはいかがでしょうか?

もしかすると、世界各地で起きている、「問題」と認識されてしまったもののほとんどが、数えきれないくらいに条件が付いてしまった愛が原因かもしれません。

自分以外の誰かという、外側に向かってのびる愛のエネルギーと、その原因が相互に作用し合うことで、問題は長期拡大化して、個人の手では到底解決不可能な状態になってしまっているように思います。

もしそれが個人の手では解決困難な事柄だとしても、一般的に、健常な状態である方ならば、自分自身のことだけならできるはずです。食事をとること、歯を磨くこと、顔を洗うこと、服を着替えること、いわゆる日常生活です。

その日常に、1日3回、自分自身を愛する時間を、ひとりでも多くの人が設けたら、徐々に無条件の愛の連鎖が生まれ、ゆくゆくは、世界のあらゆる問題を解決するに至るかもしれません。

無条件の愛が、あらゆる人と交わって、無条件の愛だらけになるということです。

もちろん、目的はそこではありませんからね。
目的はただ「Love Myself」、自分自身を愛することです。


ぼく自身、年明けから習慣化を目指して、正月太り解消のための運動とともにはじめました。

みなさんも、ぜひ「Love Myself」、いかがでしょうか??





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無料の記事はここまでですが、あとの内容は、うっすらとスピリチュアルな視点や解釈をいくらか入れたおはなしをさせていただきますね。


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