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#デザイン
デザイナーは「営業」をどう考えるか
「営業」という言葉が好きなデザイナーは少ない。
ひとつは単純な誤解です。「営業さん」はビジネススーツを身にまとい、お客様に頭を下げて何かを売る人。デザイナーは何かをつくり出す一方、「営業さん」は何もつくらない。そんな、古典的かつステレオタイプな「営業さん」像にまどわされて、本質が身に入ってこない。興味がわかない。自分とは関係ないものだと思ってしまう。
デザイナーからは「私は人見知りなので、営業
話半分に聞く、デザイナーのキャリアの話
2024年。私は今年で44歳になるデザインマネージャー・サービスデザイナーです。業界的にはシニアといえる年齢です。
シニアになると、してしまうがキャリアのアドバイス。
年長者のキャリアのアドバイスは話半分に聞いておく。これは、私自身が20代の頃に思っていたことですが、今となれば「話半分」とは言い得て妙。年長者が話すキャリア論は、話の50%は時代を超えて普遍性を持ち、大変参考になったもの。その一
デザインと、価格と、キャリアの話
「デザイナー35歳定年説」というものがありました。
35歳になったらデザインをやめて別の仕事をするという話です。若い自分は恐ろしげに感じましたし、逆に「一生、手を動かしてものづくりをするんだ」と奮起したものでした。
似た話は今でも続いているらしく、業界の都市伝説としてひたひたと続いているようです。30代になったらライフステージや体力面から難しくなったり、感覚が市場と合わなくなる人が出てくるのは
めざましい成果をあげるデザイン人材の特徴
人材のパフォーマンスについては話しづらい点もありますが、今回はあえて「めざましい成果をあげるデザイン人材の特徴」を書いてみます。キャリア形成やデザイン組織の経営に少しでも役に立てられれば幸いです。
めざましい成果をあげるデザイン人材の特徴。結論から言うと、それはデザイン人材でありながらも「研究者」であるということです。もちろん、本物の研究者ということではなく、研究者的な姿勢やふるまいがあるという
デザイナーは自分の学びを設計する
知るべきことが多くて多くて、学べ学べとあせっていても、混乱極まり手につかない。
こんな状況、デザイナーなら誰しも身に覚えがあるのではないかと思います。もしくは若い読者ならこれから訪れる試練なのかもしれません。
技術が、社会が、デザインが。変化しつづけるその先端で、デザイナーは学びを重ね、成果を出し続けなければいけない。変化するのは自分自身も。年齢もポジションも状況も。今後のキャリアを考える中で