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プロダクト設計・開発に関わる募集職種の詳細情報

こんにちは。カスタマーサクセスチームの八木です。
先週のブログでは、現在の募集職種一覧をお知らせいたしました。今回はその中でも採用活動絶賛強化中の、Sprocketという<プロダクトの設計や開発に関わるメンバーの募集職種>について、もう少し詳しい情報をお届けいたします。

プロダクトの設計と開発を担う募集職種の一覧では【エンジニアチーム】と一括りにしておりましたが、実際は3チームから構成されています。今回はその3チームのメンバーに、募集職種のもう少し詳しい情報をインタビューしました。

【エンジニアチーム】は中田さん、佐々木さん、【UXチーム】は上野さん、【プロダクトチーム】からは冨野さんにお越しいただきました。まずはそれぞれのチームの役割をお聞きします。

Q1. 各チームの役割

八木)
まずはエンジニアチームから。エンジニアチームは通称Aチーム、Bチームにわかれておりますが、せっかくなのでチーム名の由来含め、それぞれの役割を簡単に紹介をお願いします。

中田)
エンジニアチームはアルファベット順に色の名前をつけよう、という緩い基準で命名しています。

Aチームの正式名称は、耳慣れないかもしれませんが「Aladdin's Lamp」という色名になります。名前が示すとおり、クライアント・他チームの夢や願いを叶える魔法のランプ(万能ではないけどね)、という思いを込めています。

様々な技能を持つ個性溢れるメンバーが協力して価値を創造する(特攻○郎Aチーム)という裏の意味もあったりします。主としてエンドユーザーからの情報収集や接客を提供する部分、それらの設定を行う管理画面機能の設計・開発が担当範囲となります。
佐々木)
Bチームの正式名称は「Black」です。「ソフトウェア開発に必要なすべての要素(光)を吸収することにより、価値を創造したい。」というかなりあおくさい理由で名前を付けました。

チームとしては「プラットフォームにおけるデータの集約と集計」、及び「集約したデータの価値を最大化」を責務として担っています。具体的にはKPI/KGIの集計やヒートマップなどの分析機能を開発しています。

八木)
では続いてUXチーム。プロダクトの設計以外にも色々と関わりのあることは十分に存じ上げておりますが、今回の募集背景に沿って、プロダクトの設計におけるUXチームの役割の紹介をお願いします。

上野)
プロダクトに関わるUXチームは下記のようなことを考えています。
 ●プロダクトがUXやサービスの利用体験にどのような影響があるのか調査、どのような体験をしてもらうかのデザインをすること。
 ●プロダクトの利用時のユーザビリティを高めること
 ●プロダクトの利用体験に満足感と感動をもってもらい、習慣にしてもらうこと

具体的には、ユーザー調査、デザインシステムの構築運用、既存機能の改修やメンテナンス、新規機能開発に伴うUIデザインなどがあります。

今回UIデザイナーを募集していますが、この中でも主には、デザインシステム/コンポーネントの構築管理運用や、ユーザビリティテスト及びUIデザインを担当いただきます。

八木)
そしてプロダクトチーム。マルチタレントなメンバーが揃っている印象ですが、今回の募集職種にあるプロダクトオーナーとしての役割の紹介をお願いします。

冨野)
「顧客のニーズをくみとり、プロダクトの新機能追加や機能改善/強化を実現する」ことをミッションとし、要求仕様を作成したり、開発スプリント計画及びスプリントレビューに参加したりしています。

[編集メモ]
スプリントレビューはスクラム開発を導入したチームで、スプリントの終わりに実施される会議の1つです。 スプリントとは、スクラム開発でシステム開発をする際の開発期間の単位です。Sprocketでは開発期間の単位を1週間としてスプリントレビューを行っています。

八木)
それぞれチームごとの役割があり、プロダクトオーナーが情報を集め要件定義を行う、UXチームが理想的なインターフェースのデザインを調査などのプロセスを経て構築、そしてエンジニアのAチーム、Bチームが役割に応じてプロダクトとして具現化していくと流れがあり、大小様々なアップデートが常に動いているというイメージでしょうか。いずれにしてもチーム間の連携は必須、関係性は極めて強いチームです。

Q2. 募集職種の担う役割と期待

八木)
続いて今回募集している職種に関して、入社後に
 ①どんな仕事をお任せしたいか
 ②どんなスキルや経験をお持ちのメンバーにジョインいただきたいか
 ③Sprocketにおけるこの仕事のやりがいや楽しみ
このあたりを教えてください。

<プロダクトオーナー(冨野)>
①どんな仕事をお任せしたいか
プロダクト要求仕様を作成したり、開発スプリント計画及びスプリントレビューに参加したりしていただきます。

②どんなスキルや経験をお持ちのメンバーにジョインいただきたいか
ビジネスや技術面のニーズを把握するための活動、例えば顧客や自社カスタマーサクセスメンバーに直接ヒアリングしたり、競合製品を調査したりする事が苦ではない方に来ていただきたいです。

③Sprocketにおけるこの仕事のやりがいや楽しみ
ユーザー(顧客や自社カスタマーサクセスチーム)とも、エンジニアとも接点が近いためデジタルマーケティングとシステム開発、両方に深く関わることができます。
<フロントエンドエンジニア(中田)>
①どんな仕事をお任せしたいか
クライアントのサイトに埋め込むJS SDK及び、BFFを含めた管理画面機能の設計・開発を共に議論しながら行っていただきたいです。

②どんなスキルや経験をお持ちのメンバーにジョインいただきたいか

TypeScriptをベースにReact+Redux、GraphQL等を用いた開発をしていますので、これらの技術に対する経験や関心が高い方、また進化の激しい分野でもありますので、現状を良しとせず常により良いものを共に模索する意欲のある方にジョインしていただきたいです。

③Sprocketにおけるこの仕事のやりがいや楽しみ

何をどのようにどんな技術を用いて価値提供していくか、を主体的に考え、メンバーと議論しながら協力してより良いサービスを生み出していける点が大きな魅力です。
<バックエンドエンジニア(佐々木)>
①どんな仕事をお任せしたいか
お客さまのサイトへ適用したSDKを通じて送信されるデータの分析機能の開発を担って頂きます。

②どんなスキルや経験をお持ちのメンバーにジョインいただきたいか
業務ではGo言語やScala、Kubernetesなどを用いて開発しています。未経験の方でも歓迎していますが、なぜそれらの技術を採用しているのか適切に捉えて学習を進めていただける方にジョインして頂きたいです。

③Sprocketにおけるこの仕事のやりがいや楽しみ
単なる機能開発だけではなく、リファクタリングを含めたプラットフォームの改善にも積極的に取り組んでいます。またプロダクトの要求定義からエンジニアが関わっています。
<UIデザイナー(上野)>
①どんな仕事をお任せしたいか
デザインシステム/コンポーネントの構築管理運用や、ユーザビリティテスト及びUIデザインを担当いただきます。

②どんなスキルや経験をお持ちのメンバーにジョインいただきたいか

ユーザビリティテストや定性定量両面からのUIデザイン。デザインシステム/コンポーネントの構築運用。Design for UXやHCDの知識経験、アクセシビリティの対応などをしてきた方などは特に歓迎します!

③Sprocketにおけるこの仕事のやりがいや楽しみ
Sprocketのプロダクトは、とにかく複雑です。ユーザビリティを高めるチャレンジはなかなかやりごたえがありますし、組織横断的に活動するので、人生の中で大事なビジネスキャリアや経験になると思います。

Q3. プロダクト関係者の職場環境

八木)
プロダクトの設計や開発に関わるメンバーの情報共有の仕方、開発の進め方、雰囲気など、応募者の皆さんが気にしそうな点や、Sprocketならではの特徴やおもしろさがあれば、ぜひ教えてください!

中田)
Sprocketのエンジニアは関東圏だけでなく関西や北陸在住のメンバーも在籍しており、テレワークが原則となっています(もちろん出社も可能ですが)。そのため会社全体としてはSlack、esa、Google Drive等のオンラインツールで情報共有が行われていますが、エンジニアメンバーはこれらにプラスしてTrello/Zenhubでのタスク管理や、Discordを用いた雑談も含めたコミュニケーションを取っています。

活発に議論や相談を行い、必要に応じて柔軟にペアプログラミングやモブプログラミングを実践しており、個々人の働きやすい環境を維持しながら協調して開発が進められるよう工夫しています。

開発の進め方は佐々木さんに話してもらいます。
佐々木)
技術選定においてCloudNativeなアーキテクチャを積極的に採用しているため、業務を通じてそれらの知見を得ることができます。TerraformなどのIaCやScalaに詳しいメンバーが多いため、業務の中で知識のアップデートが可能です。

開発手法はスクラムを採用しており、品質を落とさずムリのないスケジュールにて開発を行って頂けます。カンファレンスへ参加する時間を業務中に確保しているため、エッジな技術を学ぶ機会も用意されています。

インプットだけではなくアウトプットも重視しており、自社で開催しているLT(ライトニングトーク)会やブログ投稿などを通じて学んだことを開発チームへ共有しています。
冨野)
ヒエラルキーや組織間の壁といったもの無いので、「誰が正しいか」ではなくて「何が正しいか」という価値観で心置きなく働けるのが良いところかなと思っています。

市場やデジタルマーケティング界隈のトレンドやニーズという需要が見込めるから(お金になるから)この機能を作ろうというマーケットインの発想も大事ですが、直感的に新たな市場が切り開けると思えるならプロダクトアウトの発想でも良いと思います。

ITの可能性に果敢にチャレンジできる環境といえます。
上野)
Sprocketの組織文化は特徴的で、個人の給与以外は基本的にオープンにしていこうというものや、(他の人とチームで動くので考慮はもちろん必要ですが)働き方/コミットの仕方もそれぞれのやり方が尊重されます。自由度が高い分成果も問われる会社ですので、主体的に動きたい、今の会社が窮屈、みたいな人はのびのびとご活躍いただけると思います。

デザイン業務にあたっては、「~~をやっておけばいい」というものはなく、関係者や自分が納得できるように突き詰めて対応して勧められるのがこの会社の魅力だと思います。

八木)
皆さん、お忙しいところインタビューご協力ありがとうございました。どのチームも主体的に動くことのできるメンバーを求めている点は共通していますが、今回のプロダクトの設計や開発に関わる職種に限らず、Sprocketの文化として誰もが求められる素養といっても良さそうですね。

【編集後記】
今回は、Sprocketがビジネスを成長させる上で根幹となるプロダクトの開発や設計に関わる職種についてインタビューを行いました。応募にあたって具体的なイメージが伝わると幸いです。ご不明な点、こんなこと知りたい!などあればコメント欄にコメントをお寄せください。

Sprocketが提供しているサービスって何?ってところ、コーポレートサイトだけでは伝わらない箇所もありそうな気がしてきたので、今後はそういった記事も増やしていくつもりです。

[コーポレートサイト]
https://www.sprocket.bz/
[採用情報]
https://www.sprocket.bz/company/recruit/
[技術ブログ]
https://medium.com/sprocket-inc

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