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責任感の高いポンコツ
僕は今、タクシーに乗っている。人生で初めて一人でタクシーに乗っている。本当は電車に乗るはずだった。ていうかどう考えても乗るべきだ。今、自分は貴族なんじゃないかなって疑うレベルだ。今の僕の状況を説明すると、友達と□○駅集合と約束し、しかも、今回は行く予定の施設の入場時間が決まってる。そんな中なぜかぼーっとしてしまい、電車の時間では間に合わないという状況だ。完全に僕のミスだ。しかし、僕はたぶん責任感が
もっとみる人間にとっての車 12/23(木)
人間にとって自動車は移動手段だ。行きたい駅に行くために電車に乗り、電車は決まった場所に向かい、決まった場所で止まり、そこで僕たち人間は降りる。もちろん、素晴らしいデザインの自動車もあり、娯楽の一種であるが、それは本来の移動という目的に少しプラスされたものである。やはり、自動車は移動手段でしかない。
僕たち人間は、おしっこをする。おしっこをすることは生理現象なので、やめられない。僕は、今日まず、
生活検査に引っかからない感じで 12/16(木)
僕は散髪に行くのが苦手だ。正確に言えば散髪に行って、髪型を注文するのが苦手だ。何が正解かわからないし、自分のセンスが問われる気がして頭がおかしくなる。「写真を見せるといい。」と簡単に言ってくる人がいるが、写真を見せると相手により具体的に「こんなのが好きなんだー。」と思われる気がして恥ずかしくてたまらない。
しかし、中学生になると、散髪の注文が毎回不安でたまらなかった僕に最高の武器が手に入った。それ
僕の長所 12/9(木)
僕の長所は眉毛の形がきれいだということだ。生活検査では、剃ったと勘違いされるほどだった。自己肯定感が低い僕にとって、この長所はとても有難かった。どんなイケメンが僕の前に現れようとも「僕には眉毛がある」と何とか自我を保っていた。しかし、現実は残酷だった。大学生になり校則がなくなると皆、眉毛を整えだしたのだ。そして、眉毛を剃ってない僕はむしろちょっと眉毛が整ってない類に入ってしまった。しかし、ここで周
もっとみるそんなわけない12/2(木)
ある建物に入る際に、女の人に検温された。すると、検温の画面が赤く光った。その瞬間、「そんなわけがない」とその女の人は言い、「どうぞ」と言われた。意味がわからなかった。
一応、他の機械で測ったら35.6℃だった。
この世界の不完全さに腹が立つと同時に笑みがこぼれた。そして、最後の一文がなんかきもいなと思った。
ラブソング 11/25(木)
最近、流行りのラブソングに共感ができない。(最近っていうかずっと)。原因は僕の経験不足によるものだろう。しかし、僕は音楽が好きだ。とてつもなく音楽が聴きたい。そこで、僕は「陰キャラ 音楽」と調べた。だが、いい感じのものは出てこなかった。そんなことよりも無意識に自分で自分のことを陰キャラと思っていたことを知り、なんか涙がでそうになった。
合同説明会 11/21(日)
企業の合同説明会に行ってきた。
授業で先生が説明している時、たまにめちゃくちゃうなづいている人がいるが、僕はそういう人を少し馬鹿にしてるような所がある。だから、僕は先生の話を聞く時は、うなづくことはなく、ただまっすぐ先生を見ている。
しかし、就活ではそんなことはしてはいけないようだ。僕は、今日の合同説明会ではしっかりうなづいていくことを目標にした。「皆さんは関西の人ですか?」さっそく、うなづく瞬間
ぐるぐる 11/18(木)
最近、いろいろ考えて結局一周して、最初の考えに戻ることがある。そこで、僕は思った。自分と意見が違う人がいたとしても、その人も何回も考えてその考えに至った可能性がある。つまり、一回は僕と同じ考えになったうえで今の意見になったのだ。考えが何周もする事でより強力な意見になるはずだ。だから、自分と意見が違うことがあっても簡単に否定することはできない。僕は、これから自分と意見が違う人がいた時、まず「その考え
もっとみるポッキーの日 11/11(木)
ポッキーの日をちゃんと祝うことができる人は陽キャラだと思う。
ちなみに、僕は祝うことはできなかったし、タイトルの「ポッキーの日」のポをぼで打ってしまい、めちゃめちゃ焦った。
コピー機 11/5(木)
今日の夜はマックを食べることに決めた。マックで持ち帰りをし、家でテレビを見ながらゆっくり食べるという最高の夜だ。家の近くのマックは8時半に閉まるらしい。明日の大学で使う資料も印刷しなければならない。そこで、僕は7時15分に家を出て、コンビニで印刷を済ませ、スーパーで買い物をし、その帰り道にマックに行くという完璧な計画を立てた。自分の計画性の高さには毎回驚かされる。僕は、予定通り家を出て、コンビニ
もっとみるUber eats 11/1(月)
今日、僕はUber eatsの配達をしていた。目の前にワックスを塗りたくり、ピチピチのTシャツを着た男性が歩いており、僕はその後ろでヌメヌメと自転車を漕いでいた。(僕はいかなる時もチリンチリンは鳴らさない主義の人間だ。)しばらくすると、そのお兄さんは僕に気づき、道をあけてくれた。通り過ぎる際、そのお兄さんが「〜いつ」と言ったのが聞こえた。僕は、その瞬間、「ウーバーイーツ」、「何だ、あいつ」の二つ
もっとみる日記を書こうと思う 10/30(土)
今日から日記を書こうと思う。日記をわざわざ誰かに見られるかもしれないこの場に書こうと思ったのは、何者でもない僕がまるで何者かになれているような感じを味わうことができるからだ。だから、僕は今、眠くもないのに目をこすりながら、喉も渇いてないのにコーヒーを飲みながら(ブラックは飲めないので、カフェオレをコーヒーと呼んでいる)、忙しくもないのに「忙しいー」と叫びながら、この文章を書いている。
日記を書く