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【お料理】 真田そば (調理時間:15分)

・時代劇に出てくる郷土料理を再現。
・現地で食べた、感動の味。

あけましておめでとうございます。
今年も、どうかよろしくお願いします。

さて、本日は1月4日。
池波正太郎原作の時代劇に、「正月四日の客」という作品があり、それがとても好きなんです。
柄本明さんと松平健さん主演のドラマなんですが、心理描写がすごく上手に演じられています。

そのドラマに出てくるお料理が「真田そば」。
信州の郷土料理なのですが、これがまた美味しそうで、このドラマを見た年に、青春18きっぷを使って、当時住んでいた熊本から長野まで、食べに行ったことを思い出します。

もうその味は、絶品。
これを求めて長旅をしたこともあり、一生忘れられないお料理のひとつです。
どういうお蕎麦かというと、漬け汁がくるみ味噌を辛味大根の搾り汁で割ったものでお蕎麦を頂くというもの。
まさに信州らしい逸品なのです。
今日が1月4日ということで、このレシピを挙げることにしました。

☆材料はこちら

・そば
・辛味大根
・くるみ
・味噌
・砂糖
・みりん

まずはくるみを乾煎りします。

くるみを出来るだけ細かく擦り潰します。

辛味大根(劇中では「ねずみ大根」と呼んでいました)をおろします。
鬼おろしの方がいいようです。
おろした大根は、晒かガーゼで搾り、汁だけをとっておきます

潰したくるみに味噌、みりんを少々、お砂糖を入れ、合わせます。

茹で上がったそばを盛り、くるみ味噌に大根の搾り汁を入れたら完成です。

大根の汁がめちゃくちゃ辛いのですが、くるみ味噌の優しい甘さがそれを和らげ、そばの風味を引き立てます。

熊本から長野まで、18きっぷの旅はめちゃくちゃ遠かったですが、若い時の思い出として今でも鮮明に思い出すことができます。
また、現地で食べられる日が楽しみです。

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