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店長として意識していたこと

なかなかホームサロン内容に迄辿りつけておりませんが後1つ2つの記事でホームサロン内容に到着するかと思います💦

今回はついに揉み王子が店長として
勤務していた時のお話です。

退職して自身のサロンを持つようになっても
すべてのstaffがサロンに足を運んで来てくれたり
年賀状を退職した10年経った今もやり取りをしています。

写真は当時の部下が退職数年後サロンに来てくれた写真です。

信頼が築けていたからこそ

独立しても揉み王子先輩の施術は

愛情あるの知ってるから信用して

お客さんとしても通いたい!

と来てくれました。


自分で言うのもおこがましいですが

本当に慕われていないと起こらない現象です。


こんな人間関係を構築出来ると
気持ちいい位にサロンはまとまります。

サロンstaffを思うようにまとめられない方は

参考になれば嬉しいです。


まず私は

最年少、入社歴も一番若くして店長になってしまったので

まず最初に苦戦したのは

○師匠や先輩方をどう

操縦していくか。


いきなり生意気な口を叩いて
あーして下さい、こーして下さいは

『おいおい、店長になった途端態度デカイなぁ』

縦社会のサロン業界では即抹殺されます笑


もうここは書くに値しない位当たり前な
話ですが、
先輩staff方には

『持ち上げて動かせ!!』です!笑

基本は
『○○さんのお陰で!!』
『助かります!!』
『有難うございます!』
『流石です!』
『○○さんはこうゆう所で本当お店の要になってます!!』

こんな言葉と態度を示していれば
まぁ嫌な気持ちになる人はいません笑

これは人垂らし術です笑

しかしこればっかりやっていると
舐められてしまい、いざビシッと締めたい時に
言うことを聞いてくれません。


なのでベースとしては
リスペクトされてないといけないんです。

新人店長のリスペクトして貰える
勝負どころを探す事をオススメします。

私の場合は、技術知識は当時の

師匠達が部下になりますので

他の勝負どころを探した結果


○仕事の情熱
○仕事する量
○リーダーとしての責任感とstaffを守る力
○会社について誰よりも詳しくなる

早い話やる気...ですね(-∀-)

勿論、技術や知識も先輩方と肩を並べられる位には上がらないといけないので練習、勉強は毎日です。

この4つは他の先輩staffより勝っていると
自信があったので見せつける位の気持ちで
普段先輩staffが休んでいる時も
雑巾片手に床を拭いては

『揉み王子君、休みなよぉー。頑張り過ぎだよぉ』
と言われても

『このお店の売上げが上がれば皆さんのお給料も上がるので、自分はこのお店盛り上げますんで( ´∀`)』

と、床をごしごし。。。

『自分ティッシュ配り行ってきます!!』

『全然先輩方は休んでて下さい!!』

『その強めのフリーのお客様、僕の弱めのお客様と変えましょうか?○○さん指痛そうですし!』

こんな暑苦しさを毎日毎日こなさしていると

『オ、オレもティッシュ行こうか?』

『揉み王子君を見てると助けたくなってくるわ』

『揉み王子君のやる気には頭が上がらないよ』

と、だんたん心が動いてくるんです。

こうゆう所でリスペクトされていれば

いざ注意する時も言うことを聞いてくれるようになります。

先輩staffも後輩staffも

リスペクト!!がまずないと全て心で反発されてしまいますので まずはリスペクトされることです。

そしてお客様だけでなく

staffにも『感動』をさせる事です。

一番はまずは背中で見せる!
という精神論になってしまいますが笑

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次に後輩を育てるにあたって。

まず私の前の店長の失敗は

教育に『手間』をかけなかった事。

ついつい教育する立場からすると

○何でわからないの?
○何回言えば解るの?


こんな思いをよくしませんか?

職人だと特に見て覚えろ

なんて教育もありますよね。

前の店長さんはこれらの台詞を
よく言ってました。


有難う...前店長...。

めっちゃヒント貰いました笑


これらの対応でどんどん新人さんの
モチベーションは下がってしまって
相次ぐ退職。

求人費の乱用。

お客様にも見える不仲感。

お気に入りがいなくなることによる失客。

退職の椅子取りゲーム...

これが私の配属された本店の実態でした。

本店なのに売上げが低迷...会社としても
見過ごせない状況の中、私は配属され


前の店長に猛抗議...笑

私のポリシー従えなかったら
自分が上に上がれです笑

省略して店長になった私は


徹底的に
出来ないというstaffには1から丁寧に
何度も何度も教えました。

教育とは決して教育者がラクをすることでは
ありません。

何度言えば解るんだろう...
それは自分の説明の仕方がハマっていないだけなので、どんな伝え方がハマってくれるのかを
毎日思考錯誤しました。

出来ないのは当たり前、

出来るようにするのが

教育者としての苦労と努力だと思います。


そしてその姿勢こそが

部下に『恩』という評価を頂けるのです。

『出来ない私の為にこんなに丁寧に見捨てないで...くれて...』

よっぽどすれてる方じゃない限り

そう思ってくれます。

なので私は元々出来る方より

出来ない方の方が最終的に

絶対的な店長の力になってくれる

ダイヤモンドだと思って育てました。

そして前の記事でも述べましたが

指名が取れなくて悩んでるスタッフには

ハンバーグになろうとしなくていい

ハンバーグ役はいるんだから

ハンバーグの真似するんじゃなくて

サラダ役がいないからサラダ役の

No.1になってみない?

と、その方の活躍戦略も提案して

どのスタッフ皆指名が取れるスタッフに育てました。

その方はお話が得意ではないのに

売れてるスタッフが話がうまかったのを

真似ようとしたんですよね。

ガッツはGOODですが

自分の長所と短所を理解してなかったので

私はその子に合う接客スタイルを提案しました。

勿論中にはなかなか取れないスタッフは

モチベーションも上がらないし

存在価値や必要とされてるかに不安を感じてますので

指名が全てじゃない。

一流は指名よりも

リピート率を見る物だから

フリーでも自分が入ったお客様が

またお店に来てくれたかの統計を取ってみて。

次に繋がっていたら

君は立派にお店に貢献していると

自信持っていいんだからね。

どんなスタッフにもやりがいと

居場所を与える意識をしました。

ただ僕がとっても厳しかったところは

全力を出しきらない事と

楽しようとするスタッフには

とても厳しかった気がします笑


出来ないのは全然OK

出来るようにしてあげるのが

俺の仕事だから。

やらないのは罪だ。

出来るのにやらない子には

揉み王子店長も怒るからね。

これが日々の口ぐせ...笑

今思えばそれはそれでスタッフさん

常に全力出させられるので大変だったかと

思います。

後輩さんにも勿論

○○ちゃんがいつも

フェイスペーパーを畳んでくれてるから

業務が回ってるよ、いつも有難うね。

毎日1日一回1人1人のスタッフに有難うを伝えていました。


当時22歳の私はそんな事を意識しながら

持てる力は全力で店長業務に向き合い

売上げ激低迷していた本店を

売上げNo.1店舗に戻し

退職した後もお客様にも

あの店長さん神だったね。

なんて言って頂けいたそうです。

自慢...笑

そして厳しく指導したスタッフさんも

退職して10年未だに年賀状を頂いたり

私のサロンにブライダルエステに来てくれたりととても良い関係でいられています。

なぜ私が25歳で独立に踏み切ったか...

私は先ほど述べた

『リピート率』を5年間見て

絶対的な自信をつけていたからです。

続きはまた。

読んでくれた方。

有難うございます。

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