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Trans masculine, Queer, Nonbinary, Thirty-t…

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Trans masculine, Queer, Nonbinary, Thirty-three years of age, Tokyo, Trekker, Traveller. 多様なものを多様なままに、美しいものを美しいままに。

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求めよ、さらば与えられん -人付き合いにおいて-

私はおしゃべり上手でないし話面白くないし笑いのセンスもなく、聞き上手でもなく、ケチだし、ダサい。(※卑屈になっているわけではありません) しかし、友達がたくさんいる。 会ってくれる友達が。 それもありとあらゆるタイプの友達が。 なぜか中高の同期(100人以上)の間ではいつも幹事(呼びかけ人?)的役回りだ。 どの分野にも友達がいて、友達に頼ればなんでもできてしまうとさえ思う。 冒頭のように典型的人気者スペックは一つも持っていないにも関わらず、これほど多様な友達に囲まれているの

    • 26歳の自分から、若者へのメッセージ

      7年前、母校に呼ばれて、700人の生徒(中3〜高3)の前でお話をしたことがあります。 26年間の学びのエッセンスが詰まっていて、今でも若い人たちに伝えたいことだなと思うので、スライドと原稿の一部を公開します。 ※あくまで母校(私立中高一貫女子校)の生徒へのメッセージとして作ったものなので、全若者へというと全く配慮に欠けているところもあります ※学校名の部分は、■■と伏字を使います あいさつ皆さんおはようございます。 2009年、8年前に■■を卒業した〇〇〇〇(本名)と申

      • 「信じる」とは、気付かずに陥っている"状態"ではなく、能動的な、愛と意志に基づいた"行為"です。

        • 21歳のカミングアウト

          12年前、21歳のときのカミングアウトレターが出てきた。当時必死に言語化した記録なので、公開してみようと思う。個人名を伏せる以外は一切改変せず、当時の原稿のまま載せます。 前置きこれから、自分のことを語ろうと思うんですけど、勝手に私が話したいだけだし、すごい長くなるし、ちょっと重いかもしれません。 そして、これは○○さんだから話すんであって、誰にも口外してほしくない、たとえそれが△△さんでも、それが私のことを全く知らない赤の他人だとしても、話さないでほしいんです。 すごく理

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        求めよ、さらば与えられん -人付き合いにおいて-

        • 26歳の自分から、若者へのメッセージ

        • 「信じる」とは、気付かずに陥っている"状態"ではなく、能動的な、愛と意志に基づいた"行為"です。

        • 21歳のカミングアウト

          人と考えや学びを共有したり、時にはぶつかっても話をして解り合って、人生の一時だけでなく最期まで関係者である自覚を持って互いの未来にも思いを馳せられる、そういう関係性を人と構築できると信じられるのは当たり前の事じゃない。そうさせてくれる親しい人々に感謝。生きるための基盤になってる。

          人と考えや学びを共有したり、時にはぶつかっても話をして解り合って、人生の一時だけでなく最期まで関係者である自覚を持って互いの未来にも思いを馳せられる、そういう関係性を人と構築できると信じられるのは当たり前の事じゃない。そうさせてくれる親しい人々に感謝。生きるための基盤になってる。

          32歳クィア、ついに二丁目デビューしてみた

          デビューの日 きっかけは、大阪から学会のために東京に来ていた10年来の友人に「二丁目デビューしたい」と誘われて。 その友人はXジェンダー(FtX)で、バックグラウンドもジェンダーアイデンティティもフットワークも自分と似ている、いわゆるソウルメイトだ。 君に言われたら行くしかない。 出張帰りのどろどろに疲れた身体で、金曜日の22時過ぎに扉を開けたのだった。 そこからちょうど1ヵ月。同じ店に既に5回訪れたほど今ハマっている。 これまで足を運ばなかった理由 20代前半でT

          32歳クィア、ついに二丁目デビューしてみた

          大事にしたい

          私は昨年JAXA宇宙飛行士の試験を受けていたのだが…(1次落ち) 以下の記事を見た友人が 以下のように言及してくれて こんな風に思い至ってくれる友人がいることに感謝だし、一生大切にしたいと思った。 おわり。

          大事にしたい

          景色が変わった経験

          今の時代、海外を旅行したとて「価値観が変わる」「人生観が変わる」なんて、そうそうないことだと思うが、 個人的に、「開眼!」というか、ハッとして景色が変わるような、自分の中でパラダイムシフトみたいなことがたしかに起きた経験が2回ほどある。 1回目は、20歳。 初めての一人旅で行った初めてのヨーロッパ。 「道端で話しかけられるなんて、悪い人かもしれないんだから関わらずに逃げなよ」と真面目な同級生たちからは言われそうな状況下、 根っからの「やってみなきゃわからない精神」で、とり

          景色が変わった経験

          与えることに、理由なんていらない

          「与えることに、理由なんていらない」 そう教えてくれた人たちの話。 ===== 逝かないでほしかった。 She is no more. という信じがたいメッセージが、携帯に届いた。 彼女は突然、逝ってしまったのだ。 遺体は焼かれて灰になり、ガンジス河に流された。 ーーー 彼女は、フェミニストだった。男尊女卑のインド社会の中で、気高く、賢く、自由で、屈せず、主張し、創造的で、ショートカットで、ショートパンツを履き、浅黒い肩を出し、朝まで遊び、気持ちよく踊り、ジョークを言

          与えることに、理由なんていらない

          多様性って素晴らしい!みんなありのままで素敵!色んな人がいていいのだ!というリベラル精神を免罪符に、自分と異なるものを特に深くは知ろうとしない(あなたはあなたでいいから、私は踏み入らない)というのは、寛容なのはいいけどなんだかあまりにも簡単すぎるし、無関心で冷たく感じてしまう。

          多様性って素晴らしい!みんなありのままで素敵!色んな人がいていいのだ!というリベラル精神を免罪符に、自分と異なるものを特に深くは知ろうとしない(あなたはあなたでいいから、私は踏み入らない)というのは、寛容なのはいいけどなんだかあまりにも簡単すぎるし、無関心で冷たく感じてしまう。

          舞台に立つ。その理由

          何度か舞台に立った。 思い通りに動かない身体。思い通りのかたちじゃない身体。思い通りに口をきけない身体。 正直しんどい。 それでもやってきたのは、人と、何かを目指して突き詰めたり、分からないことを分かろうとしたり、違和感を共有したり、関係を深めていく重労働がきっと好きなんだ。 そしてこの何も言えない身体に、何も言わせなくていいくらい、没頭して自意識を埋没させられる舞台という場所が、やっぱり気持ちいいのかな。

          舞台に立つ。その理由

          山を歩く。その理由

          初めてアルプスの尾根を歩いたあの日から10年以上がたち、今でも夏は仲間たちとそこへ向かう。何がそこへ向かわせているのか、考えてみた。 非日常かつ剥き出しの自然に曝される環境。 風が少し止んでくれたこと、雲から太陽がほんの少し顔を出してくれたこと、風が少し吹いてくれたこと、水が美味しいこと、山小屋の味噌汁が温かいこと、空がすごく青いこと、星が瞬いていること、太陽が昇ってくることに、いたく感動する。 「ありがとう」、「嬉しい」、「好き」、「感謝」、「美味しい」、「美しい」、

          山を歩く。その理由

          「やってみなきゃわからない」はバカだが、真理である…が、やはりバカである。

          私は真のバカだから、何事もやってみないとわからない。 幼いころ親から「熱いから触っちゃダメよ」と言われたものは必ず触って確かめていたし(すごく怒られた)、 大学のときの専攻選びは迷っているもの全て履修して、期限ぎりぎりに決めたし、 海外一人旅中に見知らぬ人に話しかけられてもとりあえず逃げずに話してみないと気が済まなかったし、 始める前に判断できずとりあえず始めてしまって失敗・脱落したものが多々あるし(迷惑かけまくり)、 将来のことも、「その時になってみないとわからないよね

          「やってみなきゃわからない」はバカだが、真理である…が、やはりバカである。

          幸せって、心身が健康かどうかとか、愛に満ちてるかどうかとか、優秀かどうかとか、困ってないかどうかとか、社会に認められてるかどうかとかよりも、圧倒的に、ワインを飲みながら友達と笑って過ごすその夜とか、坂道を下って風を感じるその瞬間とかなんだなって思った。

          幸せって、心身が健康かどうかとか、愛に満ちてるかどうかとか、優秀かどうかとか、困ってないかどうかとか、社会に認められてるかどうかとかよりも、圧倒的に、ワインを飲みながら友達と笑って過ごすその夜とか、坂道を下って風を感じるその瞬間とかなんだなって思った。

          そういえば大好きな映画ベスト3はどれも観た後気になって検索したほど良い曲が使われていた

          そういえば大好きな映画ベスト3はどれも観た後気になって検索したほど良い曲が使われていた

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          いま、地球がめざめる (アニメ『未来少年コナン』テーマソング)

          地球を駆け回りたい・人と共に歌って踊って生きたい・感情豊かに生きたい という我が人生の3大欲求3本柱があるんだが、 我が心のふるさとであるアニメ「未来少年コナン」のテーマソングのサビの部分の歌詞が、 まさにその3本仕立てだったということに気付き感動した。 ↓↓↓↓↓ 泳げ 波けたて 走れ 土をけり こんなに地球が 好きだから こんなに夜明けが 美しいから 歌え 声あわせ 踊れ 肩をくみ こんなに地球が 好きだから こんなに夜明けが 美しいから 怒れ 足をふみ 笑え 手をたたき こんなに地球が 好きだから こんなに夜明けが 美しいから

          いま、地球がめざめる (アニメ『未来少年コナン』テーマソング)

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