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アムステルダムと幕張の国際放送機器展に出展!動画と写真で見るソニーブース 

ソニー広報部のYSとNTです。昨年を振り返ると、プロフェッショナルソリューションの領域でもいくつもの展示会に出展しました。今回はそのなかで、2022年9月、オランダ・アムステルダムで開催された欧州最大の国際放送機器展「IBC 2022」と、同年11月に千葉の幕張で開催された「Inter BEE 2022」について紹介します。

両展示会ともに、クリエイターの映像制作を支える新たなクラウドやIPソリューション、豊富な最新のカメラ群をソニーブースで展示。両展示会の様子やハイライトを、広報部のnoteの似顔絵を担当するYSと、NTが動画と写真でお届けします。現地の食事と景色の番外編も、ぜひご覧ください!

IBC 2022のソニーブース

海外への渡航制限がちょうど緩和され始めた2022年9月、広報チームから本noteの編集長RTと、YSが(弾丸で)アムステルダムに現地入りしました。欧州ではマスクをする方はほとんどおらず、商談も活況。来場者数は約3万7千人と、3年前リアル開催だった2019年の約5万6千人から減少しているものの、欧州現地ではコロナ前の活気を取り戻しつつある印象。以前の日常生活に戻ったような錯覚を覚えました。

来場者であふれるソニーブースの様子
オランダの風にはためくIBCの旗

ソニーブースは、木目調で温かみのあるサステナビリティを意識した作りです。ブース前方はコミュニケーションスペースで、来場者同志やソニー関係者とお客さまなど、多様なトピックスで会話が弾んでいます。奥のエリアに進んでいくと、人の流れが絶えません。

以下の動画で、ブースの様子や人の流れがよくわかります!

ブース造りにおいても、なるべくプラスチックを使わない設計をしています。現地で配布していたお水も紙パックです。

ブースで配布していた水

続いて、ソニーブースを歩いて一周した動画(3分35秒)です。編集長RTが、筆書き撮影にチャレンジ。現地に行った気分になるでしょうか?

Inter BEE 2022のソニーブース

国内最大規模の映像と通信のプロフェッショナル展示会ということで、放送事業者や映像制作関係者など、3日間で2万7千人近くの方々が幕張メッセを訪れました。

ソニーブース正面

今回ソニーのブースは、下図のように、カメラスタジオの周りをぐるっと一周するように製品やソリューションを配置しました。今年は3年ぶりに「あるもの」を復活。それは、メインステージです。

現地に設置したブースマップには、おすすめの閲覧順も

大型モニターを使ったプレゼンコーナーで、ソニーのソリューション事業を詳しく紹介。ブースの入り口にメインステージを設けたことで、多くの人が足を止め、ソニーの展示に興味を持って下さいました。

現地に行った方も行けなかった方も、まるで幕張メッセにいるかのように感じられるはずの動画をどうぞ。来場者の皆さんの間をくぐり抜けながら、RTが、IBCに続いてひと筆書き撮影にチャレンジしています!

両ソニーブースのハイライト

今回のIBC、Inter BEEにおけるソニーブースの展示のハイライトは次の3つ。ひとつずつご紹介していきます。

Creators' Cloud(クリエイターズ クラウド)

クラウド上での効率的なコンテンツ制作・共有・配信を実現する、新たなクラウド制作プラットフォームの「Creators' Cloud」。幅広く映像制作業界に向けて提案するサービスです。ソニーではこれまでも、撮影した映像をクラウドへ伝送するソリューションや、クラウド上でのメディアストレージ、クラウドスイッチャーなど、様々なクラウドサービスを、独立した個別のソリューションとして提供してきました。

これらのクラウドサービスは「Creators’ Cloud」のプラットフォーム上で提供されることで、サービス内容が一層充実するとともに、映像制作で活用するクラウドサービスをより一気通貫して活用しやすくなります。今後共通認証による各クラウドサービスのシングルサインオンや、共通ストレージ、共通の決済方法などを予定しています。

IBCとInter BEEでは、Creators' Cloudで提供する上記の一連のサービスを展示しました。

Creators’CloudとNetworked Liveを背中合わせで展示しているIBCでの様子

Networked Live(ネットワークド ライブ)

「Networked Live」は、場所や規模を問わず高品質なライブ制作の環境を構築するオンプレミスクラウド・ライブプロダクションで、主に放送業界に向けたサービスです。オンプレミスとクラウドの、様々な場所にあるリソースを活用したり、必要に応じて振り分けることができるなど、ワークフローの効率化や柔軟性を高めます。例えば、本来は局内向けに構築した制作設備を、中継現場や遠隔拠点と連携してリモート制作を行うことで、制作の効率化を図ることができるようになります。

Networked LiveのIBCでの様子

クリエイターの多様な撮影ニーズに応える豊富なカメラ群

上記のソリューションに加えて、ソニーではコンスーマーからプロまで、様々なクリエイターのニーズに応える豊富なカメラのラインナップを展開しています。今回は、Cinema Lineの新商品から、フルサイズイメージセンサー搭載レンズ交換式旋回型カメラ『FR7』や、VENICEエクステンションシステム2『CBK-3620XS』など、最新のカメラ群を展示。『FR7』やVENICEエクステンションシステム2のカメラコーナーは常に賑わっていました。

『FR7』の展示の様子は、以下の動画からどうぞ。

「VENICE エクステンションシステム 2」

この他、Crystal LED Bシリーズと『VENICE 2』を連携させたバーチャルプロダクションのソリューション展示も行いました。バーチャルプロダクションは、リアルな背景空間をバーチャルで表示させることができ、撮影の可能性を広げます。

なお、今回撮影したブース写真や映像は、主に『Xperia PRO-I』や『Xperia 5 III』で撮影しました。『Xperia PRO-I』に別売りのグリップを取り付けて、特に編集長RTはVloggerさながらの撮影姿でありました。

『Xperia PRO-I』で撮影中の二人

番外編1:食事

展示会といえば、展示会場内や周辺の食事どころも気になりますね。
まずアムステルダムから。オランダはフライドポテトが美味しい!という噂を聞きつけ、展示会場の前の出店で、お昼にフライドポテトを食してみました。2度揚げをしているようで、日本のポテトよりカリっと固めで食べ応えがあり美味しかったです。マヨネーズをつけて食べるのが現地流!

アムステルダムのフライドポテト。行列でした!

もうひとつは、展示会会場そばにあるタイ料理屋さんのパッタイ。ボリュームたっぷりで、とてもおいしかったです。

対する幕張のInter BEEは「ロケ弁グランプリ」!毎年楽しみにしている方も多いこちらのイベント(RTが大ファン)は、2年ぶりに「ロケ弁ラウンジ」として復活。YSはオムライスとハンバーグを、RTは人気ドラマで話題にもなったドライカレーを食べてみました。美味であります。そして、NTは、、、現金が無くて食べれず(電子マネーが使用できず残念)コンビニ食になってしまったという、ちょっと悲しい出来事が発生しました。

ロケ弁ラウンジにて。六本木をテーマにしたドラマで話題のドライカレー(右上)、ドルフィンさんのオムライスとハンバーグ(右下)。ボリューム満点でした!

番外編2:現地の景色

アムステルダムの運河から、揺れる川面とライトアップされたホテル。『Xperia PRO-I』の真価を発揮するシチュエーションです。

アムステルダム中央駅前。満月のきれいな夜でした。

そして幕張は、Inter BEE初日の朝の景色!快晴でした☀

執筆:広報部 YS&NT