Kyoko Sonoda
毎日生活し、仕事をし、遊び、その中で感じていることをまとめています
私は、本気で人生、仕事、社会に向き合う人の願いの実現のための伴走をしています。 人や組織の苦悩や葛藤、進化のきっかけやプロセス、ブレイクスルーした後に見える景色、伴走者から見える現場の風景について書いています。
園田恭子のことについて
人生の転機で何を感じ、どう選択して進んだのか、共有することで読んでくださる方の生きるヒント、ご自身のことを考えるきっかけになれば幸いです。
先日、あるコミュニティで、編集者の方から 「良い文章を書くには事前取材が9割」 「アンテナに引っかかったものは歴史から最新までとことん調べる。そうしないと掘り当てられない」 という話を伺いました。 そして、別のコミュニティでは 「わかりやすい文章を読んでいると、わかりやすい文章は書けないというパラドクス(逆説)」 という話がありました。 ふと、わかりやすく書かれたビジネス書は危険だなと思いました。 著者は参考文献や論文を一次情報として読み、その中から、自分の
「毎月の収入が5万円増えたらどうします?」 「10万円は?」 「20万円は?」 「50万円は?」 「100万円は?」 相手に問い、具体的に答えてもらう。 さらに、「値段を気にせず、化粧品が買えますよね」「仕事は趣味で週1程度、好きなお花屋さんでバイトとか」「自分のお店出せますね」「数年経ったら家も買えます」と、値段が上がるごとに事例を挙げ、臨場感を高めていました。 これは、昨日のランチの際、横の席で繰り広げられていた会話。 20代半ばのアパレルで勤めているという女性とその
全ては偶然の産物。出会うべき時に出会うべき人たちと出会い、その中からその時にしか生まれないものが生み出されるのだと理解し、納得しています。 6月初旬に予定していたイベント「うえみなみフェス2021」を中止することにしました。 和歌山紀美野町にある築300年の登録有形文化財「風の古民家うえみなみ」。 そのオーナー、のりやんが事務局長、今後モロッコで仕事を興す予定のあやなちゃんがワークショップ責任者、うえみなみの近くに住むデザイナーでパラレルワーカーのほんちゃんが宿泊
哲学の 私たちは自分の価値を自分では決められない。 自分のいる「構造」が自分の価値を決めるのだ。 という言葉について考えています。 転職だけでなく、同じ会社内であっても職種転換や異動がもたらす構造の変化によって価値評価が変わるということは体験済みです。 また、同じ人が同じ行動をしたとしても、職場と家庭の構造では評価は異なります。(私の仕事モードは家族にとって大迷惑らしいです涙) 私は、これまでの社会人生活の中で、積み上げたものを全て捨て、ゼロベースで全く違う構造に
今年もあっという間に3分の1が終わり、5月がスタートしました。 会社を辞めて、ちょうど一年。 長い間、階段の踊り場にいた気分です。 いや、この間も実はゆっくり螺旋階段を登っていたのかもしれません。 この一年、長年の得意パターンである「ゴールを決め、バックキャスティングし、それを確実に達成していくこと」を手放し、敢えて大いなる流れに身を任せたら何が起きるのか、どこにいざなわれていくのか、を実験していました。 で、どこにいざなわれたか? 全くわからない(笑) いただいたお
私は昨年からセルフマネジメントの第一人者、米ピーター・F・ドラッカー大学院准教授のジェレミー・ハンター、その卒業生の稲墻 聡一郎、藤田勝利の3人が立ち上げた会社、Transform LLC.のプログラムサポートをしています。 人と組織が心から求める姿に向かい、人生をより良い状態に好転させ、 自ら新しい未来を創り出すプロセス。 それを「実践」で学べるところ。 何度も同じプログラムに関わっていますが、毎回私自身の気づきがあります。 今、ちょうど個人向けプログラム「Transf
新規事業の企画をサポートするコンサルティングのため、経産省の制度に関わる資料に全て目を通す。 その制度と、リーダーのビジョン・性格・熱量・今までの経緯と、そこに関わる人たちのリアルをイメージする。 事業を実現するためには「形」より「実」を取った方が、リーダー、そこに関わる人たち、お客様、三者にとって良いのではないかと仮説を立てる。 急がば回れ。 同時に商品設計、内外コミュニケーション、組織運営、価格戦略に一貫性があるかどうか、議論する。 拡散と収束。 これは、今日
皆さんは何かの決断をする時、どうやって決めますか? もう何年も前からVUCA、Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の時代と言われ、テクノロジーの発達により社会構造が変わり、人は100年も生きるのだと言われ、平成になって間も無く社会に出た昭和の私からすれば、大学卒業時の価値観は大きく変化しています。 当時、大学時代の友人は、当時でさえ古風なお父様の勧めで、信託銀行に事務職として就職。 1歳年
何のために生きているのか? 鳥はきっとそんなことを考えずに、ただ生きていますよね、きっと。 人間は面倒臭い生き物です。 私は41歳の時に3人の子供(中3男子、中1男子、小3女子)がいる現在の夫と再婚しました。 夫の前妻も私の前夫も病気で亡くなりました。 「思春期の難しい年頃の子供が3人もいる人となぜ結婚したのか?」 再婚して12年、何度も聞かれます。 当時の上司からは「お前、馬鹿か?」と言われました(苦笑) 理由は二つあって、一つは子供のため。 こちらの理由は私の思い
昨日、「やりたいことをやる人が一番強い」という記事を書きました。 「やりたいと思っている人が思いっきりやりたいことをやれば良い」 その先にあるのが、「自分を捨てる」ということかなと思っています。 自分がやりたいようにやる時、忘れがちなのが、 元々の意図は何だったのか どんな変化を起こしたかったのか そこにしっかりつながった時、今、自分がやりたいこと(方法)は単なる自我の現れなのかもしれない、やりたいこと先行になっていなかったか、一度疑ってみればよい。 意図
昨日はとあるワークショッププログラムのプロト開催でした。 焚き火をしながら「私とは一体何か?」という哲学的な答えのないテーマについて語り合う時間を持ちました。 メンバー4人で半年近く議論してきました。 一つのプログラムの企画をこんなに長くゼロから議論して作ってきたのは初めてです。 前職のコンサルティング会社でも多数の企業研修やワークショップの企画はやってきましたが、効率・生産性命! ゴールと現状把握、本質的な課題の特定が肝で、それがシャープにできれば自ずとモジュールや人的
関東では一昨日は20度、今日は9度、まさに三寒四温です。 3月5日は二十四節気「啓蟄(けいちつ)」でした。 冬籠りしていた虫達が新しい季節を感じて土から出てくる頃。 「始まり」を意味する言葉でもあります。 まさに最近私に入ってくる情報は、終焉または始まりを表すものばかり。あちこちでトランジションが起こっています。 少し無理をして力技で引っ張ってきたものは終焉を迎え、ワクワクするものは一旦遠のいたかのように見えて、新しい展開を迎えてまた巡ってくる。 真摯に向き合い最善を尽
『窓が綺麗になると心まで澄むようで嬉しいです。』 と、月曜日午後に一緒に古民家の窓を掃除した友人から、雨で目覚めた火曜日朝にメッセージをもらいました。 綺麗な窓は半日しかもたなかったし、本当は週末にそこを使わせてもらうためのお掃除だったのですが。 しかし、車好きの方の洗車もそうなのかもしれませんが、綺麗になっていくプロセスとピカピカになった瞬間の達成感、そしてちゃんと大切なものを大切にしている自分への信頼が重要な気がします。 私の場合は、古民家を掃除すると決めたことに
Rosa Mareという女性向けコミュニティの「私を生きる、一緒に生きる」の動画配信に必要だから、という理由で、急遽サイトを作りました。 たまたまFBで「暇してる〜!誰かの仕事、手伝わせて〜!」と投稿していたアーティスト松島宏佑に連絡したのが日曜日。動画配信は翌週土曜日の朝。 急遽、デザインコンサルティングファームBIOTOPE出身のこうすけ、元同僚のデザイナーいけともさん、こうすけの奥さんさおちゃん、私の4人チームが結成され、6日で作った超短期間集中の作品。 元々は自
私は8年の努力を経て、無事、国際線CAになった。 私の「まずゴールを決める。旗を立てて、バックキャスティングで計画を立て、それを全力で達成していく」「やるときはやれることを徹底的に全てやる」性格はこの時培われたものに違いない。 その勢いたるや、執念たるや、自分でも時々しんどくなる・・・。 今は自分の性格に体力が追いついていない。 私は長らくこれは私の人生の大きな成功体験だと思ってきた。 でも、ここ一年、過去への捉えが変わってきた。 この成功体験は私の人生にとって、光でもあ
私のファーストキャリアはANA国際線の客室乗務員だった。 未だに人気がある職業で、人からはある種のイジりも混じりつつ、 「園田さんは昔CAだったのよ〜!」と言われる。 さぞかし華やかな職業だろうと思われがちだが、実際は体力勝負だし上下関係は厳しい。 また、私の場合、女の子らしさのかけらもない志望動機を持っていた。 ____________________ 私は中学2年生の時に、当時はスチュワーデスと言われていた国際線CAになろうと決めた。 理由は、 「一生