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やりたいことをやる人が一番強い

昨日はとあるワークショッププログラムのプロト開催でした。
焚き火をしながら「私とは一体何か?」という哲学的な答えのないテーマについて語り合う時間を持ちました。

メンバー4人で半年近く議論してきました。
一つのプログラムの企画をこんなに長くゼロから議論して作ってきたのは初めてです。

前職のコンサルティング会社でも多数の企業研修やワークショップの企画はやってきましたが、効率・生産性命!
ゴールと現状把握、本質的な課題の特定が肝で、それがシャープにできれば自ずとモジュールや人的ネットワークの中から最適な手法や協働者が浮かび上がり、あとはトンマナを調整し、ど真ん中の成果を短時間で確実に出す。
それが外資系大手戦略コンサル出身の社長が率いるコンサルティング会社のやり方でした。

今回は、私からすれば全てが真逆なアプローチで、戸惑うこともしばしば。
メインの企画発案メンバーの用意したプログラム案やネーミングを様々な角度から磨き、また練り直すこと7、8回。


私は途中から参加しているため、知見や経験を共有することでメンバーに貢献したい。でも途中で気が付いたんです。

「やりたいと思っている人が思いっきりやりたいことをやれば良い」


今日、改めて「元々の意図に到達できたか」を振り返りました。

反省すること多数。


「独りよがりになっていたかもしれない」
「盛り込みすぎたかもしれない」

当然、企画者は凹みます。
しかし、思いっきりやりたいことをやったからこそ、次の調整どころが分かるのです。

結局、やりたいことをやった人が一番強い。
情熱で人を巻き込み実践に持ち込める人は素晴らしい。結果がどうであれ。
たとえ凹む結果であったとしても、凹みが大きい分だけ大きな学びがある。
一歩踏み出した人にしか見えない世界と感じられないリアルな体感覚がある。


「自分を生きる」人というのは、そういう人なのだと感じました。



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