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高齢出産ぼっち妊婦録【25週:高齢実父がウザい、からのちょっと解放】

こんにちは!やよです。
この週は、おこった出来事は順調で楽しいことばかりでした。
三連休は夫と日帰りお出かけをしたし、先延ばしになっていたパパママ学級も無事予約が出来ました。
妊婦検診も我が子が無事成長していて一安心。相変わらず前置胎盤気味で帝王切開濃厚ですが、無事に産めれば無問題です。
エコーのお顔もとってもプリティでした。

高齢実父からの精神的ダメージ

ただ、メンタルはさざ波が立っていました。
先週実家に行った時に実父の言動から色々ダメージを食らっていました。
高齢出産の私は末っ子で、しかも父は晩婚でした。父は来年80歳になる後期高齢者です。
去年あたりから会う度に親の老化を実感して、ちょっと複雑な気持ちになったりしています。

左腕が動かしにくくなったり、血液検査の結果が良くなくて飲む薬が増えたりと本人も不安なんだと思います。
それにしたって母に対する愚痴、悪口が多いんです。
たしかに母は家事が得意ではないんですが、食事の用意をしてます。
父の世代的には専業主婦である母が料理をするのは当然かもしれませんが、母だって70代です。
私は既に今でさえご飯作りが面倒なので、父が母の作る食事のレパートリーや時間の文句を言っていると何だかなぁと思います。
徒歩圏にスーパーも沢山あるし、買えばいいじゃんとも思います。
他にも就寝時間や起床時間が遅いとか、運動不足だとかディスっていて「もう放っとけよ…」と思います。
家族LINEだけでなく、会った時もそんな話ばかりだったので辟易しました。
母はLINEで父の悪口を言うことは無く、私達の前で文句を言われるとちゃんと反論しているので、心情としては母の味方をしたくなります。
要は父が母に求めすぎていると感じて、イライラするのです。

この他、父は母方の不動産の整理をしています。
ほぼ「負動産」なので、今後の相続を考えると父がやってくれていて助かるのも本心です。
しかし、この件も「自分がどれだけ大変か」「母方の不動産なのに、自分がどれだけ頑張ってるか」みたいな話が多くて疲れました。

似たもの親子

しっかり者で、頑張り屋で、認めてほしい、かまってちゃん、
褒められたい、愛されたい、役立つ人間だと思われたい。
私は父と同じタイプなので、そういう気持ちが痛いほど分かります。
でもそのアピールってやられる側は重いんですよね。
やりたくてやってる訳じゃないから、相手は恩着せがましく感じます。
それに母という他者を下げても父が上がる訳ではありません。

母と姉はマイペースなので、きっと
「ふ〜ん、そうなんだ」
「自分は出来ないしやらせとこ、言わせとこ」
くらいな受け止めだと思います。
私みたいに10日間も引きずってることは絶対無いです…。

両親の老化を感じるようになってからは
「二人で自活してくれてるだけで有り難い」
と思うようにしていたのですが、
先日の訪問を発端に、父の過去の嫌だった言動まで思い出すようになり悶々としていました。

助けてくれるのはいつだって本

そんな時、ふと思い出した本がありました。
こちらです。

心屋仁之助さんのこの本は私が二十代の頃に購入した本です。物語の主人公は34歳の女性で、その中で愚痴の多い母親とのエピソードがあったと思い出しました。

結果、読み返して正解でした。
「妖怪かわいそうだね」と「三つの宿題」の視点は特に心に刺さりました。

あらすじがAmazon商品ページに書いてあるので、興味がある方はぜひ見てみてください。一時間程度でサクッと読めます。
(アフィリエイトでは無いのでご安心ください)

愛聴しているポッドキャスト、ジェーン・スーさんと桜林直子さんの「となりの雑談」の今週回でも、たまたま似た視点がありました。
こちらもおすすめです。

巡り合わせを受け流す

この実父への苛立ちと不快感が一時的なものなのかは分かりません。
妊娠に伴うホルモンバランスの変化による情緒不安定はよく聞く話ですし。
しかしその一方で、ホルモン関係なく、ライフステージ課題の重複も影響しているかなと思います。
出産・育児への不安と、親の老化・介護の不安の時期が重なっちゃってるんですよね…。
私の心の中の少女が
「これから我が子の面倒見るのに、親の面倒なんて見たくないよ〜」と泣いているのかなと。

こればっかりは巡り合わせでしょうがないです。
現時点では不安の原因を可視化できただけで良しとします。

今回は高齢出産らしい内容になりました。(笑)
「不安が現実になった時に対処法を考える」
「何も起きていない今は心が軽くなるように日々を過ごす」
これでいいんじゃないかな、とちょっと解放された週でした。

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