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自省録-マルクス・アウレリウス【書籍紹介】

こんにちはsomekichiです。

皆さんは「マルクス・アウレリウス」という人物をご存じでしょうか。

マルクス・アウレリウス・アントニヌスは、今から1900年近く前のローマの皇帝であり、ストア哲学などの学識に長け、良く国を治め「賢帝」とも言われた人物です。

今回はそんな「マルクス」が書いた哲学書をより分かりやすく解釈した「超訳 自省録 よりよく生きる エッセンシャル版」を読んでみましたので、その感想を紹介させていただければと思います!


人生を「適切に生きること」

本書から文章を一部抜粋させていただくと

自分のことをすでに死んだ者、
現在この瞬間までに人生をいきつくしたものとして考えること。
そして残りの人生を、自然にしたがって適切に生きること。

という言葉があったりします。Amazonの商品末端にも紹介されていますね。

この「自省録」には「人生を適切に生きるためには」という誰しもが定義できない課題に対しての答えがふんだんに散りばめられています。

悩みがない人生は「人生」ではない

これは私が本書を読んだ感想でして、人生というのは四六時中、ありとあらゆる悩みに囲まれて生き、そして何よりその悩みは考え方一つで自分の力にできたり、喜びにできるということです。

ポジティブ思考と表現すると軽く見えてしまいますが、生きにくい人生から「生きやすい人生」に変えられるのは案外「自分次第」なところはあるのかもしれません。

そんな「マルクス」の哲学的な人生を好転させるポイントが数多く紹介されているのが印象的な書籍でした。

人間の悩みの本質は変わらない

1900年も過去の人物がこれだけ、現代の悩みに対して的を得ているということが非常に不思議であり、それと共に人間の悩みの本質はあまり変わらないのではないかとも思ってしまいます。

この書籍を読んで私が特に感じたのは「許諾」と「自信」という2点です。悩みはこの2点を、周りを許して自分を許して、そして「自分は自分だ」という自信を持っていれば幸せな人生を送れる。そんなメッセージを私は感じてしまいました。

以上、「マルクス・アウレリウス」の「自省録」の紹介でした。私が読んだのは超訳の方でしたが、文庫版の方も興味があれば是非ご覧くださいませ!


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