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待ちわびたわ 
密かに このときを 

狙いさだめて 爪を立て 
素知らぬ素振りで じわじわと 

どうせ 人生なんて 
たった 一度きりだから 
いまこそ このときに 
そうね 賭けてみようじゃない!  


願ってたの 
この日が来るのを 

もう目の前よ 焦らないで 
もうすぐ堕ちるわ ひらひらと 

どうせ 人生なんて 
きっと 一瞬だから 
ここで 勝負かけなきゃ 
そうよ 賭けてやろうじゃない!  


待ちわびたわ 
この日が来るのを 

もう目の前よ 焦らないで 
もうすぐ堕ちるわ ひらひらと 

どーにも いかないことも 
やっぱ、そりゃあるけれど 
ここで 覚悟決めなきゃ 

どーにも 先へ進めない!!!  


そらかな's liner notes

私は、ギャンブルは一切やらない。
むしろ、大嫌いだ。
正直、ギャンブルする人と付き合うなんて考えられない。

だけど、私は生まれついての『人生のギャンブラー』。

昔から、自己投資は惜しまない。

ITエンジニアへ転身するために、70万円を払ってスクールに1年間通った。
職業訓練にも半年間通ったし、受講できるセミナーを見つければあちこちに足を運んだ。

そうして私は、30代半ばで派遣事務からIT業界へ転職することに成功。

順調にキャリアアップを果たし、上流工程といわれるシステムエンジニアにまで登りつめた。
もちろん、職場は転々としたけれど。

16年間務めたエンジニアを辞め、フリーランスのもの書きに転身したいま……

Kindle出版のプロフェッショナルを目指すべく、派遣事務時代の年収分くらいの資金をつぎ込み、Kindleの勉強をしている。

これをギャンブルと言うならば、私は正真正銘のギャンブラーだな。


『Gambler』は、“闘う女” と称された私の生きざまを描いた曲。

パンチのある私の歌声を活かしたノリノリのロックナンバーで、「これぞ私の真骨頂!」といえるかな。
私らしさがいちばん表現できている曲だと思う。

うちのバンドで最も人気があったナンバーで、特に洋楽ロック好きな人たちに大人気だったんだよね。

イントロから間奏、エンディングに至るまで、演奏がめっちゃカッコよくて、いちばん元気に「遊べる」曲でもある。

振り付けもあって(もちろん私が考えたんだけど)、我ながら、これがなかなかイケてて♪
あ、動画じゃないからこのカッコよさが伝わらないか。残念だわ。


前回ご紹介した『ID』は、ASDの特性を持つ私がなんとか社会になじんで生きていこうと奮闘する、自分への応援歌的な曲だった。

重度のコミュ障でまわりの人たちとうまくいかずに壁にぶち当たりながらも、揺るがぬ信念と「歌うこと」に対しての強いこだわりを持っていて、遥か遠く離れた生まれ故郷の青い空と海を想いながら強く生きていく……そんな歌だった。

それに対し、この『Gambler』では、私の持っているADHDの多動性や衝動性といった特性が全開だ。

その特性は、決して「マイナス」でも「ネガティブ」でもなく、私にとっては「プラス」で「ポジティブ」なパワー。
私の代名詞である “超前向き” なマインドは、この時点ですでに完成されていたんだなぁ。

片づけが苦手、マルチタスクが苦手、優先順位をつけて段取りよく動くのが苦手……などなど、この特性を持っていることで苦戦することも多々あれど、もし私がADHDでなかったならば、私のアクティビティやクリエイティビティは存在していなかったと思う。


この曲も、10年以上前に書いたもの。
ご紹介するのは当時のライヴ音源で、作詞・作曲・ヴォーカルは、もちろん私。

あ、何度も言いますが・・・
いまなら、もっとパワフルに、ずっとキュートに歌えますんで!!!

それでは、私の生きざま『Gambler』、お聴きください。

ぜひぜひご感想を聞かせていただけるとうれしいです♪

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