「天才肌」と呼ばれて〜アスペルガー作家・ソラノカナタの創作術〜
「天才肌」だと、昔からよく言われてきた。
そう、たとえば、文章の書きかた。
他の人がどうやって書いてるのかわからないから比べようがないけれど、私の文章の書きかたって、どうやらかなり普通と違うらしい。
2歳で読み書きを始め、小学校に上がると「国語の天才」と言われ、高校入試の国語では満点を獲得し、半世紀を生きてきてなお120程度の言語性IQを誇る。
作文を書けば、どの担任にも「非凡なものをもっている」と褒めちぎられ、高校時代には「あなたは作家になるべき人だ」と、作家になることを