子供が消えてしまいたいと思う背景
こんにちは〜
叱らない2男2女の母そのママです。
このnoteでは
子育てが辛いと感じるのは夫の影響が一番大きいと悟った母がこのままではいかん、自分を変えようと毒親から脱出するためだけに勉強しまくり(色々)実践、たどりついた結論をもとに子育て?親の心の弱さ?人間の本質について独断と偏見で書いていきます。
弱者の視点。
華麗なる強者の方はスルーしてくださいね!
🍀
今日は先日見た記事の不登校だった女性の
「消えてしまいたい」
と、いう発言を勝手に掘り下げていきます。
ある日長男は言いました。
「なんのために生きているのかわからない死んだ方がいいかなと思ってる。」
‥‥
バカなんですけど、バカ母なりに脳みそ高速回転させましたが
返す言葉が見つからない。
あまりにドライに、軽く、乾いた口調が長男の苦悩を表しているようでした。
言い放った時点では、その苦悩も一周回って落ち着いているのかなとも思った反面そんなに一人悩んでいたのかと思うと、
ほんと親ってクソの役にも立たないなと。
こうやって、悩んでいることに親が気づけないまま悲しい選択をする子供がたくさんいるんだろうなと思うとゾッとしました。
一方で
「確かに‥そんな結論に至るわな‥」と、思う自分もいたりして。
「生きる」その当たり前のことがどうしてこんなにも人に重くのしかかるんだろうと。
🍀
「なんのために生きているのかわからない」
朝のニュース番組で中高生ニュースというコーナーがあります。
一生懸命に好きなことに打ち込んで成果を出した素晴らしくキラキラした子供たちが画面に映る。
それを見るたび思うのです。
あれは一握りの子供達、優秀でさまざまなことに恵まれ(そうじゃない子もいるかもしれない)。しかしながら、おそらく才能に恵まれ開花させる環境にも恵まれた本当に一握りの優秀な子供たち。
とても素晴らしいし、国とっても大きな資源だと思うんです。未来のリーダー候補だろうし。
でもさ、ほとんどの子供はそうではないんだよ。
だけどね、
もちろん子供たちはそれぞれに素晴らしい才能を人知れず持っている。みんな、もれなくみんな。
ただ、
ほとんどの子供は誰かに特段取り上げてもらうわけでもなく多くは「普通」といった形におさまってしまう。良いとか悪いとかではなくて。
だから、そこに違和感をかんじるのです、朝から。
優秀な子は伸ばす価値があるから取り上げてどんどん盛り上げよう!!!!それに憧れたり、いいなと追随する子もいるかもしれない!!!!
すごくわかります、そしてネタにもしやすい、華があるしね。
だけどそれってそうなの?
優秀だから価値が高いの?
ちがう、
みんなそれぞれに価値があるのに、
目立った功績がないとダメなんだ
って、朝のあのコーナーは全国を洗脳している気がしてしまうのです。大人も子供もみんな。そしてそれは常識になってしまう。
10年前の私は思わなかったのかもしれない。いわゆる常識を常識と思って疑っていなかったから。でも今の私には、朝のそのコーナーを違和感としてしか感じられないのです。時代の変化もあるかもしれません。
世の中の常識、概念として、何かに秀でているから、優秀(高学歴)でいるから、功績があるから、賞を獲ったから、一番だから、お金を稼げるから、目立って社会貢献をしているから価値がある、と多くの人は感じます。それは子供もそう思っている。
だから何もない自分には価値はないと。
でもそこに該当する人はほんの一握りで、自分も含めてそうでない多くの人はそうじゃない自分を認めたくないと思いながら、そんなことも感じたくないと思いながら過ごすわけです。
そして、不登校や一般的なレールからはみ出た子供たちは誰に言われなくても自分は価値のない人間だと烙印を押すのです。
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当たり前のレール
小学校、中学校、高校を卒業し、大学、専門学校に行き就職をする。これが当たり前の正規ルートであり、みんなが乗るレールでしょうか。
ここからはずれるのは一部の桁外れの天才と、違った価値観や才能を持つ、けれど、天才!とまでは呼ばれない多くの子供たち。
学校に行かない、行けないことは少なからずレールからはずれてしまうので親も子も不安になります。
親が受け入れられるようになるまでには(はじめから受け入れられる人もいると思いますが😅)時間がかかります。
その間苦しむ親、悲しむ親を見てまた子供は、思うのです。
「お母さんを悲しませてる私は何だろう‥私なんて存在している意味ない」
だけど学校には行けない、会社にもいけない。だから消えてなくなりたい。
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本当の自己肯定感
私たちはどんなにがんばっても結局は他人の価値観に惑わされ、世間の常識に飲まれ、概念を振り払うことができません。
自分を貫いていくなんてことは欲をなくした仙人のような領域で。
子供を信じたくても
子供を守りたくても
子供が幸せなら何でもいいと言いつつも
本当はなんでも良くはないのです。
子供が
「消えてしまいたい」
と思う背景には、このとてつもなく大きな常識、概念、どうしようもない、他人の価値観を生きる私たちの存在があるのです。
よく考えなくても、子供も、あなたも生きているだけで誰かの役に立っている。
生きてるだけで役に立っている、それは嘘でも、キレイゴトでもない、本当のことなんです。(宗教みたいになってますけど😅)
本当の自己肯定感、
「どんな自分でも価値があると思える」
私たちはなにかできないと自分に価値がないとどうしても思ってしまうし、人にも求めがちです。
ただ、その当たり前に圧を感じてしまう子供もいることそれを弱いというのはかんたんですが、寛容な価値観の中にいられたら、自分の価値をきっと発揮できて、逆にその方が生産性が上がるんじゃないかと思うんですよね。
テクノロジーも発達し、かつてないスピードで技術が進化していってるこの時代だからこそ、
「消えてなくなりたい」と、思う子供たちの居場所、価値を発揮できる場所はたくさんできてくると思います。
学校がなくても、レールからはずれても、自分を発揮できる世界。
ただそれを実現するには大人たちが、レールから外れる子供に不安を抱かないこと
これが必須条件になってきます。
まあ、これができそうでできない😂一番難しく、私たち大人がためされるところなのかもしれません。
時代の変革を握っているのは、若い世代じゃなくて実は
大人の価値観
私たちの常識破壊
大人が若い世代の邪魔をしない!ってことを認識しておきたいですね。
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こちらの記事も関連としておすすめです。親、、、気をつけていきたいです。
以上「子供が消えてしまいたいと思う背景」でした。
ではまた🍀
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