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2023年2月に読んだ本【読書日記】

こんにちは😌

2023年2月は14冊の本を読みました。
内訳は、

  • 小説10冊

  • エッセイ1冊

  • ビジネス・自己啓発本3冊(すべてAudible)

どの本も出会えて良かったと思ってます。

今回は、2023年2月に僕が読んだ小説10冊をまとめた記事です。
各作品で、印象に残ったフレーズを1つ載せました。
あなたにとって響くフレーズがあるかもしれません。

1.『武道館』(著:朝井リョウ)


「正しい選択なんてこの世にない。たぶん、正しかった選択、しか、ないんだよ。」

『武道館』

2.『ラブカは静かに弓を持つ』(著:安壇美緒)

「信頼を育てるのが時間なのだとしたら、壊れた信頼を修復させるのもまた時間なのではと私は思います。ただ、壊れた原因がご自身にあったのだとすれば、きちんと誠意は見せて」

『ラブカは静かに弓を持つ』

3.『宙ごはん』(著:町田そのこ)

「若いころってのは自分がどこを歩いているのか、山を登ってるのか下ってるのかもわからないもんだ。横を歩く人間が自分にとってほんとうに大切かどうかも判断つかねえ。くっついたり別れたりするのは仕方のないことだ。一度別れてみたからって、真理にはたどり着かねえし、世の中そんなに簡単じゃないさ」

『宙ごはん』

4.『天龍院亜希子の日記』(著:安壇美緒)

「マサオカが君の想いに気づくことは一生ないだろう。だけど、君はマサオカを信じることで、自分が知り得ない誰かからの善意を信じることができる。自分が本当につらくて、どうしようもない時に、何の証拠がなくっても、もしかしたらこの世の誰かがどこかでひそかに自分を応援してくれてるかもしれないって呆れた希望を持つことができる」

『天龍院亜希子の日記』

5.『月の立つ林で』(著:青山美智子)

「新月に合わせて何かをスタートするとうまくいくって考え方は、昔からあるみたいです。でも、月の満ち欠けに興味を持ち始めてから感じるんだけど、自分でそうしようとしなくても、自然にその流れがくることがあるんですよ」

『月の立つ林で』

6.『店長がバカすぎて』(著:早見和真)

「一人の小説家にしか生み出せないものがあるように、一人の書店員にしか良さを伝えられない作品があるかもしれないし、そうあるべきなんじゃないかって私は思ってます」

『店長がバカすぎて』

7.『君のクイズ』(著:小川哲)

「世界は知っていることと知らないことの二つで構成されています。知っているということは、これまでの自分の人生に関わっていたということです」

『君のクイズ』

8.『早朝始発の殺風景』(著:青崎有吾)

「青春ってきっと、気まずさでできた密室なんだ。狭くてどこにも逃げ場のない密室」

『早朝始発の殺風景』

9.『夜のピクニック』(著:恩田陸)

「あえて雑音をシャットアウトして、さっさと階段を上りきりたい気持ちは痛いほど分かるけどさ。
(中略)
だけどさ、雑音だって、おまえを作ってるんだよ。雑音はうるさいけど、やっぱ聞いておかなきゃなんない時だってあるんだよ。おまえにはノイズにしか聞こえないだろうけど、このノイズが聞こえるのって、今だけだから、あとからテープを巻き戻して聞こうと思った時にはもう聞こえない」

『夜のピクニック』

10.『リバース』(著:湊かなえ)

「どんなときでも、行動と思いが伴っているわけじゃない。自分の行動がベストじゃないなんてことは、ほとんどの人が自覚してる。だけど、そうすることによって成り立つ世界もある。気付いていないことは指摘すれば改善されることもある。だけど、自覚していることを指摘されても、何も変わらない。むしろ、恥をかかされたって、相手を意固地にさせてしまうだけ」

『リバース』

読める時に読みたい本を読む

2月に読んだ本の中で印象的な1冊を挙げるとしたら『ラブカは静かに弓を持つ』ですね。

今は色んな作家さんの作品を読んでいますが、その中で特に気になったのは安壇美緒さんと青崎有吾さん。

3月は、本屋大賞ノミネート作の中で未読の2冊を読み、すべて読了したいと考えています。

読書ができること、色んな本に出会えることに感謝することも忘れないように。
「読める時に読みたい本を読む」のが今の僕のモットーです😌



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