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由比ヶ浜 伏木にからすてんてんと 言われて気付く源氏旅かな


由比ヶ浜 伏木にからすてんてんと

言われて気付く源氏旅かな

                                          柑咲

(ゆいがはま ふしきにからすてんてんと いわれてきづく げんじたびかな)


訳と解説:

  江ノ電に乗って鎌倉へ行く途中 由比ヶ浜を通り(終点「鎌倉駅」の二つ手前が由比ヶ浜)  そこへ行く前に、同じ旅で勧進帳(かんじんちょう)の土地 (富山県)伏木を訪れ、さらに鎌倉(神奈川)では からすてんぐを見るなど行きたい所をてんてんとした。  旅が終わって振り返ってみると、「源氏の旅だね」と言われ、そういえばそうだなと気が付いた。

〈何がどう “源氏“ 旅?〉

伏木・小松(富山と石川)・・義経(よしつね)という男が追われて逃げるときに通ったと言われる場所

由比ヶ浜・・義経の彼女、静御前(しずかごぜん)ちゃんが最期(史実の記録としては最期、)ここにおったとか、身を投げたとか言われている場所

鎌倉(神奈川)・・義経の兄ちゃんが幕府ひらいた場所、鶴岡八幡宮がまさにそれ。ちなみにこのとき、なんか気分がのらなくて鶴岡八幡宮を通りすぎ別の場所に行った。そのとき(弟の命 奪ってまで国拓いて、崇められたいかね)なんて思っていたら、このあととんでもない事になった!(いやほんままじで。)  その件については、気が向けばまたどこかで。長くなるので “時間セレブのケビン” にのみお届けしよう。(´▽`;)ゞ

からすてんぐ・・義経が子供の頃、京都の鞍馬山(くらまやま)という所で 烏天狗に強くなるよう特訓してもらっててんて。知らんけど。(←でた 他県民困惑ワード  (´ε`;)ゞ )


勧進帳(かんじんちょう)って何?

  義経が、兄ちゃんの怒りをかって、(「押すな言うたら押せ」やと思った義経が、「やるな言うたら、やれ」やと思って。いらんこと、いっぱいして。)

  全国的にトムとジェリー状態になって、たどり着いた場所が安宅(あたか)という関所(せきしょ)で、(門みたいなもん←そういうんじゃないから!)門番をしていた役人の富樫(とがし)くんの “部下” に、「あれぇ、もしかしてヨシツネさんじゃないですかぁ?」と義経ではなくイントネーション:ナベツネと同じような言い回しで、疑いをかけられる。

  疑いというかむしろ正解なんやけど、この時代の警察官、優秀すぎて尊敬しかないくらいやのに、そんなことはこの長い歴史の中においては、“さておいて”と さておかれ続けて。

(いや、さておかないで褒めてあげてよぉ・・(;´Д`)))

   義経…もといヨシツネ、ピンチ。窮鼠猫を噛んで、鯉口をみせて戦うか?どうしようと思っていたその時、ヨシツネの部下・弁慶(べんけい)が、ヨシツネのことをボッコボコにして、こいつが本当に ヨシツネさんならこんなことは出来ませんよ(部下が上司を殴りませんよ)と、疑いを晴らした的な話。

  富樫くんは義経を見てすぐにウォンテッド・ヨシツネと分かったが、弁慶の「あえて」の行動に「まさか」と思って「そこまでするか」とまじ感動(かんDO♪)

安宅の関所を通行OKにして、疑ってまじごめんなと「逆に」お酒振る舞ったらしい。

  歌舞伎の演目ではこのときの、取り調べの様子とか、弁慶の歩き方とかいちいち名前を付けていて、「山伏問答(やまぶしもんどう)」とか、「飛び六法(とびろっぽう)」とか言うらしい。

知らんけど。

(゜ロ゜)      (゜ロ゜)    Σ(゜Д゜)


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鎌倉の建長寺

からすてんぐさん、こんにちは。

(写真は当時のものです)


2014年7月2日(水) 制作


それではまたのちほど(* ̄∇ ̄)ノ




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