見出し画像

自分は障害者、でもまずはやってみよ。

就労移行支援を利用している理由

自分は就労移行支援を利用しています。
只今5ヶ月目です。

自分がそのサービスを利用している理由は複数あります。

  • 一人で就職することに困難を感じたから

  • 家族から独立したいから / 一緒にいたくないから

  • 社会に出たことがないから

  • 障害者だから / 就職先に障害の配慮がほしいから

  • 経験が少ないから / やったことがないことが多すぎるから

今回は一番下、
「経験が少ないから / やったことがないことが多すぎるから」について
語っていきます。

実は、自分がサービスを利用している最大の理由は上記のことです。



運命に逆らうな、時には従え

今の主治医にある一言を言われました。

「経験することは大切ですよ。
  物事を興味のある無しに関係なく続けてみましょう」


約1年前、アルバイトから少しずつ社会参加しようかと考えていた自分。

診察の数日後にアルバイトの面接を受けたのですが、
自身にパニック障害があることを伝えると
数日後不採用の通知を受け取りました。

職種にもこだわりが発動してしまい、
どうしても『この業界でやってみたい』想いがありました。

そこで主治医にあの言葉を投げかけられたのです。

『割り切って、とりあえずやってみよう』

ある意味、運命に従ってみました。
こういう考えは人生で行き詰まっている方々には刺さることと思います。


その数カ月後、
今の就労移行支援事業所を発達障害者支援センターから紹介してもらい
体験を1週間させていただき、利用を決意しました。



毎日発見、毎日びっくり

体験期間は発見と驚きの連続でした。

  • 初めてにもかかわらず、ミスが少ない / 手順をしっかり理解できる

  • 仕上がりが丁寧 / 質がいい

  • 声がはっきりしていて好感が持てる

  • 相手を気遣いながら作業できている

  • 手順を守りつつ自分の工夫を加えている

これだけ職員さんに褒められると
『なんだ、自分って意外とできるんだ』と自信がつきます。


一番驚いたのが「自分は手先が器用」ということです。

これまで友達にも、先生にも、両親からも
言われたことがありませんでした。

自分でも器用だ、と考えたことも感じたこともなかったため
この体験期間中で1番の発見でした。

このようなことが利用を始めると毎日起こります。

障害者の方で『誰かのためになにかしたい』と考えている方は
ぜひ就労移行支援の利用をおすすめします。



今日の記事を書くきっかけとなった書籍があります。


書籍を読み終えてとある言葉を思い出しました。

そもそも、やりがいとは「見つける」ものなのだろうか。
やりがいとは「見つける」ものではなく、
自らの手で「つくる」ものだ。

堀江貴文 ゼロより


やりがいはやってみれば勝手に見つけているー

今の自分は間違いなくそうです。

今行っている就労移行支援事業所の作業の中には当然
嫌な / やりたくない作業もあります。
しかし、楽しい作業にはふとやりがいを感じています。

『丁寧に作業できた、
  きっと納品先の人たちの作業がより効率的にできるだろうなぁ…』

こう思いながら、日々を過ごしています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?