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公教育が変わらなければ、睡眠第一協会が成り立たない。
昨日、改めて「睡眠第一協会」を勝手に作って入信しました(笑)
でも、相変わらず長男の中学受験、次男の小学校受験について悩む私にとって、この先「協会」の活動の障壁となるのが「塾」だな…と感じています。
受験熱が過熱するのは自然な流れ
子供の自由な時間を守りたい!
睡眠が第一!
な私が、何故「受験」に意識が向かったか?と言えば
・体験重視な教育
・ICT・英語等の充実
・専科の先生に教えて欲しい
・沢山の先生と接する機会を持ってほしい
・同じ位の学力の子が揃っている方が、最適な学びができるから
と言う所でした。
特にICTについては、私立の方がネット上でのマナー・モラルについても教育してくれる点が気に入っていました。
小学校受験に挑戦した理由はこちら
結果的に不合格となったので公立の小学校へ通っていますが、やはり次の中学受験についても絶賛迷い中です。
長男は公立小でとても楽しく過ごしていて、学校が苦手だった私とは正反対なタイプの様で良かったなと安心しています。
一方で学校から持ち帰る算数のテスト等を見ると、まだ1年生という事もありとても簡単な内容で「この内容に時間を費やす意味はあるのか?」と、ちょっと考えてしまう部分もあります。
「1 2 〇 4 5 〇 7」の〇に入る数字は何でしょう?
2 + 3 =?
この授業を聞いている時間、もうこの段階は理解できている子は読書してもOK!とか、そういうルールに変われば良いのに。
そう感じる事があります。
こうなると、「より子供に合う教育を求めて」と私立へ向かってしまうわけですよね。
また学校の先生側を見ても、私立は専科制で一つの教科だけ教えればすむので時間的にゆとりがありそうに見えます。
公立の先生が鬱になったとか、自殺したというニュースを多く見聞きする中で、子供にとって身近な大人である先生の心身が健康であってほしい!と願う気持ちも多々あるのです。
受験産業は子供の幸せなんて願っていない
受験をしよう!
そう決めたら、殆どの人が塾へ行くと思います。
でも、私が一番嫌悪感を抱くのは「塾にかける時間」です。
中学受験の場合、SAPIXのHPによると小6のカリキュラムはこんな感じでした。
平日 80分×3コマ/週2日 17:00~21:00
土曜 75分×4コマ/土曜志望校別特訓 14:00~19:00
日曜 「難関校SS特訓」(9月~1月までの18回) 9:00~18:45
平日、小学校で8時~15時位まで勉強した後に、塾で21時まで授業がある。
多くの受験生が小6位になると学校の授業中は居眠りしたり、欠席したりするそうです。
これって絶対におかしいと思うのです。
勿論通う塾にもよると思いますが、平日は寝不足、土日も勉強漬け。
これを国が規制しないのはどうかしてると思います。
つい先日、埼玉県による「虐待禁止条例の改正案」が話題になりましたが、「子供の留守番」よりも、受験産業の方がはるかに「教育虐待」なのでは。
因みに、小学校受験の世界においても受験塾で「志望校別授業」が平日の夜19時~21時にも設定されていました。
多くの授業は夕方16時~18時頃に設定されていますが、一部の共働き世帯から需要があるそうです。
確かに共働き世帯にとって16時に塾へ連れていく事は難しいです。
でも、4~5歳の子供が21時まで塾で勉強するってどうなのよ?って思います。
「需要があるから」という理由で、その時間に開校する。
サービス業であり、教育ではないと思います。
公教育の改革に期待
子供を受験塾に通わせている多くの保護者さんも、皆迷いや葛藤があると思います。
受験生の期間がどんなに苦しくても、その先に充実した学校生活が待っている!という期待もあるし、子供に対する想いがあるからこそです。
私も、まだ長男が小1なのでボンヤリ考える程度ですが、小3位になって周りが塾に通い出したら焦る気持ちが出てくることは間違いないです。
そんな中、私が当選直後から大注目していた芦屋市の高島りょうすけ市長が公教育の改革に着手されました。
詳細は是非記事を読んで頂きたいのですが、多くの保護者が「私立」に期待する事を、公立で実現していくイメージです。
9月に市長当選後100日を迎えたばかりなのに、市内全ての小学校の運動会を視察されたり、中学で生徒と一緒に給食を食べながら対話をしたり。
高島市長自身は、中学受験をして私立へ進学していますが
「教育改革を公立の学校でやりたい」と、他のメディアでも頻繁に話していました。
そして必ず横展開できるとも話しています。
私は芦屋市とは遠く離れた場所に住んでいますが、こういうリーダーが政治家として現れた事は凄く明るいニュースだと思います。
素晴らしい私立学校、素晴らしい習い事は世の中に溢れていますが、全員がそこを選択できるわけではない。
また、中学受験を目指す公立小の子供にとっては「小学校で過ごす時間」が最も長いわけだから、ここが個別最適化されたら時間のロスも減ります。
既存の価値観や慣習を変える事は大変だけど。
日本の未来に明るい材料を見いだせない中で、教育が変わらなくて良いワケがない。
そんな事を考えた朝でした。
最後までお読み頂き有難うございました。
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