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クィアな目でメタリカを見る
メタリカ、めっちゃゲイっぽくない? 実は最近、メタリカにドハマりしてしまった。それで暇さえあれば彼らの写真や動画を探っているのだが、たまにびっくりするほどゲイっぽい構図のものがでてくるので本当にびっくりする。もうここ数ヶ月そのイメージばかりが気になってしまい気が狂いそうになっているのだ。だってクィア研究マンだから...。なので本記事で一度メタリカをクィアの視点で徹底分析してみることにした。
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「LGBT」の枠にすら入れない「クィア」な人間としてメタルを聴く
「メタルファンにクィアはいない」ともう言わせんぞ 先日、中野信子の「メタル脳 天才は残酷な音楽を好む」を読んだ。私は都合が良すぎる話はどうにも信用しないタイプなので、メタルが脳にもたらす効果についての話は話半分で読んでいたのだが(申し訳ない)、氏が「女らしさ」に不一致を感じる女性としてメタルにハマった理由については非常に面白く読んでいた。しかし「メタルの世界観に共感しているレズビアンには会ったこと
もっとみるハードなロックが好きなレズが勝手に選んだレズビアン・ゲイソング11選
レズビアンやゲイを描いた音楽はいっぱい存在しているし、「LGBTQソング」として様々なメディアで紹介されている。
ただこういう所で出てくる「LGBTソング」はお決まりの「定番」がある気がする。もちろん私はディスコ系ソングもよく聞くし、Village PeopleもPet Shop BoysもBronski Beatも死ぬほど好き。めっちゃ聞く。クィアコア(いわゆるLGBTをテーマの中心においた
ロブ・ハルフォード『Confess』要約と感想①
大学の前期と就活がひと段落し、ようやく私生活に余裕が出てきたのでロブ・ハルフォードの自伝「Confess」を読むことにしました。誕生から現在まで音楽制作と私生活について...という一般的な自伝、かと思いきや読んでみると本文のかなり多くがロブのセクシュアリティと性の遍歴について割かれているんですよね。つまり彼のアイデンティティと音楽スタイルには自身のセクシュアリティが非常に大きな比重を占めているとい
もっとみる1998年5月のロブ・ハルフォードのカムアウト記事 翻訳
はじめましてMelonもとい狂(きょう)です。メタラーの姿をしながらロックとゲイのイメージに特化した研究をしている人です。(きっかけはDead or Aliveの80s日本公演...ピート・バーンズが男性ダンサーを従えて、それにみんながワーキャー言ってる、そんな画面に衝撃を受けて今ここにいるんです。私からすると”ゲイ差別ってなんだっけ”ってなる映像でした。)
本題に入ると、「ヘヴィメタルとゲイ」