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『荒木飛呂彦の漫画術』世界観・テーマの描き方|脚本が書きたい!!~脚本の参考になる本を読んでみる!編|

※この企画について
脚本が書きたい!!~脚本の参考になる本を読んでみる!編と題し、脚本を書く上で参考になる本を読み、内容をnoteにまとめていく。
おおもとの企画【脚本が書きたい!!】
『荒木飛呂彦の漫画術』の概要

世界観とは

世界観は「基本四大構造」の一つだ。漫画の場合、背景の絵がこれにあたるのだが、それはつまりキャラクターがいる場所、キャラクターを置きたい場所である。また、それは読者が浸りたい世界でもある。

読者は世界観に浸りたい
荒木氏曰く、読者はまず世界観に惹かれてその作品を読もうとする、キャラクターやストーリーに目が行くのはその後だという。すなわち、作品が受け入れられるかどうはすべて世界観にかかっているのだ。現実的な世界観であれ非現実的な世界観であれ、リアリティは欠かせない。言い換えれば、スジが通っている必要がある。例えば、西部開拓時代を描くなら、当時にはなかったテレビがあってはおかしい。

世界観の作り方(徹底調査・気を付ける事リスト・引き算《全部は書かない》)

世界観の作り方

では、どのように世界観を作るのか。端的に言えば、リサーチすることだ。描きた世界観の時代や場所ではどんなものがあり、それがどんなデザインだったのかなど、細かいところまで調べあげる必要がある。


テーマの役割と注意点

「テーマ」は「キャラクター」「ストーリー」「世界観」すべてを統括し、かつ、つなげる存在である。そして、注意すべき点は「テーマ」はぐらついてはいけないということ。具体例を本書からあげると、

『こち亀』の「テーマ」は大人でありながら子どもの心を持っているおまわりさんが起こす日常騒動のスケッチを描く、ということで一貫しています。
(本書217頁)

「テーマ」は作者の考え方などを反映した、作品の根本を支える存在なので、一貫していなくてはならないのだ。


本書について記すことはこれにて終了。
次回からは未定(現在2冊目を読書中)


最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

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