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「食事・運動・瞑想」の生活習慣が、余計な老化を防ぐ。【お金をかけずに健康長寿12】

お金をかけずに健康長寿を実現するための記事を、「ストレス」に注目しながら書いています。


前回は「寿命遺伝子とは何か?」ということについて述べましたが、


そもそも、確実に寿命を延ばす方法はあるのでしょうか?

このことに関して、神経科学者のダニエル・レヴィティン氏は『サクセスフル・エイジング』のなかで、人口統計学者が2008年に特定した、100歳以上の人口が最も多い4つの場所「ブルーゾーン」に住む人々の、

・身体的に活発で、ウェイトトレーニングや持久力トレーニングではなく、家事やガーデニングやウォーキングを生活の一部として取り入れている。

・意義があると思うことを実行し、生活に目的意識を持っている。

・ストレスのレベルが低く、生活ペースがゆっくりである。

・家族や地域社会との強い結び付きを持っている。

・適度なカロリー摂取量で変化に富んだ食生活を送っているが、そのほとんどが植物由来の原材料と高品質の食品に基づいている。

 という共通点を挙げ、

これらは全て、健康的なライフスタイルに関する私たちの知識と一致しているので、魅力的です。しかし、ブルーゾーンの存在が、そのようなライフスタイルに効果がある証拠になるわけではありません。この種の研究には多数の統計的欠陥があるからです。

としています。

つまり沖縄やイタリアのサルデーニャといったブルーゾーンに住む人々の生活様式を真似たとしても、寿命が延び、必ず健康長寿を実現出来るわけではないのです。

 

そして「100パーセント確実に健康寿命を延ばす方法は、本当のところはよくわかっていません」と述べているように、寿命を確実に延ばす方法を見つけることは難しいのです。

 
したがって寿命を延ばそうとするよりも、長期的なストレスによる余計な老化を防ぐ、メンタルを良好に保つことで老化のリスクを減らす、という戦略が必要になってくるように思います。


そしてそのために大切なのは、栄養バランスのよい食事、適度な運動、こまめな瞑想、さらには質の良い睡眠といった、日々の生活習慣の積み重ねであると考えられるのです。


ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます(^^♪



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