見出し画像

ラベンダー乾燥台ついに完成!&ラベンダーの初収穫!

本日な、な、なんと、、、!
ついに引き出し式ラベンダー乾燥台が完成しました!!
なので乾燥台製作続編記事です¥(^o^)¥

前回の記事は数日前のコチラ⤴︎⤴︎

縦のフレームに他の部材を組み合わせるためのホゾ穴を掘っている段階の記事でした!
でいよいよ昨日今日で各木材が組み上がり、形になり、、、乾燥台となる引き出しも付いていよいよ完成を迎えました!

では製作手順を追って見ていきましょう。

1.三方継ぎの仮組み

画像1

何度同じノコギリ作業を繰り返したのだろう、、、まぁ四角形の構造体を作るとなれば、最低8回の繰り返し作業が必要になるワケですね。
今回はそれぞれのフレーム接合を金属部品などに頼らず、三方継ぎを実践してみようと思ってのこの手順となりました。(ナゲー…

まぁここまで1週間くらい時間をかけましたが、完成させた自分偉い!笑

画像2

さてホゾとホゾ穴も全て揃ったことですし、仮組みしてみましょうかーということで!
まぁ素人の精度だとこんなもんでしょうか((笑
一応はハマりました、嵌め込むことに成功しました。

私の性格上けっこうキッチリ目に作るので、ヤスリでのはめ込み調整が大変でした。けっこう長時間ゴリゴリやってました。
それが災いしてか、のちに2度と三方継ぎをやりたくない惨事を引き起こすハメに…

画像3

三方継ぎは内側から見ると美しいんですけどね〜
縦フレームのホゾ穴彫りは中央部がどうも残ってしまうのか、キッチリとはハマらず1ミリほど隙間が空いてしまいます。
仮組みの段階に達しても調整、調整、調整が続きます。

そして聞こえてくるパキッ!の音。

ロシアの傑作自動小銃であるAKシリーズは作動不良を防ぐために各パーツをユルユルの遊びを持たせて作ってるそう。

それとは相反してカッチリ目に作ってしまった私の作品は、多少のグリグリを加えるとホゾが割れる惨事が多発。
ガッチリ押さえ込まれている細いホゾに大きく力が加わると、そりゃ割れます。年輪構造のはっきりしているSPF材ならなおさら。
仮組みしてる最中にパキッと音が聞こえてくるたび、テンションがダダ下がり。
繊維方向合ってるはずなんだけどなぁ〜〜〜〜〜〜
ナラ材とか広葉樹材で作ってるならまだ頑丈だったのかなぁーと。

修正については天下の木工用ボンドで接着したのち、かなり削り込んでスルスル入るくらいに調整しておきました。

画像4

でなんとか形に組み上げることに成功。これちゃんと自立してます…スゴイ!
でもこのままでは接合にボンドも釘も使ってないので各部外れてしまう状態です。
さて外れないように次の工程へと進みますよ〜〜〜っ!

2.キャスター足の取り付け

画像5

さてさて仮組みして安定させた躯体の底部にネジより細いドリルを使ってキリ穴をあけていきます。
キリ穴はホンット大事なもので、この穴がない状態でネジ/ビスを打つと木材が繊維に沿って割れてしまいます。比較的柔らかいSPF材ならばなおさらでしょう。
またこの穴に従って真っ直ぐにネジ/ビスが刺さってくれるありがたみもあります!

画像6

一番左の超細いドリルで仮穴をあけ、ネジより若干細いくらいの2本目のドリルでキリ穴をあけます。
そして趣味ですが黒ビスをチョイスしました。結局は見えない部分なんですけどね。テカテカのネジ頭は好きではないので…
釘を使わないのは、ネジ切りのあるネジ/ビスを使うと引っ張りに強くなる点と、何度か打ち直しが効く点を考慮しました。

この乾燥台は作業場の引越しを考慮して分解しやすく設計しています。

画像7

ネジを打つとこんな感じに。
キャスターが4本のホゾに対して固定役となっています。
これで安易に脱落・崩壊はしにくい構造となっているはずです!
ゴムキャスターなので絨毯/コンクリ床を問わず移動が可能!

画像8

キャスターを躯体4隅に打ち込んでよっこらせと起こしてあげれば、このような出で立ちに!!!ついに立ったぞぉぉぉ〜〜〜〜〜〜!!!

家の天井ギリギリまでのサイズに作っています。なので引き出し棚もたくさん設置でき大容量に!

3.引き出し/乾燥台の製作

画像9

さて躯体を組み上げたところで満足していてはラベンダーたちが無駄になってしまいます。続いて乾燥対象を載せる乾燥台本体の製作に移ります。
これがなくては話になりません。

去年乾燥台プロトタイプを作る際、買った農業資材の寒冷紗ネット
この余りがあるので、これを使います。
別に細い材をある程度用意しておいて、これでロアフレームとアッパーフレームにわけて作り、挟み込む形で乾燥台とします!

画像10

木材同士なので木工用ボンドで接着してしまえば、ネットごと強力にくっついてくれます。
でこのようにネットをフレームでサンドイッチし、クランプで押し固めているシーン。端に余り出たネットはカミソリ等でキレイに削ぎ落としました。

画像11

乾燥台の引き出し部分の詳細がわかるお写真コチラ⤴︎⤴︎
風通しを意識して狭くしすぎず、空隙を6.5cmあけることとして設置。

棚の支えは三角棒を使い、高さの変更が効くよう画鋲固定としています。
さほど重たいものが載っかる予定はないので、ガイドとなる三角棒をそこまでしっかりと接着することないなぁーと判断!

我ながら秀逸な設計だと思っています!笑(キリッ

4.完成、いざ実用の現場へ…!

画像12

さっそく本日濃紫(L.angustifolia 'Noushi')の収穫を迎え、ドライポプリor粉末にする試料を乾燥開始しました!

乾燥台のフレームに多量の細い木材を使っていて、この木材がホムセンで在庫切れになり。。。2段分しかありませんが随時作って増やしていく予定です。

さーーーてこの乾燥台にかかった費用の総額やいかに・・・!?

これつかう

この大型乾燥台にかかった費用総計は【¥9,735】でした!!

※Prototype(試作品)のため、さらなるコストの改良ができる可能性が十分あることに留意です。
三方継ぎはすごいめんどくさかったのであまりやりたくありません(笑)


ホワイトラベンダーを収穫したよ

画像13

去年は苗を植えつけてから1度しか花穂をつけず、大きく成長もしなかったのでどうしたどうした!と焦っていたホワイトラベンダーです。
が、今年は他のラベンダーたちと同じくペース揃えて開花を迎えてくれました。
いくつか花がつき始めたので例にならって収穫!という運びになりました。

画像14

日陰にもってくると青っぽく(緑っぽく)見えてしまうホワイトラベンダー。
ピンクラベンダーは赤みが強いホワイト!って感じなんですけどね。

画像15

今年は本数も多く、サイズもさまざまに花穂をつけてくれたので嬉しい限り!
大きいやつはしっかりドライにして飾ってあげよう!
ざっと収量は去年の4倍もあります。

画像16

白衣と似合いますね〜ホワイトラベンダー!
数増やしてこれから二次加工製品作ってやりたい!いや、やろう。

濃紫ラベンダーも収穫した

画像17

ついに開花が3割を超えたL.angustifolia ‘Noushi’を焦るように収穫。しっかし量が多い、多すぎる!
多くのラベンダー農家さんが鎌でバサッと刈り取るのもしみじみ痛感できる。

私の部屋も乾燥できる量に限度があるので限界が来ないか心配、、、

雨が降ってきたので急遽採れた分だけ仕分け作業に!

画像18

ドッサァ…エフゲニーマエダ史上かつてないほど山のように採れたラベンダー。
これをサイズと用途で分けるのかぁ、長い道のりだ。

画像19

Phil CollinsのEasy lover(live version)をリピート再生しながらモクモクやっているとこんな感じに仕分け完了。
特にデカくて立派なやつはドライ用に。葉っぱも防虫用品の検証用に取っておきます。

というのが今日一連の流れである。
ここまでくるとラベンダー農家ですよね。あ、いやまだ販路を開拓できてないので農家とは言いがたい。
石鹸やらオイルやら作ってそれを売らねば話にならないと思ってる。

まぁラベンダー乾燥台のDIYが完了したのもつかの間、お次はCreemaの栗山町コラボ企画用に作品をつくる作業が待っている。

毎日やる事があって、人生楽しいなぁ〜!

__________________________________

◼️Twitter : https://twitter.com/DIYpolca
●Instagram : http://www.instagram.com/sika_ring/
▶︎Creema(販売) : https://www.creema.jp/creator/3252280/item/onsale

若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。