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今年もぜんぜん雨の降らない小干ばつが到来。。。

えーと、本州では豪雨や抜けきってない梅雨時期に苦しめられてる最中の時期かと思います。
なんか今日は富山・北陸でゲリラ豪雨のニュースがやってましたね。

本州でラベンダーを育てるとなると、開花期にちょうど梅雨がぶち当たる今がまさに苦悶の時期かと思います。
本州でラベンダーを枯らすのはだいたいこの時期ですよね。

が、梅雨の無い北海道はというと、、、

干ばつのような雨の降らない猛暑期間が来てるところです。


6/13から雨が降らずどんどん気温が上がる日々

なんか嫌な予感がしてきたんですよ。

2021年にこんな記事をあげたんですが、覚えてらっしゃいますでしょうか。

この年の夏はマジな干ばつが来て、丸1ヶ月間雨の降らない農業的に最悪な気候となっていました。
そんな中ラベンダー農家では何をしていたかというと、ほぼ毎日(毎晩)水やりを繰り返していました。

幸いにもラベンダーの生命力によって枯らすことはなかったんですが、無職状態を生かさず水やりをしていなければ何株かのラベンダーを枯らしていたと思います。それぐらい異様な雨の無い時期だったんですよ。

なんかそれがまた来そうな気がしてるんですよね。。。

草地が赤茶けはじめた。。。

草刈り跡地に緑が復活しない状況

写真景色の奥にも見えてると思うのですが、数日前に草を刈った場所はご覧の通り赤茶けて雑草の若芽の復活がほぼ見られないようなレベルの乾燥状態なんですよ。
なんでも上で挙げた気象記録でも分かる通り、雨が降らず2週間。

もはや乾燥に強いイネ科クローバー根っこを深く張れた大きい雑草くらいしか緑緑していない状況です。

2021年はこれが1ヶ月間も続いたので、地面をいくら掘っても乾いた土しか出てこず、草刈り跡地でも砂地が見えてくるほどでした。

ラベンダーたちはというと、、、

早咲き系ラベンダーは見頃が到来

数日前からこの高温&乾燥状態を危惧して2日に一晩は水をダボダボあげるようにしているところです。
その水やり甲斐あってか、穂先がしなびる状態を避けて成長を続けられている状態のようです。

ただ数時間しっかり降り続く雨に対して人間の行う水やりでは、水の染み入る深さがどうしても及ばないので、1度水をあげれば数日は安心!ということにはならないのが現状問題なんですよね。。。

雨降りの何が良いかって、用土の10cm以下など深い部分にまで水分を行き渡らせてくれる長時間にわたる水やりをしてくれることなんですよ。

本日のお花たち

見頃を迎えている3号濃紫ラベンダーはまだ開花こそ見られませんが、蕾の向きが開いてきたのでいよいよという感じのようです。
ポプリを作るならもう収穫を始めても悪くない程度ですね。

一方の遅咲きに分類される丘紫ホワイトはまだ蕾の向きが閉じているのでまだまだといった状態でしょうか。

他のラベンダー以外のハーブたちも連日の晴れと欠かさぬ水やりのおかげで見事に花を咲かせています。美しいですよね…。

▶︎最近こんな本を読みはじめました。

いとうせいこうさんって意外と植物を可愛でる方だったんですね、驚きでした。
おいらことエフゲニーマエダの思ういとうせいこう氏というと、、、

TV番組シルシルミシルの挿絵カットに登場する悪意あるタッチのいとうせいこう氏

上田晋也さんMC務めるシルシルミシルという番組がやってたことがあるのですが、そこでいとうせいこう氏をよく見ていたイメージです。まさにこんなw

他にはラッパーもやってるのは知ってたんですが、まさか植物にも通じてるとは思いませんでした。
その意外性が1997年の著書を買わせた感じ!
そして自ら都会に住みながら植物を愛する人格を「ベランダー/verandaer」と呼称しつつ、独自の植物愛視点を書きなぐったエッセイ集のよう。

蒸留時間の合間に読み進めていきたいと思います。


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若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。