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蝦夷梅雨を受けて花茎が急に伸びはじめたウチの庭のラベンダーたち。

気づけばここ北海道も6月に入った途端雨の日が多くなりましたね。
どうやら俗に「蝦夷梅雨」と呼ばれる時期に移ったようです。

5月末まではめっきり晴れ続きでジリジリと日中気温が駆け上がっていくばかりの日々でしたが、6月に入って一点、しょっちゅうの雨降り日が目立ちはじめました。

まぁ植え替え後の継続水やりが省けて、ラクで助かるんですけどね(笑)

紫色にすら色付きが色付きがみられるようになった3号濃紫ラベンダー

ついこの間までラベンダーたちはまだ葉っぱがシルバーグリーンで、ようやく枝先に緑色が戻りはじめたか〜くらいだったと思うのですが、連日の雨を経てか、早いものですでに花芽すら立ち上がりはじめていました!

ところによっては紫色に色が出はじめていますね。

葉っぱを撫でるとしっかりとラベンダー特有の甘い香りもしますが、まだシネオール系のスーッとした成分(虫除けのために作る成分)が強い香りですね。リーフオイルっていうのかな?


とはいうものの、3号濃紫ラベンダーって我がラベンダー園でいうとかなり早咲き部類の品種になります。
おそらくシーズン最も早く咲く品種。

なので他にもわらわらといろんな品種がいるのでどないなっとるか、ざっくりと園全体を撮ってみました。(観察日記的なね!)

早咲き系品種たちを中心に。

メインに本記事おなじみ・育ちの早い3号濃紫がデカデカと移っちゃってますが、サイドのブルーアイス?は英国品種。
奥のナリサワは3号濃紫から生まれたとされる北海道発展品種。
ナリサワの遺伝を引き継いでいるようなので育ち方もかなり似ていて、もう花芽が立ち上がってきていますね。

遅咲き品種たちを中心に

対して3号濃紫やナリサワと同じ北海道品種ですが8月間際に花を咲かせる遅咲き系に類される4号オカムラサキなどその親子品種たち。
オカムラサキ白とバイオレットメモリーは4号オカムラサキから生まれたとされています。

奥に見える1号ようていも3号濃紫と同様に早咲き系に分類されています。
が、ついこの前やってきたばかりなのでまだ葉っぱの緑色が濃いもよう。
今年は開花時期が揃うか怪しいですね。。。(花の香りはピカイチです)

中咲きと早咲きを比べてみる。

こちらは同じ北海道伝統品種どうしでかつ早咲き・中咲きと分けられる3号濃紫と2号はなもいわ(中咲)

2号はなもいわは越冬でダメージを負ったくさいんですが、現状枯れ枝もなく葉っぱが充実してきています。(ヤッタネ‼︎)
しかし2号はなもいわは開花時期が3号濃紫より後期にズレる特性なのでまだ花芽の立ち上がりが低いよう。葉っぱの色も違いますね。

整備がまだ進んでいない研究園の奥より眺めてみる

ここら辺は今絶賛整備中なので、さっさと花壇のレイアウト配置し直したいよなーと思い続けてるホットスポット。

まだ旧型レイズドベッド式の花壇5号機が生き残ってるんですよ。
我がラベンダー園ラストに開花するラバンジン・グロスブルー(仏読みではラバンダン・グロブリュ)なのでまぁしばらく待たせててもいいかと慢心しまくってます。
そんな彼らも植わっている花壇の用土は大きく育てない排水性用土。
ちゃんと植え直したらどこまで大きくなれるんでしょうかね?



・・・と!!

ここ最近の雨つづきで雨嫌いのはずのラベンダーたちがしっかり元気に成長を遂げている姿をリポートできたかと思います!笑
ラベンダーもある程度大きくなるためにはどうも降雨が必要なようなんですよね〜
苦手とするのが多分人間と同じ、暑さ+高湿度環境なのでしょう…!

春からの畑のようすは以下記事の見出し画像なんかを流し見してくと移ろいが味わえるかと!並べときます!

んではでは!!

ラベンダー品種情報の発信SNS、オープン!!

若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。