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SIGNOTE18 これまでは個人研究を、SIGNATEでは人と関わっていく

SIGNATEの#オープン社内報『#SIGNOTE』第18弾は、Taas Solution Groupのデータサイエンティスト中江さんのインタビューです。HRの磯部さんにインタビューしてもらいました!🎙️

「SIGNATE Competition」とは
データを活用したアルゴリズムの開発をコンテスト形式で行うデータサイエンスプラットフォームです。各専門領域のトッププレイヤーが参加し、投稿される多数のアルゴリズムを比較して成果物を調達できます。
現在コンペティション参加者数は約9万人。SIGNATE上で投稿されたアルゴリズムは60万件以上となりました。企業のみならず、政府・自治体、研究機関においてもご利用いただいており、「アルゴリズム調達」「人材採用」「社員育成」「企業ブランディング」など、コンペティションを活用した課題解決が広がっています。


自己紹介

―こんにちは!HRの磯部です。本日は、中江さんにお話を伺いたいと思います。まずは簡単に自己紹介をお願いします!

中江 こんにちは、中江です。
滋賀大学とその後の滋賀大学大学院でデータサイエンス研究科を専攻していました。

ー確か、滋賀大学のデータサイエンス学部は日本で初めて設立されで、中江さんはその一期生ですよね。何故その学部を選ばれましたか?

中江 もともと経済学部に行きたかったのですが、経済学部の場合、就職先は証券会社や銀行マンが多いという話を聞きました。自分には、あまり向いてないかもしれないなと思って、結果データサイエンス学部に入学しました。

大学院では漫画の画風を研究

ー大学や大学院では、どんなことを学ばれたり研究されたりしていましたか?

中江  漫画の画風変化を研究していました。画風変化について説明すると、漫画家さんそれぞれに絵柄が違いますよね?例えば、鳥山明さんがワンピースを描いても、尾田栄一郎さんが描くルフィにはならないですよね。キャラクターの特徴を変えずに画風だけ変えられるのか、といった研究をしていました。

ーとても面白い研究ですね!それでは、最近の生成 AI にも興味がありますか?

中江 ありますね。ただ、結構計算資源を使っちゃうので、自分でカスタムするとなると今の家庭用じゃ厳しいかなと思っています。その計算資源についての問題がクリアになれば、完全に自分の趣味領域にはなってしまいますがやってみたいことがあります。
例えば、好きな漫画家さんの画風を学習させたら、画風だけうまく変わって、別のキャラクターを作り出せるのかな?とは思ってはいます。例えば手塚治虫が描く鬼滅の刃とかならできるかもしれないかなと。

ー手塚治虫さんの炭治郎ってことですよね。面白そうです!見たい方も多いのではないでしょうか。ということは、元々画像生成などに興味があったのですか?

中江 コンペティションによく参加しており、画像認識の課題にも挑戦していました。延長線上でGANが面白そうだなと思い、研究にしていました。色々自分なりに画像生成以外の研究も調べていましたが、研究中にStable Diffusionが出てきてしまったのでそこで若干くじけそうにはなりましたね。

ーそうなのですね!プライベートの話も少し聞きたいのですが、休みの日はどう過ごしていますか?

中江  中学高校大学まで水泳部だったので、今でも週 1 くらいで泳いでいます。あとお笑いにもはまっていますね。知人に誘われて大阪の劇場に行ってそこから面白かったのがきっかけです。東京の神保町にも劇場があるらしいので行ってみようと思います。他にも、自作PCを作ってみたいなと思うのですが、まだ踏み切れていないですね。

入社の決め手はインターンと社長面接

ー人となりが分かったところで、SIGNATEとの出会いを教えていただけますか?

中江  学部2年生の時からコンペティションには参加させていただいて、学部4年の12月頃にコンペティションをきっかけにSIGNATEのインターンシップに1か月間参加しました。面白そうだなと思って、そのままSIGNATEのアルバイトとして入社しました。並行して就活もしていて他の会社も色々みたのですが、一番SIGNATEが良いなと思い入社したというのが経緯ですね。

ーありがとうございます。どの点が良いなと思ってくださって、入社の決め手になりましたか?

中江  少し変わっているかもしれないのですが、他の会社と比べて社長面接で一番すらすらと話せました。ということはSIGNATEが一番合っているのだろうなと思い、決断しました。

ーそうなのですね!齊藤社長が研究者出身というのも関係があるのかもしれないですね。では、SIGNATEで働く前とその後でイメージが変わったところはありましたか?

中江  実は、最初の印象はもっと堅いイメージがありました。でもアルバイトとして働いてみて、思っていた以上に柔軟な会社で皆さんいい意味でフラットだなと思いました。そういったポジティブな印象の変わり方はありました。

ー中江さんは、インターン中から『SIGNATE Cloud』の教材作成にも関わってくださっていましたよね。どういった教材を担当されましたか?またどういったところが大変でしたか?

中江  Chat GPT講座と画像生成の教材ですね。あとは、基本的なデータ分析の棒グラフの使い方や、統計検定 2 級レベルの表題などを作りました。その統計検定の教材を作成したときが一番苦労しました。学生中に苦戦した分野だったので、どういう筋立てで教えたらいいか、構成についても半日時間を費やすなど、結構悩みました。とりあえず作ってはやり直して作ってはやり直して…を繰り返しました。納得いくまで試行錯誤してようやく完成できました。

データサイエンス、機械学習から得意分野を広げたい

ー現在はインターンの時とは違い、コンペティション側の業務をやられていますよね。

中江  はい、これまで個人で研究していることの方が多く、外部の方と接することがあまりなかったので緊張しています。ただ、とても大切な経験ですので、きちんと取り組んでいきます。
また、社内の他の部署の方とも、ちゃんと交流して仕事をしていけたらなと思っています。人数も少ない会社なので、いろんな業種の方と関わるには丁度いい機会だと思っています。

ー人数が少ないというのは本当にその通りなので、是非関わって頂けたらなと思います。自分自身こんなデータサイエンティストになりたいなど、将来のイメージ図や頑張っていきたいミッションはありますか?

中江  そうですね。まずはデータサイエンスや機械学習のスキルを使うのが得意なので、その得意な分野から少しずつ広げて担当領域を増やしていけたらいいなとは思います。まずは専門分野でやってみてからという感じですね。

ー最後に一緒に働く社員に向けてメッセージをお願い致します。

中江  僕は結構インドア派なのですが、周りの方とももっと関わっていきたいと思っていますので、声をかけてくださるとうれしいです!

ー中江さんの新しい一面を知ることができました。本日はありがとうございました!

🐣【Editor's Note】HR 磯部🐣
SIGNATE新卒第1号として2023年4月にご入社された中江さんは、『SIGNATE Competition』の学生ランキングでNo.1を獲得、Grandmasterの称号を持ち、データサイエンティスト界の期待の超新星として、SIGNATEでのご活躍を期待しています!
新卒採用は、働いた経験が無いためポテンシャルや人物面で採用決定することが多いですが、インターンで学生アルバイトとしてSIGNATEの『SIGNATE Cloud』の教材開発も経験しており、また『SIGNATE Competition』でスキル面も証明できていた中江さん。ご入社後、先輩社員とのオンラインミーティングをしていた際に、積極的に発言している姿を拝見し、スキル面はもちろん自信も兼ねそろえているのだと、とても頼もしく思ったことを覚えています。
新卒研修では、外部講師による社会人ビジネススキル、社長や副社長と1on1エール面談、Group横断OJTなど、新卒ならではのカリキュラムにご参加いただきました。感想では、「もっと学びたい。仕事に役立てたい。」と、高い意欲を感じました。
これからは、実践の場でつかみ取っていっていただき、さらなる活躍をしてくださることを、期待しております!


中江さんの仕事に対する姿勢は、SIGNATEが掲げている「Mission, Vision, Values」を体現していますね。
本日は、そこから「Vision【目指す世界観】」をご紹介します。

SIGNATEのVision【目指す世界観】
シンプルでスマートな社会に変えていく。
一人ひとりが楽しく輝くことで、社会は、よりシンプルに、よりスマートに人間中心の未来へつながると信じます。


SIGNATEでは一緒に会社を成長させる仲間を募集しています!

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DX、人的資本開示、リスキリングの追い風の中、AI・データ人材関連のビジネスを展開
1. 国内最大規模のAI・データ人材会員基盤を運営
2. 取引先は日本を代表する大手企業・国や行政機関
3. 東大IPCデジタルHDの支援下でIPOを目指す
4. ミドルステージスタートアップ
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