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【実行編】イノベーションとは、簡単に。④「目的の定義」のポイント

前回、実行編の初回として、イノベーション達成の簡易フローをテーマとしました。まずは、フローの全体感をなんとなくイメージいただけましたでしょうか。

さて、今回からは、各フェーズのポイントに触れていきたいと思います。
まずは「目的の定義」がテーマです。
とはいっても、世間で語られているような、通常の目的定義の留意事項は省かせていただきます。(目的と手段の違い等)
こちらで記載させていただくのは、イノベーションならではのポイントです。


上記のスライドもご用意しましたが、以下で補足していきます。

前回も簡単に記しましたが、イノベーションは達成過程において、目的への立ち返りが発生しやすいです。具体的なシーンとしては、進むべき方向に迷ったとき等の苦しい場面が多いです。そのため、「苦しい場面で頼りにするもの」という前提で目的を定義頂きたいですし、「実現性」と「想い(自身としてどんな新規価値を創出したいのか)」の両面を有していることが望ましいと思います。

なお、詳細は次回以降に触れていきますが、以後のフェーズである「ビジョン」や「手段」は適宜見直していく前提の全体フローとなっております。
一方、目的は基本変えないことをお勧めします。
ビジョンや手段に加え、目的まで適宜見直していくと、どこに向かって進んでいるのか・・・自身として、よく分からなくなると思います。(想いがあるなかでの堂々巡りほど、苦しいことはありません)

目的は取り組みの起点です。
そのため、個人的には、目的を変える=別の取り組みになるという解釈をしております。

では、次回以降は、フェーズを進めて、投稿していきたいと思います。


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