胡瓜と書いて「キュウリ」と読む。なぜだろう?
中国の歴史に「五胡十六国」という時代があります。
「胡」というのは中国の西域、シルクロード周辺に住んでいた人たちのことです。
名前に「湖」という漢字がついているのはシルクロードを通って中国に伝わったもので、胡桃(くるみ)、胡麻(ごま)、胡蝶蘭、胡弓(こきゅう)などがそうです。
胡瓜(キュウリ)の原産地はヒマラヤ山脈の南麓、ネパールとブータンに挟まれているインド・シッキム地方です。キュウリは、ヒマラヤ山脈を中心にして時計回りにインドからペルシャへ西進し、そこからシルクロードを通