オケラだって友達なんだ・・・本当かなぁ？

写真はオケラ、コオロギの仲間です。
モグラと同じように餌を求めて土を掘りながら生活しています。
体長は３ｃｍくらいでとっても柔らかいです。

バンザイするしかない　→　もうだめだ！　→　オケラになる

　お金がなくなることを“オケラになる"と言いますが、オケラが両手を上げてバンザイした姿が降参しているように見えるからです。
　ジャガイモに穴があいていることがあり、犯人は（たぶん）オケラなのですが、愛嬌があるので憎めません。
　雨の後の畑にはオケラが穴を掘って通った跡が膨らんで筋になっています。
　また、田んぼにお米の苗を植えるために水を入れてトラクターで耕していると、土の中から出てきて、あたふたと必死になって泳いでいるオケラがたくさんいます。

見たことがない人が多いらしい。

　農家育ちの自分にとっては小さなときからオケラは身近な存在です。
ところが妻に見せたところ、妻は「オケラを、初めて見た！」と言います。最初は「小学校の音楽の時間に“手のひらを太陽に”を歌ったでしょ。顔も知らないのにオケラは友達なんだといわれて不思議に思わなかったの？」などと言っていたのですが、どうやらオケラを見たことがない人のほうが多いそうです。

　考えてみたら、”ミミズやオケラやアメンボも友達なんだ“という歌詞自体に無理があり、それを不思議に思わず歌っていた（歌わされていた？）こと自体が不思議といえば不思議です。

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「　オケラだって友達なんだ・・・本当かなぁ？　」
第1版　2024年６月16日発信
 
オーガニック農園　株式会社　しあわせ野菜畑
代表　大角昌巳
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