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北海道ではジャガイモを5月頃に植えて9月頃に収穫する年一作ですが、本州以南では3月頃に植えて6月に収穫する春ジャガと、9月に植えて11月頃に収穫する秋ジャガの年二作が出来ます。 収穫作業は重労働で、春ジャガの収穫時期は梅雨と重なっていて大変だったのですが、昨年からジャガイモ堀り機を導入して、この作業がとっても早く、楽しく出来るようになりました。 ただ、この機械を使うのは1年間で数日です。レンタルはありません。このあたりが農業経営改善の課題です。 〇 〇 〇
6月は新ジャガの季節です。 収穫の時にそっとジャガイモを掘り上げると、茎とジャガイモが ヒモでつながっています。ヒモの正体は地下茎(ちかけい)でストロンと言います。 ストロンは栄養を運ぶストローで、ジャガイモはストロンの先が太くなった球根です。ストロン一本にジャガイモは一個できます。お母さんのおなかの中でとヘソの緒で結びついていた赤ちゃんと同じです。 自分たちにおヘソが残っているように、収穫後のジャガイモをよく見るとストロンの跡が残っています。 芽が出てくるところはへこん
イラストはキヌサヤ(絹さや)です。キヌサヤはサヤが光沢を帯びて柔らかく、サヤ同士をこするとキュッキュッと絹のような衣擦れ(きぬずれ)の音がするのが名前の由来です。 このキヌサヤが大きくなると何になるでしょうか。 〇 〇 〇 〇 キヌサヤは正確には「絹さやエンドウ」です。だから大きくなるとエンドウ豆になります。 エンドウ豆はグリーンピースのことです。それぞれに専用品種が開発されているので、キヌサヤ品種を大きくしても立派なグリーンピースにはならないし、グリーン