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「宇宙を貫く幸せの法則」 小林正観

「ありがとう」と唱えれば
誰よりも自分が豊かになります」



「宇宙を貫く幸せの法則」 小林正観


小林正観さんは


”宇宙の法則”=「こうするとうまくいきますよ!」


というような、幸せを感じるためのルールや法則というものをずっと研究してきました。(ちなみに正観さんは、自分自身でガチガチの唯物論者だと言っています。)


この本では、小林正観さんが「宇宙法則」を研究してきた結果


「もし、この法則を使いこなすことができたら、人生、面白くて仕方ないという状況になるでしょう」


と語っています。


その法則とは


「ありがとう」を言う。


「ありがとう の5文字には不思議な力が秘められている」


心を込めなくてもいいそうです。
ただ、口に出して言うだけでいいんです。


自分の口からでてくる言葉は、「言えば言うだけもう一度それを言いたくなるような現象が降ってくる」というのが宇宙の法則です。

心を込めなくてもいいから「ありがとう」をたくさん言っている人には、「ありがとう」と言いたくなるようなことが次から次へと起きてくることになります。


正観さんは「ありがとう」という言葉の力を調べたそうです。


東京の水道水を入れたペットボトルを2つ用意しました。


一つは「ありがとう」と書いたもの。


もう一つには、「ばかやろう」と書きました。


一晩置いた水を凍らせて結晶を撮影すると、あきらかな違いが出ました。


「ありがとう」のペットボトルは、宝石のような美しい結晶が。


「ばかやろう」と書かれた方は、かわいそうなくらい無残に変形したそうです。


いろんな水で実験をしたようですが、結果は同じだったといいます。


人間の体の70%は水でできています。だとすれば、良い言葉を使った方がいいですよね。気分も良くなりますし。


そのような「ありがとう」の言葉の効用を中心に、この本には「幸せの法則」が書かれています。


ただし


注意することがあります。


それだけ「ありがとう」を言っても効果をなくすことがあるんですね。


それが


否定的な言葉


つらい、悲しい、つまらない、いやだ、きらいだ、疲れた、愚痴、悪口、文句、恨み言葉、憎しみ言葉


人間は、否定的な言葉(つらい、悲しい、つまらない、いやだ、きらいだ、疲れた、愚痴、悪口、文句、恨み言葉、憎しみ言葉)だけを毎日言ったり浴びたりしていると、心身ともにダメージを受け、エネルギーダウンしてしまうらしい、ということがわかりました。

健康な人でも、肯定的な言葉を一切言わないで、ただひたすら否定的な言葉だけを言っている、あるいは浴びていると、三ヶ月ほどでウツ病になるようです。


とてもカンタンなようで、むずかしいです。


僕も、これを読んでからブツブツ「ありがとう・・ありがとう・・」と口癖のようにつぶやいていますが、ちょっとイヤなことがあったりすると、すぐ泣き言を言ってしまうんですよね。


いかに否定的な言葉を使わないようにするか


いかにたくさん、「ありがとう」と言えるか


今は、これに挑戦しています。


あと、留めておきたい「幸せの本質」が書かれていました。


「しあわせ」の語源は「為し合わせ」。「仕合わせ」でもある。

お互いにしてあげることが、「幸せ」の語源であり、本質です。


人生は「よろこばせごっこ」
それが幸せの本質なのでしょう。



【出典】

「宇宙を貫く幸せの法則」 小林正観 致知出版社


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