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ノンバイナリーの妊活

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ノンバイナリー(男女のいずれにも属さない性自認)の週末ひさこが妊活について考えるマガジンです。ノンバイナリーに関することを綴っていきますので、よかったらお付き合いください。最近は…
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#性自認

【男女二元論の世界で】ノンバイナリーの妊活⑤

【男女二元論の世界で】ノンバイナリーの妊活⑤

「私が何者でもない世界」への憧れが漠然とある。ジャッジをされない世界へ行きたい。

 弟夫婦に子どもが生まれた。ネット上で調べ物をすると、「男の子向け」「女の子向け」の文字が踊り、その人のジェンダーアイデンティティが見つかる前に、こっちでピンクやブルーのものを決めて渡すことが、ものすごく暴力に感じる。個人的な感想だが、海外でよく見る「ジェンダー・リビール・パーティ」を見るたびに少しずつ心が削られる

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女であることがたまらなく嫌になったアラサー妊活女が性自認について考えた

女であることがたまらなく嫌になったアラサー妊活女が性自認について考えた

昨年結婚し、妊娠出産を考えるタイミングになったのをきっかけに自分の性自認について悩み始めました。夫(男性・シスジェンダー)のことは大好きで、夫との子どもはほしいのですが、自分が「女」であることを強く認識するような妊娠や出産、子育てに違和感が出てきました。



先日こんな記事を書きました。私は子どもを産みたいのだけど、産みたくないというように気持ちが揺らいでいました。

夫と相談しました。「私の

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揺れる日々、妊活とフリーランス

揺れる日々、妊活とフリーランス

30歳を目前に控え、私は、子どもを産むかどうかを迷っている。
夫と話し合った結果、「考えは毎日揺れていいよね」というひとつの着地点を見つつある。だから、揺れる日々を記録していこうと思う。

私の悩みは、子どもはほしいけれども妊娠や出産などを経験したくない、その理由は「女であること」を強く感じてしまうから、というものだ。また、私は少しだけ、自分がXジェンダーではないかということを疑っている。

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