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インターンでエンジニアの実務経験を積んだ私がエンジニア就活ではなく普通の就活をする理由(3/4)自分で見つけて仕事を作る

石田さんプロフィール

石田圭介さん:大学1年生からプログラミングを始め、インターンで実務経験を積む。現在は普通の就活をしている25卒就活生。

石田さんnote : 石田佳介|note


次なるインターン

ーやっと苦労が報われた感じですね。

『まあ、そうですかね。で、今のインターン先の会社に入って、時給2000円ぐらいだったかな。しかもリモートもオッケーだし、朝7時から夜の10時ぐらいまでだったら、どこで働いてもいいよみたいな。』

ーもうめちゃめちゃいい条件ですね。

『そうっすね、そこで働くようになったんですね。そこ結構自由な感じだったんで、色々チャレンジさせてもらえるところなんですけど、そこに行ったのが、大学二年生から三年生にかけてですかね。』

ー濃密でしたね。一年間。

『そうですね。』

ーちなみに、なんかRubyが廃れて次何の言語が来るんですか?

『まあ、なんかいろいろ言われてるんですけど。結局、javaとかGo言語とか。一個の言語をちゃんと理解できるとほかの言語でそこまできつくないので。』

ーRubyをきちんとやりきった経験があるから、ほかの言語やりますっていっても一応大丈夫ってことですね。

『はいまあ、そんなに。「何書いてあるかはわかる」みたいな感じですかね。


自分で課題を見つけて、仕事を作り出す

ー今のインターン先はどの言語を使ってるんですか?

『それがですね。なに使ってもいいんです。

どういうことかっていうと、うちの会社って仕事が降ってこないんですよ。自分から行かないと、自分が提案しないと仕事がない状態なんですね。

で、いろんな管理部さんの仕事で「何か困ってることないですか?」とか聞いたりとかやってくんですよ。あとは事業部の方に「なんかこういう課題ですか?」とかっていうのを聞いたりとかするっていう。』

ー社内の人がお客さんみたいな感じなんですね。

『あとメディア系の会社なので、自分たちでメディアのサービスを立ち上げるとかもできます。』

ーそっち方面でもできるんですね。

『それは自分の好きなようになるんですけど、そうなった時に自分で提案したものは自分で設計したりとか、好きな言語を使って結果出すっていうのがあるんで。』

ーあーなるほど。自分で仕事を作るから、何を使っても良いよってことなんですね。

『結構大規模展開するんだったら、マネージャーに相談してって感じにやっぱりなりますけどね。社内の一部署を相手にするぐらいだったらなんでもいいよみたいな感じで。まあ、別に自分のやりたいことをやってっていう感じで。

そこでなんか、管理部さんって勤怠管理してるんですけど、「この人は何時から何時で働いて」みたいな、例えばシフトが午前リモートとかだったら、ちゃんと午前リモートの時間どうりで働いているかっていうのをチェックするんですけど、たまにシフト休みなのに勤務してたりとかっていうのが全然あるんですよね。それをこう目視で、手作業でやってたんですよ。それって今は会社に50人いるんですけど、50人だと一時間ぐらいかかる。

これ100人になったら2時間かかるわけじゃないですか。これが大変だろうっていうことで、自分が「ちょっと大変だったと思うんですけど、こうやって自動化しようと思うんですけど、どうですか?」みたいな。』

ーあー、そうやって仕事を作ってくんですね。

『あ、そうです。そうです。

それで「あ、じゃあぜひやってください」って言われて。「分かりました」って言ってやるみたいな。』

ーなんかこう、日本人からすると結構アメリカっぽいですよね。その仕事の振り方が。

『確かにそうかもしれないですね。アメリカっぽいのかもしれないですね。』

ー結構戸惑いませんでした?

『戸惑いましたけど、でも僕、そういうの結構好きなんで。』

ーじゃあ結構肌に合う感じのタイプですか?

『合いますね。』

ーどうやって仕事を作っていけばいいかみたいなところは困らなかったですか?

『もう聞いていけば自然と困ってることがあるみたいな感じでした。

例えばslack(ビジネスチャットツール)を見たらなんとなくわかってくるんですよね。毎日管理の人が勤怠の不備申請をslack上で聞いてるけど、「これ毎日やってんのかな?」とか思ったりする。「大変だな」って感じたりとかして、そっからこう話したりとか、そうやって相手の課題を自分で見つけて。』

ーそうやって仕事解決策を提案しててみたいなのが生まれてくるんですね。すごい良いインターンの環境ですね。

『相当いいですね。

他にも何かやったのがAWSっていう、アマゾンって実はサーバーとか、パソコンのそういう、いろんなサービスをtoBで提供してるんですけど、そこに会社がとんでもなくお金垂れ流したんですよ。ここのコスト最適化しようってこともやりましたね。』

ー40人ぐらいの規模の会社だと、学生にAWSを教えるというか、そういう立場の人っているんですか?

『いや、もういないですね。』

ー石田さんは自身はAWSについて分からなかったんですよね?

『いや、分かんなかったですね。最初勤怠管理の連絡の自動化とかやってた時にAWS触ってみたんですね。色々調べながら触ってて、ここからAWSをちょっと見てみたらとんでもない金額請求されて。

だいたい1万ドルぐらい請求されたんですよ。』

ー日本円だと…いくらだ?(数字に弱い鶏もつ)

『今日本円が140円ぐらい、一ヶ月140万払ってるんですね。絶対支払わなくていいんですよ。で、マネージャーの人に話してみて。「そうなんだよ、これ本当はやりたかったんだけど、やれないんだよね。」みたいに言われて。「じゃ僕やっていいですか?」って。

やってみたらすごくて、1万ドルから今4000ドルぐらいまでになりました。』

ーじゃあもう半額以下ですね。

『そうですね。半額以下になりましたね。』

ーじゃあほぼ社会人みたいな感じですね。

『社会人がどんな感じなのかちょっとわかんないですけど、たぶんそうなんじゃないですかね。』


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