今村柊一

妻と二人暮らしです。子どもは男の子が一人いました。タローという名のかわいいかわいいゴー…

今村柊一

妻と二人暮らしです。子どもは男の子が一人いました。タローという名のかわいいかわいいゴールデンレトリバーです。今は虹の橋でボクたちを待っています。ウェブサイトのURLが変わりました→ https://shirabe.sunnyday.jp/

マガジン

  • 信州史跡探訪

    60年暮らした東京を離れ、諏訪に引っ越して来ました。信州初心者が中信を中心に(ダジャレです、念のため)史跡を訪ねます。

  • ゴールデンと過ごした日々

    愛犬タローと過ごした日々を思い出しています。

  • シュウ☆クリームESSAY

    シュウとドレミのふつうの日常

  • 山に暮らして

    八ヶ岳に建てた家が住まないうちに築30年になってしまいました。いよいよ移住すると待っていたのはよんどころないDIYと庭仕事!!格闘する日々の記録。

  • ボクたちの冒険 / Autumn,2023 NYC旅行記

    ニューヨークの街歩きエッセイとカナダ旅行記

最近の記事

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7月のタロー

    • 芭蕉と芥川、その共通点は…/信州史跡探訪File011

      (旧中山道クロスバイク行)ここまでのあらすじ みどり湖駅からクロスバイクに乗って旧中山道をたどる旅もいよいよ終点洗馬に到着。 その1/みどり湖駅事件はこちら 芭蕉句碑 洗馬の集落の南の外れに小さな公園がある。これが今回のサイクリング最後の訪問地となる。 芥川龍之介は芭蕉のファンでもある。「芭蕉雑記」の中でこの句に触れている。 なぜか石碑と芭蕉雑記の引用とは微妙に違う。 洗馬駅に戻りバイクをオーリスの屋根に積んだ。 ここまでお読みくださったみなさま(複数ではないかも

      • +2

        次回いよいよ「旧中山道クロスバイク行」の最終回です。

        • 7月のタローカレンダー

        7月のタロー

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        • 信州史跡探訪
          11本
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        • 104.5 DEGREE
          7本

        記事

          洗馬という地名の由来/信州史跡探訪File010

          (旧中山道クロスバイク行)ここまでのあらすじ みどり湖駅からクロスバイクに乗って旧中山道をたどる旅は塩尻宿を過ぎ、かつての風景が残る桔梗ヶ原の南端を横切った。 その1/みどり湖駅事件はこちら 国道19号 旧中山道と国道19号が一致している区間を走る。国道19号線は他の幹線道路と同様に長距離トラックの通行量が多い。 郊外であっても日本の幹線国道を自転車で走るのはとても危険であるし、ボクのようにのろのろと走っていてはドライバーの迷惑にもなろう。木曽路に向けて緩やかに上り始め

          洗馬という地名の由来/信州史跡探訪File010

          桔梗ヶ原の二軒茶屋/信州史跡探訪File009

          (旧中山道クロスバイク行)ここまでのあらすじ みどり湖駅からクロスバイクに乗って旧中山道をたどる旅は塩尻宿から3km西にある現在の中心街大門を過ぎた。 その1/みどり湖駅事件はこちら 大門神社 旧中山道が下大門の四叉路で153号線と分かれてすぐに、その名も大門という名の神社がある。通りに面した入り口に工事用のバリケードや鉄パイプが組んであって「終わっちゃってる」のかなと思ったが、境内はキレイに草刈りもされている。 かつてこの境内で銅鐸が出土した。平出の集落が現在の大門付

          桔梗ヶ原の二軒茶屋/信州史跡探訪File009

          大門はどこ?塩尻鉄道不思議物語/信州史跡探訪File008

          (旧中山道クロスバイク行)ここまでのあらすじ 朝、みどり湖駅にクロスバイクを置く。洗馬駅に車を停め、JR中央線を使ってみどり湖駅に戻り、クロスバイクに乗って旧中山道をたどる旅は塩尻宿を後にした。 その1/みどり湖駅事件はこちら 旧中山道が斜めに国道153号線を横切る。 左の細道が中山道だが、おそらく住人でも知らない人が多いのではないだろうか。 100mほどで田川にぶつかり、まさかに橋は残っていないのでここでまた153号に合流する。 田川にかかる塩尻橋が5月からずっと工

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          鉤の手の謎を解く鍵/信州史跡探訪File007

          (旧中山道クロスバイク行)ここまでのあらすじ 朝、みどり湖駅にクロスバイクを置く。洗馬駅に車を停め、JR中央線を使ってみどり湖駅に戻り、クロスバイクに乗って旧中山道の旅を始めた。永井坂、永福寺などの史跡をめぐり、塩尻宿の中心街を過ぎる。 その1/みどり湖駅事件はこちら 鉤の手 冷たいお茶で生き返り、旧道が153号から分かれて直角に曲がる場所、その名も鉤の手にやってきた。駕籠立場とはふつう宿場と宿場の間や難所の手前で駕籠が休憩する場所を指すようだがここは宿場の中である。おそ

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          後は跡だけアトモスフィア/信州史跡探訪File006

          (旧中山道クロスバイク行)ここまでのあらすじ 朝、みどり湖駅にクロスバイクを置く。洗馬駅に車を停め、JR中央線を使ってみどり湖駅に戻り、クロスバイクに乗って旧中山道の旅を始めた。永井坂、永福寺などの史跡をめぐり、いよいよ塩尻宿の中心街に入る。 その1/みどり湖駅事件はこちら 塩尻宿 Myため池の持ち主、小野家の経営していた旅籠が残っている。1831(天保2)年の建築で国の重要文化財。 旅籠とは今でいうビジネスホテルのような機能を担っていた。公用の武家、行商人からお伊勢参

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          Myため池は史跡だろうか問題/信州史跡探訪File005

          (旧中山道クロスバイク行)ここまでのあらすじ 朝、みどり湖駅にクロスバイクを置く。洗馬駅に車を停め、JR中央線を使ってみどり湖駅に戻り、クロスバイクに乗って旧中山道の旅を始めた。永井坂、永福寺などの史跡をめぐり、いよいよ塩尻宿の中心街に入る。 その1/みどり湖駅事件はこちら さてさらに西に進むと旧中山道は仲町でいったん国道153号に吸収される。153号は交通量のとても多い幹線道路で緩慢なスピードの自転車は少々走りづらいほどである。 いてう屋の堤防 仲町の交差点に「是より

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          ブルーベリーに網をかける

          夏至が近づくと、しらべ荘の庭のブルーベリーが実をふくらませてくる。 何も世話してやってないのに、毎夏、次々と熟し続けて甘酸っぱいその味を楽しませてくれる。客があるときの収穫イベントにも活躍する。 もともとは30年前にしらべ荘を立てた頃、義祖父母や伯父、知人などに出資を募って苗木を贖い、収穫した実を送っていた。時は流れオーナーたちはみな鬼籍に入ってしまったが、木は元気に実をつけ続けている。 移住した今年の春は世話をしてやることができる。感謝をこめ、半日かけて古木たちの手入

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          旭観音堂!その名の由縁はやっぱり…/信州史跡探訪File004

          ここまでのあらすじ。 車を洗馬駅に駐車して電車で戻ったみどり湖駅を出発した旧中山道クロスバイク行。「塩尻峠の戦い」の首塚を経て塩尻峠の麓永井坂からいよいよ中山道に入りました。 「その1/みどり湖事件」へのリンクはこちら 柿沢高札場跡 中山道永井坂は由緒ある古道の風情を残す街並みが美しい。気持ちよくスイスイと自転車を流していたら史跡の高札場を通過してしまった。行きはよいよい帰りはこわい。急こう配の坂を戻る。 柿沢村の庄屋上條某が設けた高札場。屋根の裏側に掲げられた案内には

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          道祖神盗みの真実/信州史跡探訪File003

          その1のあらすじ 朝、妻を職場に送ったシュウは平出遺跡駐車場を出発。JR中央本線みどり湖駅の自転車置き場にクロスバイクを置いた。それから車でJR中央西線洗馬駅に行き、駐車場に車を置いて中央線に乗車し、塩尻で乗り換えてみどり湖駅に戻った。クロスバイクにまたがり、塩尻から洗馬まで旧中山道の旅が始まる! みどり湖駅事件/旧中山道クロスバイク行その1はこちら いきなり試練の上り坂。全体として洗馬までずっと緩やかな下り坂のはずだが、最初に訪ねたい永井坂までは少し塩尻峠方面に戻らなけ

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          みどり湖駅事件

          まずは時刻表と地図を駆使した十津川警部シリーズばりのスタート準備をご覧あれ(すみません!!自転車で走り出す前の事件記録でまだぜんぜん史跡探訪に入ってません。自転車にも鉄道にも興味のない方は飛ばしてください…でもホントは面白いからお読みになるほうがいいですよ(笑))。 6月某日 7時34分 妻のドレミを職場に送り、平出遺跡の駐車場でセットアップ。荷物をチェックし、自転車のアクセサリーはいったんリュックに詰める。 7時49分、JRみどり湖駅に到着。先週立ち寄って下調べ済。ふれ

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          武居城跡/信州史跡探訪1

          妻のドレミを洗馬の職場に送り、いつものように写生しながら時間をつぶすため安曇野に向かった。ところが朝日村まで来ると北アルプスに雲がかかっているのが見える。山が見えなければ無理に北上せず近場でよい場所を探そうと考え辺りを物色していると、サラダ街道沿いに「武居城跡」という小さな看板が目に入った。 案内に従って集落の細い道を抜けていくとなんとも長閑な景色が広がっていた。 信濃移住1年生の初心者としてはまず「三村氏」が初耳である。検索するとなぜか播磨の専門家による播磨屋ドットコム

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          ボクたちの冒険07/深夜のブルックリンブリッジを撮る

          ボクが「ブルックリンブリッジなめマンハッタンの夜景」を撮りたいと思うようになったのは他でもない。 初めてニューヨークを訪れた23年前に伯母の家のリビングに飾ってあったこの白黒写真を見たからである。おそらく70年代の撮影と思われる。「ブルックリンブリッジなめ」の「なめる」とは撮影用語で「前景に入れる」という意味である。 痺れるほどニューヨークを感じた。以来,この「ブルックリンブリッジなめ」の夜景を撮ってやろうと重い機材を肩に何度もチャレンジしてきた。この稿をお目に留めて下さ

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