異文化を学ぶことは自分自身を知ること

日本に住んで19年。

　いつしか僕は海外に行きたいな、という気持ちが日に日に高まっている。今春にする予定だった留学もコロナの影響で断念せざるを得ない状況になってしまった。

海外に行きたい理由は？

異文化に触れてみたい。日本の常識は海外で非常識な場合があったり、逆に世界どこでも共通なことが何なのかも知りたい。

日本だと失敗したら悪。たとえ挑戦したとしても笑い者にされる。多数派に流れてしまう。自分の気持ちを素直に表現できない。

これらのことが海外でも起こりうるのか知りたい。

環境が変われば自分自身も変わる。

変わる前の姿が自分自身であり、日本の文化、価値観しか分からない自分だ。

視野を広げ、日本とは違う価値観を持つ人や文化に触れれば自分も過ごしやすくなるだろうし、相手に対する見方も変わる。

自分が間違っていると思っていたことも否定しなくなるかもしれない。

人間には自分を基準に自分の考え方が標準で相手が特殊、相手が間違いだと単純に判断してしまう習性がある。

異文化に触れれば触れるほどこの習性は小さくなっていくはず。

自分という人間を知る機会になるはず。

文化相対主義を持つ人間になりたい。

文化相対主義　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分の文化も相手の文化も等距離から冷静かつ客観的に見る姿勢。