憧れを大切にしよう!【令和5年度入学式式辞】
本日【令和5年(2023年)4月7日(金)】令和5年度の入学式を挙行しました。
希望溢れる新入生は、どの方向を向いても無限の可能性に満ち溢れています。
これから立正大淞南の生徒として一緒に成長していきましょう!
1)入学式 校長式辞
満開の桜も葉桜へと姿を変えはじめ、ここ大庭宮山もこれから緑滴る若葉の季節へと向かう今日の佳き日、学校法人淞南学園 立正大学淞南高等学校令和5年度入学式を本日ここに無事挙行することができました。
ご家族の皆様、本日はご子女のご入学まことにおめでとうございます。
大切にご養育なされたお子様を本校にお預けいただき心より感謝申し上げます。
これから3年間、本校の教育活動にご理解とご支援を賜わりますようお願い申し上げます。
さて、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
数ある高校の中から本校を選び、全国各地から入学してきた希望溢れる皆さんを、学校を代表して心より歓迎いたします。
本校は、多くの生徒が勉強と部活動の両立に日々励み、サッカー部、野球部、射撃部、マーチングバンド部、eスポーツ部が5つの柱となって、常に高い目標を掲げて活躍しています。
特にサッカー部、野球部からは多くのプロ選手が誕生していて、エントランスにたくさんのユニフォームが飾られています。
互いに競い合い、助け合い、高め合う校風と礼儀正しいマナーを身につける意識が良き伝統となって全校に浸透しています。
2)ロールモデルを見つけよう!
今日、高校生としての扉が開いた皆さんに、高校生活を実りあるものにする秘訣を1つ紹介したいと思います。
それはロールモデルを持つことです。
ロールモデルとは、自分が将来なりたい理想の人物のことです。
お手本となる人の存在は、道標となって目標やゴールをより明確でリアルなものにしてくれます。
まずは直感的に
「すごいなぁ!カッコイイなぁ!」と思う人
「あの人のようになりたいなぁ!」と思う人
を見つけること。
そして「いいなぁ!」と思うところを真似ながら自分自身をアップデートしていくのです。
「こうすればもっと良くなる」
「自分は必ず良くなる」
とスキルアップを楽しむことが成長にはとても効果的です。
3)憧れを超えていけるように
このロールモデルを持つということは憧れを大切にすることでもあります。
憧れとは自分の理想とする物事や人物に強く心が引かれることです。
「ワクワクする!楽しくてしょうがない!待ち遠しい!」といった抑えきれない感情でもあります。
この憧れは意欲を盛り立てるばかりではなく、自分も自覚していない秘めた力、表にはまだ現れていない潜在能力を開花させるキッカケにもなります。
「憧れる」という自分の内なる羅針盤が指し示す方向へ向かう時「ワクワクする!楽しいなぁ!」と自動的に心が共鳴するに違いありません。
先日行われたWBC決勝戦直前、大谷翔平選手が「憧れるのをやめましょう。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」とチームを鼓舞し、侍ジャパンは世界の頂点に立ちました。
かつてWBCの選手に憧れた野球少年たちが成長し、憧れを追い越して、今度は世界の人々が憧れる存在になった瞬間はとても感動的でした。
皆さんにも将来そのような人物になってもらいたい!
憧れを掲げ、その憧れを超えていけるように…
さいごに
これから皆さんの成長の為に、私たち教職員は誠心誠意努力を続けてまいります。この立正大淞南でしか味わえない充実感に満ちた3年間を共に過ごし、新たな伝統を私たちと一緒に作っていきましょう!
前途に無限の可能性を持つ新入生皆さんのこれからの活躍を、今日お集まりの皆様と共に、大いに期待し、心からエールを送って私の式辞といたします。
3年間よろしくお願いいたします。
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