会計基準は法律ではない__1_

「消費税」はどうやって納税してる?

消費税について。

普段生活をしていると、何気にバンバン支払っている税金。

それが消費税。

間接税と呼ばれている税金で意識しなくとも、僕たちは普段何か買い物をしたり、水道光熱費など支払う度にこの税金を支払っている。

で、消費者(お客さん)の立場だったら
コンビニなど事業者に対して、レシートと引き換えに支払っているので、特に消費者側は消費税の税額計算について考える余地はない。

ただ、これがコンビニなどの事業者側となると話が違ってくる。

事業者側は、消費者(お客さん)に売上げて預かった消費税から、売上げるために要した、他の国内の事業者に支払った消費税を差し引いて正味の納めるべき税金を算出して、その税金を国に納めなければならない。

つまり事業者側にとっては以下のような算式が“基本的に”成り立ち、この算式に基づいて、国に納付すべき消費税を算出し国に納付している。


お客さんから預かった消費税(売上げに係る消費税) 

ー(マイナス)

他の事業者に支払った消費税(仕入れに係る消費税)

  = 国に納付すべき消費税


事業者はお客さんから消費税を預かって、その消費税から仕入れに係る消費税を控除して
国に納付している。

これが間接税と呼ばれている所以。

上記の算式は“基本的に”という文言があるとおり、その事業者の規模によって、また、その事業者の設立以降今日に至るまでの期間等によって、その算式等が複雑に変わってくる。

上記の売上げに係る消費税がいくらだとか、仕入れに係る消費税がいくらだとか、計算するのが、規模が大きい事業者(大企業等)となるとけっこう面倒。
日々の仕訳入力から大切になってくる。
(これは仕入れに係る消費税として控除できるものだとか、日々の仕訳入力から判定しないといけなくなってくるので。。)

また、今後、軽減税率やインボイス制度によって事業者側の消費税計算に大きな影響を及ぼす事が現状想定される。

免税事業者がいなくなるんじゃないか、、
中小零細企業や個人事業者にとっては向い風となるのではないか、、
などなど。

この辺り、僕が勉強して得た知識の整理を兼ねて、更新していきたいと思います。

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