自律神経とストレスの関係
こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。
今回のテーマは【自律神経×ストレス】です。自律神経系に関する記事については、このマガジンでまとめていくのでご興味ある方いらっしゃいましたら是非フォローをお願いいたします。
今回は「ストレス」について深堀りしていくことにしていきます。このテーマでの投稿内でも「ストレスは外部からの刺激」ということで紹介させて頂いておりました。ここらへんをもう少し詳しくお伝えしていきます。
○ストレスとストレッサー
実は今までストレスとここでお伝えしてきていたもの、そして、おそらく多くの人が「ストレス」と呼んでいるものは【ストレッサー】というものです。ストレスとは「外部からの刺激によって負担が生じるときに起きる反応・状態」のことなのです。
例えばからだをゴムボールで例えると、上の図のようにゴムボールを押すとボールは凹みます。この凹んだ状態が「ストレス」です。そして、凹ませている刺激が「ストレッサー」です。
こんな区別が実はあったのですが、一般的ではないので今後も僕の投稿では外部からの刺激等については「ストレス」と表記していくことにします。一応このような区別がされているんだということだけお伝えしておきます。
○ストレスの種類
ストレスって「悪いイメージ」を持っている人が多い気がしますが、必ずしもそうではありません。
例えば、スポーツの試合前に選手みんなが集まって円陣を組んで声を出して気合を入れるシーンを見たことがあると思うのですが、これはストレスです。
緊張することで底力を発揮したり、集中力を上げたり、適度なストレスがあることによって人はやる気や向上心を得て成長することができます。
どんなストレスがいいか悪いかは人によって違います。ただ、ストレスに苦しめられるだけではない、満足感や充実感を味わうことができるのもストレスであり、日々生きている中でストレスは存在するので、逃げることもできない、どうやって付き合っていくのかが大事なのです。
下にストレスの種類についてまとめたものを載せておきます。
○3段階に変化するストレスへの対抗力
全ての人がストレスに対抗力を持っています。ただし、この抵抗力は無限にあるわけではありません。ストレスがどんどん溜まっていくにつれて、ストレスに対抗する力は低下していくわけです。そして、限界突破してしまったら、心身ともに影響が出てきます。
ストレスに対抗する能力は3段階に分かれて変化すると言われています。
① 警告期
ストレスに対して身体が反応して、何かしらの異変を感じることが起きてきます。疲労感、ケアレスミス、イライラ、肩こりといったようなところです。
この時点でストレスを適切に処理することができることが望ましいです。
② 抵抗期
忙しいからというような理由で、ストレスが溜まった状態を放置していると、ストレスはどんどん負荷をかけてきます。それに対して、身体はなんとか持ち堪えようと抵抗するのです。
「抵抗できているので何とかなっているだけ」ということに気がつかないパターンが多いです。なので、急にガタってくることもあります。一言で端的に申し上げるとしたら「無理をしている状態」なのです。
③ 疲憊期
ここまでくると、日常生活に支障がでてきます。ストレスに対抗するだけの力はもう残っていなくて、完全に消耗しきってしまっています。この投稿で挙げた自律神経失調の症状が出るようになってきます。
程度がひどいと、うつ病や不安障害などの心の病気に発展していく場合もあります。
○ストレスには耐性がある
上でも挙げたように、どんなストレスがいいか悪いかというのは人それぞれ違うのです。感じ方や受け取り方が人それぞれなのは、その人が持っているストレスに対する【耐性】によります。
これはただ受け取る器が大きければいいわけではなく、どう発散するかというのも大事になってきます。
・性格、人格
・考え方
・環境
などなどで、その人のストレス耐性が変わってきます。ただ、これはどうしようもないものでもなく、その人の気の持ちようでコントロールすることも可能です。まずは、自分自身はどうなんだろうか?というような気づきを得る、把握するところから入ってみるのはいかがでしょうか。
補足ですが、ストレスに対抗するために必要な神経伝達物質として【セロトニン】があります。こちらについてはこの投稿でまとめていますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。
今回は以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
<stand.fm>
https://stand.fm/channels/5f523fd46a9e5b17f7280815
Instagramもやっていますので、こちらも是非フォローしてください^^
https://www.instagram.com/mental_fasting_diet/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?